2016/5/6-8
3日間団体の皆様と一緒に過ごしました。
初めての10人超で最初は少し不安もありましたが、今回の皆様は少し安心感もありました。
何故かと言うと、実は4月に日本へ一時帰国している時にすでにご連絡をいただいていて、
ちょうど住まいも近いことから事前にお会いして代表の方と直接打ち合わせが出来たからです 
こうして先に会っておくとさらにお互いに安心感があっていいですね 
顔が分かるだけでも大分違いますが、お話して細かい希望やご要望を教えていただき、
時間や予算もお話ししてついでに世間話も・・・なんて楽しいお時間をガイド前からさせていただき、
皆様も信頼してくださって私も自信をもってご案内が出来ました 
楽しかった3日間を振り返ります 
2016/05/6(金)
ポーランドはマユフカというゴールデンウィーク中で多くの人が連休にしており、
バスも一部平日にもかかわらず特別運行でルートが変わっていたりしていた日。
この日は夕方から大事な予定があるという事で
午前中から早速ワルシャワ観光へ!
ご宿泊先も別だったことからお迎えにいきながらみんな揃ってさあ出発!
★70歳以上の方は公共機関が無料です。
改札に来たらパスポートを提示すればOKです 
バスでビューンと移動し、まずは旧市街へ!
ちょうど聖アンナ教会でパイプオルガンコンサートが始まるところだったので
「聴きたかったの~!」という方もいらっしゃり
せっかくなのでみんなで入ることに 
実は私も初めて!
紹介してくれる人がなんと演奏者のカミル・ステチさん。
ご本人が色々説明して下さいました。
<聖アンナ教会でパイプオルガンコンサートを聴こう!>
この方は大統領専属?政府直属?のパイプオルガニストだそうで
今までにも色んな重役を任されていたらしくやっぱりすごい人。
パイプオルガンは誰でも弾けるわけじゃないのですよね。基本的にはやはり神学校や
ブラザー・シスターがいる学校(何て言うんでしたっけ…度忘れ :/ )で学ぶそうです。
教会でミサに出るように椅子に座って前を向いて、音楽を楽しみます。
※ここで注意ですが、足元に足置きのようなものがありますが、ここは足置きではなく、
ミサの間膝をついて祈る時間がありその時に使われるものです。
靴のまま足を置かないよう、どうかご配慮下さい。
私も夢のままでいいのですが、いつかパイプオルガンを弾きたいとずっと思いつつ、
聴いているだけでも好きなのでたまにミサにもついていくのですが
この日は知っている曲があったり、
このカミルさんご自身が作曲された斬新な曲もあって(でもすごくかっこよかった!)
行ってよかった、本当に聞けて良かったとご一緒させていただいた皆様に感謝です。
あまりの素晴らしさに動画を撮らずにはいられず、鳥肌立てながらも聞いていました。
画像が綺麗ではないですが雰囲気だけでもお楽しみください 
満喫した後はキュリー夫人博物館へ。
未だ生家の工事が続いていて、一時的な小さな博物館となっていますが、
パネルと展示物がいくつかあります。
キュリー夫人が座っているかのようなパネルもあり、ここでH様夢の記念撮影 
キュリー夫人が着ていたタイプの服なのでしょうか、
黒いワンピースですがギャザーが沢山入っていて、重そうです。
後ろから着るようなしっかりした服でした。
確か全部ホックで、「どうやって着るんだろう」「1人で着れるでしょうか」なんて話を
女性陣で盛り上がって話しましたね 
この後、旧市街を散策しながらお土産タイム!
すっかり写真を撮るのを忘れてしまいましたがおすすめの琥珀屋さんFIADで
みんなでわいわいアクセサリーを見せてもらいショッピングを楽しみました 
お昼休憩がちょっと急ぎ足になってしまいましたが、お土産を選ばれている間に先に走って席を確保し、
ついでに全部オーダーしておいたのでそんなに待たずに食事をすることが出来ました 
「アイスが食べたーい!!」
食後のデザートにみんなでアイスをパクッ!
