ヴェルサイユからシテ島へ向かっている途中のメトロ1号線で、
20分間だけでしたが停電(?)で一時期電車に閉じ込められました。
ちょうどルーブル美術館駅でした。
あのご夫人のおかげで、とりあえず降りた私達。
メトロの入り口はこうしてメトロポリタンって書いてあるけども、
なんでだろう?
セーヌ川沿いを歩いてシテ島を目指します。
あいにくの曇り空と気温も少し寒くて、そんなに綺麗だとは思いませんでしたが、
大量の石炭を積んだ船が通ったときは、この船に目が釘付けに!!
すごい量でしたよ!
歩きながらずっと目で追ってしまいました。
ルーブル美術館の出口付近は人も多く、また錠を打っている黒人が多くて
なんでかな?と思ったら理由が分かりました。
「まさかみんな買わないよね」
なんて思っていたら、すぐ目の前歩いていたポーランド人カップル2組が
早速買っててびっくり!
買うのかい!
そしてペンを借りて、名前を書いて・・・
こんな風に。
この端はアール橋(Pont des Arts)と言って、歩行者専用の橋です。
ルーブル美術館とフランス学士院の間にかかり、レオス・カラックス監督の
『ポンヌフの恋人』で有名なポン・ヌフのお隣にあります。
パリの恋人のロマチックな場所・・・それにちなんでか南京錠かけて鍵はセーヌ川へ
投げ捨てるなんてことをしているそうですが、
数年前は、あまりにも多いので通行止めにしたそうです。
以前全撤去したそうですが、すでに数年でこの通りに・・・
パリの景観を守るため、パリ市としてはやめてほしいそうですが、
それでも後を絶たないそうです。
現在内側はつけられないように板が打たれていましたが
上からこうやって覗ける位ですから
全然対策になってないような気もします。
目の前には国立学術団体フランス学士院。
天気よければここもとても綺麗な場所だと思うのですが、
南京錠とそれをカバーする板にかかれた落書きのせいで景観を損ねますね。
私はこのグラフィックと呼ばれるアートがもともと好きではないのですが
おまけにこれらが必ずと言っていいほど公共の場に落書きとしてあるのが
許せません。
ワルシャワは比較的少ない気がしますが、それでもあります。
幸い教会には落書きされていないのが幸いです。
せっかくのセーヌ川との並びなのに・・・
こちら側は大丈夫です。^^
歩いていたら、とっても素敵なお店がありました!
まるでブックカバーの様な外観!!
道路の反対側で、近くには行かなかったのですが、
何のお店だったのかなぁ~
お土産屋さん?が沢山並んでいて、特に紙物が多かったのですが、
素敵なモノクロの写真だったり、
パリの町並みの絵だったり、昔の新聞だったり、
出来ることなら全部買い占めたいほど全部私の趣味どんぴしゃでした。
たまたまはいってしまったけどもこのおじさんはスコットランドの人なのかな・・・
パリの建物の上が少しだけ色が違くてちょっとすぼんでいる大きな建物好きです。
さて、すべてをスルーして足早に向かったのは、
サント・シャペルという裁判所の中にある教会。
建物はすぐに発見し、そしてすごい人。長蛇の列です。
が、しかし。ここは裁判所なのでまずその教会に行くまでにセキュリティチェックがあるのですが、
きっとヴェルサイユ同様そんなにしっかりやるわけじゃないんだけども、
効率が悪く、また人数制限して少しずつ入れるのでなかなか進みません。
そしてここは冬季は17時までしか入れないのです。
どうしても行きたかったのに・・・時間が足らなかった・・・
そりゃスタート11時からのヴェルサイユのあとじゃあね・・・はぁ。残念。
サントシャペル教会、内部はこんな素敵なところだそうです。↓
教会好き&ステンドグラス好きにはもう、ここは絶対行かなくてはと思っていたのですが、
本当に残念でした。
入場料も8,50€のところ、ミュージアムパスも使えるところだったのでフル活用したかったのに・・・
また一つ無駄にしてしまいました。
次パリに行ったら真っ先に行こうと思います。
*サントシャペルの詳細はこちらのウェブサイトがおすすめです↓
http://jams-parisfrance.com/info/saintechapelle/
ちょこんと見つけた建物についていた石版。
色合いやフォント、デザインがかわいいなーと写真を撮ったのですが
なんて書いてあるのかな??お墓??
そういえばお昼ご飯を食べていなかった私達。
サントシャペル教会は入れなかったし、おなかは空いたし、疲れた。
でも目の前にはどうしてもまた上りたいノートルダムが。
私の調べでは、17:30までに行かなければならない。
しかし彼が、「土曜日だから19:15まで大丈夫だよ!」というので、
土曜日かどうかまでは私調べてなかったかな?と
彼を信じることにし、レストラン探しへ。
毎度のことながらここでも喧嘩になりました。
さすがにパリでレストランまでいつもみたいに探しておくのは無理ですよ・・・
普通の人だったら、次に目に付いたとこ!とかこの範囲内で決める!のように
何かしら探すにしてもそんなストレスにならないと思うのですが決められない人。
そして私が決めても、無言でスルーして探す人。でも結局決められないので、
喧嘩の末、目の前にあったレストランに。
素敵なところだったのでちょっと気取って写真を撮りました^^
コースで20ユーロというのがあって、前菜はこの謎のおすすめを頂きました。
ピクルス?ズッキーニ?のオーブン焼き??
美味しかったのですが、これなんだったんだろう・・・
この後私はハンバーガーセットを頼んだのですが美味しかったです!
写真は、最近撮ろうとするたびに馬鹿にされるので撮れませんでした・・・
トイレがコイン式で、きっと観光客も使ってもいいけど有料ですってことですね。
さすがにお客さんは払わなくてもいいでしょ!と思って、
聞いてみたら案の定「これ使って♪」とコインをくれました。
よかった^^
ゆっくり食べたかったのにこれまた時間がなくてちょっと急いで食べて、
ノートルダムが19:15までしか開いていないので
すぐお会計して向かいました。