ショパンにとっても詳しい娘さんとお母さまのお二人のガイドをしました。
ショパンが大好き!とのことで、この日は1日ショパンづくしコースです♪
ワルシャワでショパン観光と言えばおなじみのChopinPASSを予約して
ショパン生家博物館のあるジェラゾヴァヴォラと、ショパンが洗礼を受けた教会のあるブロフフ、
両方行きました!
ワゴン車は私たち3人と、途中乗ってきた中国人(?)男性二人組の5人で出発。
ワルシャワを出発した時は雨が降っていて、「ジェラゾヴァヴォラはどうかな…」と心配しながらも、
着いたら雨がやみ、むしろ晴れ間まで出てきました!:D !
「あれっ牛かと思った!笑」と娘さん。
お庭手入れをしていた方々の服装が白と黒のまだらで、一瞬牛に見えるような見えないような^^
いつも綺麗にしていて、おかげでいつ来ても美しい庭園が楽しめます。
クロッカスがポコポコと咲き始めていました。
シーズンオフだからなのか空いており、とっても静か。
「あ~!これだ~!」
この白い家が、そうショパンの生家です。
内部は改築してあるので壁面や天井の絵はなんとなくの雰囲気で作ってあるそうです 😛
いつも素敵な花が飾ってあります
サロンでは、レプリカのフォルテピアノ。
(グランドピアノのことをポーランド語ではフォルテピアノと言います)
「鍵盤が細長い気がする!!」
確かに言われてみれば現代のものよりも細長く見えます。
特に黒鍵がながーく見えるのは気のせいでしょうか?
一つ一つ、楽譜や手記をじっくり見学。
こんなに大きなネコヤナギ~!モフモフでした 🙂
魚はいたかな~? |
心地いい陽気でした! |
この花も面白い~なんだろう?
残念ながらまだこの時期はコンサートが開かれませんが、
お土産屋さんでたっぷり時間を使って♪
同行の中国人男性たちは飽きてしまったのかすでに入り口のベンチで座って待っていました^^;
さてさて、次は再びワゴンへ乗って聖ロフ教会へ移動です!
生家があるのはジェラゾヴァヴォラ(という地名)、
この聖ロフ教会があるのはブロフフというところです。生家から車で約10分程度。
残念ながら開いていませんでしたが外から見るだけでもとても綺麗な教会です。
ここでショパンはカトリックの洗礼を受けたのですね。
(開いている事は滅多にないのですが、一度だけ入れたことがあります。
その時の様子はこちらの日記からどうぞ!)
さて教会の裏へまわってみましょう。
この木の名前が未だに分かりませんが、
ワジェンキ公園にあるショパン像、あのショパンの隣で
ものすごくなびいているのもこの木だそうです。
左の高い所に見えるのはコウノトリの巣です。
ここにはいませんでしたが、帰りの車内からコウノトリがいるのが見えました^^
友人によると、一部はアフリカへ行かずポーランドで越冬するコウノトリも
いるんだそうです。専門家の下で屋内です 🙂
この木はなんてことだ・・・激しくヤドリギ(宿り木)に名前の通り
寄生されている~~~
いつみても不思議な形の木です。
どうして突然ワシャーっと細く枝分かれするんでしょうね? 🙂
池を望む聖ロフ教会。いい眺めです。
静かで落ち着く場所です。
聖ロフ教会は入れずに、かつ何の知識もなしに来ると30分もいられないのでは・・・。
そう、勿論中国人男性達はすでにワゴン車の前で待っていました。笑
余談ですがこの男性のうち一人が見るたびにサンドイッチを食べていて、
一体いくつリュックに入っていたんだろうと謎でした。
そしてどれだけお腹が空いているのかと・・・笑
ショパン博物館まで戻ってきた私たちですが、
博物館に入る前に腹ごしらえ。
ショパンが好きな人にはここへ是非行ってもらいたい!
Honoratka
ホノラトカ
ランチメニューもおすすめですが、最近はお気に入りのメニューが出来て、
ChopinMENUというものもおすすめしています。
お母さま、ここでポーランド流寒い時期のビールの飲み方、
ホットビールに挑戦!^^お味はいかがだったでしょうか♪
ChopinMENU「ポルチーニのクリーム煮」とっても美味しかった~!
もう一つ、写真を撮り忘れましたが、ロースト鴨とニョッキのディッシュ、
あとジュレックも一緒に頼んでお腹いっぱいになった気がします。
食べても食べても減らないジュレック。笑
量が見た目以上にあるのがポーランド料理です 😛
ご注意を!
ちょっと写真の色がおかしいのですが、
ホノラトカ近くの時計の博物館の所にある十二星座時計が
からくり時計になっていることをこの日初めて知りました。(人が月の間を移動しています)
バスでビューンと戻ってきて、聖十字架教会前を少し観光です。
今日もNowy Świat(ノヴィ シュフィアト)新世界通りが綺麗です 🙂
「どこで撮ろうかな~?」「そこそこ~」 |
コペルニクスとお揃いのポーズでパシャッ♪ |
「月に立ったぞ~!」
ここで流れるのは「練習曲ハ短調作品10-12」 |
聖十字架教会前のベンチではピアノソナタ第2番変ロ短調作品35、第3楽章「葬送行進曲」が流れます |
さて、いよいよお待ちかねのショパン博物館へ!
これはショパンがイギリスへ行こうとするときにフランス警察から承認をもらうためのパスポートです。
当然といえば当然なんですが、ショパンのサインって
まさにグッズになっているFChopinそのものなんですね。
(それをグッズにしているかた当たり前なんですがグッズで先に見慣れてしまって^^;)
英語堪能なお二人なので私が説明するまでもなく、とても楽しんでおられました。
ショパンを愛する人にとってどれだけワルシャワが重要な場所なのか改めて感じました 🙂
最後にショパン博物館前のお土産屋さんでお買い物。
大変申し訳ないことに最後急ぎ足でのお別れとなってしまったのですが、
ショパンに詳しい娘さんのおかげで色々教えていただき、また一つ勉強になりました 🙂
それと同時に今の中学生の生活というものも聞いてびっくりの連続。
今年で平成も28年になるんですもんね…2000年生まれだって16歳…
時代は変わっているなーまた大変そうだと思った日でした。
実は後日、ポーランドユダヤ人歴史博物館へご一緒させていただき、
もう1日一緒に会う事が出来ました^^
お母さまが足を痛めてしまい、ちょうど私の肩こり用にと以前いただいた湿布も
さしあげることができて、誰かから誰かにという思いやりの連鎖に
自分が加われてうれしく思いました。
O様、Cちゃん、楽しい2日間をありがとうございました!