ポーランドのこのタイプのアイスはとっても濃厚です 
「食べ歩きなんて何十年ぶりかしら・・・」
時代は変わるものですね。今でも人によっては食べ歩きは下品と言う意識が
あるのかもしれませんが、私はお祭りなどの屋台で買ったものを食べ歩くのが
大好きだったので、こうして散歩しながらアイスを食べるのも大好きです 
さあみなさん!そろそろ時間がありません!
本当は新世界通りを観光したかったのですが、実はこの日は一番大事なコンサートの日!
私にとっても遅刻させてしまっては大変なのでちょっと急いでホテルへ!
夕方のコンサートの準備に皆様をそれぞれのホテルへお送りしました。
皆さまお着換えがあるそうで、私はしばしホールでお待ちしていましたら、
「待っている間に・・・僕らが歌う歌なんです
」と楽譜を見せて下さったA様。
日本語の歌とポーランド語の歌も歌われるとのことで
沢山の曲がぎっしり入った楽譜。ピアノは習っていたので楽譜は読めますが、
合唱となると楽器は自分の体ですもんね。より分かりやすいようにでしょうか、
沢山のメモもあり、とても歌詞に気持ちがこもるのを感じました。
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そこに素敵に着替えられた皆様登場!
お揃いの洋服のお召しになり、S様は披露する予定という法被を着て見せて下さいました 
実はこの日、身内の不幸がありご招待していただいたコンサートに突然行けなくなってしまった
私にとっては、この時見せていただけたお陰で後で少しでも雰囲気を味わわせてもらえて
よかったと思えたのでした。

そして再びお迎えにあがり、会場であるショパン音楽学院へ!
トラム、バスを使ってなるべく体力を温存して向かいます。
ショパン音楽学院はショパン博物館の隣にあります。
今回の合唱コンサートのポスター
Chopin Pod Wiśnią
KONCERT OHORU HAGI PRZY
UNIWERSYTECIE TOHOKU Z JAPONII
今回の皆様は合唱団「萩」に所属している方々だったのです! 
この度ヨーロッパツアーをしているそうでドイツでの公演を終え、
ポーランドへいらしたそうです。海外公演なんてかっこいいですね!
ワルシャワ公演はショパン音楽学院でした。
私も初めて入るのでちょっとドキドキしながらも、入り口の方に部屋の場所を聞き中へ。
らせん階段で上にあがり、楽器を色んな所で練習しているのが聞こえてきます。
リハーサルする場所の名前はサラカメラルナ・・・ここだ!!
貼ってあった時間割にも「póba-chór Japonski garderoba 」
練習-日本の合唱団、荷物置き場 とありました 
まだ前の方々(アンサンブルでした)が練習されていたので少々建物内で待ちました。
私は何もしないのに何故か私までソワソワ緊張してしまいました。
中庭でなぜかマリオブラザーズが撮影をしていたのでしばらく見ていました。 
ジャンプしたり行ったり来たり、これもショパン音楽学院の生徒さんたちなんでしょうか? 
待っていると色んな方々が到着。
そして水やチップスが運ばれて「これは皆さんの分です、自由にお持ちください」と用意されて
それを皆さんに通訳。
「この水は炭酸、これはnieがついているけど美味しくないです、これが美味しいです!」
なんてちょっと出しゃばって私も準備お手伝い致しました 
続々人が集まってきたので私はこの辺で御別れ。
そして外に出た時には他のメンバーの方とご家族の方々がバスで続々と到着。
こんなに沢山の方がワルシャワに!とびっくりしました。
一瞬ここが日本になったような気分になり、
ついつい日本語で話しかけたくなってしまいましたがそっと帰ってきました。
コンサートを聴きに行けなかったことが本当に残念でしたが、
もしかしたらCD発売になるかもしれないとのこと!
それを楽しみに待っていようと思います 
1日目終わり。
つづく
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