最近主人が普通とは違う食べ方にハマっています。

それはこのUSZKAを焼いて食べること
Uszkaは先日のクリスマスイブのディナーでも載せたものと同じ食べ物なのですが
普通はスープ、特にバルシチにいれて食べるものです。
メリークリスマス2024!Wigilia
小さなピエロギ(ポーランドの餃子のようなもの)で、
一番の定番はザワークラウトと茸のものです。
肉ではないのは、カトリックは金曜日やキリストに関する日はお肉禁止なのでその日にも食べられるようにかな?と思ったり
そもそもお肉自体が貴重なもので自分で飼っていない限り(もしくはお隣さんにでもいない限り)
自然とお肉は食べずに育ってナチュラルにビーガンで生きてきたという人もいるくらいなので、
今の時代だともうそうそういないかもしれませんが、
今50代だったら昔はそうだったよとまだ普通にそんな話も聞けます。
キャベツと茸という身近なものが定番の中身になったのかなとも思ったり。
肉もありますが、ポーランドの場合はひき肉を一度茹でで脂を飛ばしてペーストにしたものを
入れるのでパサパサのお肉のため、日本の肉餃子だと思うと全然違うのでご注意。
このザワークラウトとキノコの方が美味しいです

裏には、レシピ例として
キノコのスープに入れたり
マッシュルームに白ワイン、はちみつとドライプルーンでソースをつくって
これを茹でたものにかけて食べる、だったり
芽キャベツのスープを作った時にじゃがいもの代わりにいれてもいいよと
書いてあります

袋は最近日本のポテトチップ袋に折り方がのっていたやり方で
小さくすることにハマっています。
この折り方、小さい頃におばあちゃんにこの折り方で紙で栞をつくることを
教わったな〜とよく作っていたことを思い出しました
今までは結んでいたのですが、この方がもっと小さくなっていいかも

本来茹でるものなので、水を少し多めに入れて蒸し焼きのようにして柔らかくしつつ
焼いていきます。
ごま油を使ってより餃子っぽく
このウシュカ、主人と話していたのですが何がピエロギと違うんだろうというところで
少しでもお腹がいっぱいになれるように、あえて具は少しで
小麦粉をたくさん使ってくるむことで、貧しくてもお腹がいっぱいになれるからかな、と。
なるほど。ここでも小麦粉は本当に何にでも使うのですがこれも確かにそうですね。
中身が少しでも、もちもちの小麦粉のこの皮も美味しい。そしてお腹いっぱいになる。
ここにもすいとんのような、何かがちょっと違いますが
ポーランドにも小麦粉を練ってそれだけのものもあります。
それを茹でてそのあと揚げ焼きにする事も多いですが
あとはおそらくですがふかしたじゃがいもと小麦粉を混ぜたもののすいとんのようなものも
あります。
クネドレやクルスキなどそうした名前の料理があるのですが
要は小麦粉を練って茹でたもので、おやつにも美味しい冷凍もある定番料理です

ということで、出来上がった焼きウシュカです
uszkaはすでに複数形。ポーランド語がわかる方だとuszkaと聞いたらなんとなく耳ちゃんみたいな
イメージでとらえるのが最初にあるのではと思います
てっきり単数だと思っていましたがこれで複数だそうです。
味は中のザワークラウトとキノコの味付けがしっかりついているので
何もつけなくても食べられます。
私は餃子のようにお醤油+酢で食べるのも好きです
ちいさいのでパクパク食べてしまい、一袋あっという間に無くなっていました。
(お皿にあるのは2/3で、1/3まだフライパンに残っていましたが全部食べてしまいました)
主人も「これは危険だ!すぐ食べちゃう。」と満足な様子でした。
これは冷凍食品なのですが、フライパンで蒸し焼きでできるので
ピエロギより早く出来上がり、作る側からしても楽なご飯です
逆にこれだけで足りているのかわからないのですが
本人がこれで十分というので、やっぱりこの皮(小麦粉)効果かな。
またお腹空いたらその時に作ればいいので
食べたい時に食べるというのが我が家のゆるい食生活です
<余談>
あまりスーパーでは売っていないのですがネットスーパーだと買える大根。
そんな大根が届いたのですが、いつみても細くて、それが面白くて
また写真を撮ってしまったので載せておきます

テーブルが大きいわけではなく
この大根がこれ大根なの?ってくらい小さく細くて、

このバナナは日本の通常のよりはちょっと大きいバナナですが
バナナと並べてこれくらい。
日本の立派な大根と比べるとなんて小さきことかと
わかるでしょうか
そして、大根ってこんなに匂い強かったっけと思うくらい
冷蔵庫のなかもすぐ臭くなってしまう大根で、
すぐに1本はおろして冷凍して、(鶏肉と食べるのが好きです
)
もう1本はお味噌汁にしたり、しみ大根にしたりで
すぐになくなってしまうのでした。
ちなみに大根は私の周りの人は知っている人が少ないです。
ポーランドでは大根は白いラディッシュという名前で
赤いあのラディッシュ(ハツカダイコン=Rzodkiewkaジョトキェフカ)はとっても身近なのですが
それの白いもの(biała rzodkiewビャワジョトキェフ)というという名前で呼ばれています。
大根おろし美味しいのになぁ〜おろしポン酢なんて最高なのに。
と思いますが、
そうだポン酢もそもそもないんだった。
…いや!最近、といってももう数年は経ってしまうのかな、
キッコーマンさんがPONZUは出したのです!

キッコーマンのHPより
で、もちろん私も買ったのですが、これがまたね…
なんだろう?何が違うんだろう?
何かが違うのです。
今まではクックパッドに載っているような自作ポン酢ということで
醤油にライムだったりレモンだったりで混ぜてそれっぽいものを作っては
やっぱり違うと思っていたのですが
まさにそれで、ただ醤油とレモンという感じなのです。
醤油がだし醤油じゃないとだめなのかな?
あとレモンなのかライムなのか、酢も多分違うからかな…
ということで、日本で売っているポン酢も恋しい。
大根を見ると色々恋しくなるそんなモーメントでした。