11月1日今年は金曜日。ポーランドは祝日です。
今年もやってきましたポーランドのお盆「死者の日Święto Zmarłych」。
「諸聖人の日Wszystkich Świętych」とか呼び名は色々あるのですが、
私は分かりやすく「Święto Zmarłych」の方から
直訳したら死者の祝日になりますが、死者の日と呼んでいます。
バスでGO
毎年ながら「今年もリースを作るのを忘れてしまった…」と
言っている気がするのですが、今年はやる気は満々だったんです。
がしかし、10月中旬に主人から風邪をうつされてそれがどうやらコロナのようなもので
高熱と喉の痛みが続き、1週間ベッドから出られず…
そして熱が下がってからもしばらく体調は悪いままで買い物や物作りが出来るような
状態ではなく…
(本日同時にminneで販売したポーチは実はもっと早くに作ってあったものですのでご安心ください🌱)
お墓の近くはお店が色々出ています
ということで、1年で一番大好きなイベントハロウィンすらも何もせずに
すぎてしまったという状態だったのですが、
お墓参りだけは私も行きたかったので行ってきました。
我が家は2箇所あって、一つは恐ろしく広いワルシャワ市内の墓地。
もう一つは、以前住んでいたところにある墓地。
お墓に置く花を買います。
ぎっしりふわふわ
3色ミックスなんてのもあります。これにしました。
ふわっと袋に入っていく小さな菊の大きな鉢植え
墓地の中にも大体教会があります。
1日目は16時頃に広い方へ行きました。
ちょうど人が空いている時間帯です。
墓地の中の大通り。とにかく広い。調べたら113ヘクタールでした。
この日は快晴でいい天気の最高気温10度の日。
しかし午前中は風が強くて、夜も寒かったらあれだなと
今年初のロングダウンを出しました。(結果大正解でした!)
墓地の中でも食べ物を売っているお店がよくあります。
一番あるのはパンスカスクルカというこの日に食べることで有名な
練乳キャラメルです。でもポンチキや小さなプレッツェルなんかもあります。
道中ちょこちょこあるキャンドルスポットには常に人だかり。
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ポーランドではキャンドルがお線香代わりです。
大きさは大小様々、飾りがついているものもあります。
最近はLEDのもありますが、やはり本物の火がいいですね。このマリア像があるところはいつも一番
多くキャンドルが置いてあります。
そして常に人がたくさんいるので少し待ってから
私もこのキャンドルのあたたかさを
物理的にも心理的にも感じてきました。 |
マリア像の前に広がるたくさんのキャンドル。
そして大通りをしばらく歩き、
碁盤目のようになっているお墓を住所がわりの番号を頼りに入っていき、
ひたすらにお墓の間をてくてくてく。
「この苗字かっこいいな」
「この苗字おもしろいな」
「このお墓かっこいいな」
「ここはキャンドルがいっぱいだー」
いろんな人の名前を見るのが私は好きなのですが、
ポーランドのお墓は先祖代々ではなく家族、というよりほぼ夫婦のお墓なので
2人か3人くらいの名前が書いてあります。
後妻さんだったり、先に子供がなくなってしまったりとか、それぞれではありますが
大体3人までしか入れないので大きいところは
横に2列にして最大6人(一番深くに埋めてから大体3層だそうです)というところでしょうか。
棺桶大きいですからね。
お墓も大きいです。
16時に家を出発するとちょうど家族のお墓に着く頃に真っ暗になります。
先日サマータイムが終わったばかりなので、時間的には早く感じますね。
サマータイム廃止しようってEUは言っていたのに、結局それからもう何年たっただろう?
というよりサマータイムを廃止というよりは
サマータイムの時間のままもうそのままってことにしようってことなのかな?
その方がいいよね、でもサマータイムという時間が特別にあるということだから
これを無くすってことなのかな、やるとしたらどっちなんだろう?
と主人と話していました。
今年もよく歩いて、家からバスで移動し、帰りもバスなので歩いたのは
ほとんど墓地の中だけなのですがこの日の歩数は9,182歩でした。
距離にして約5キロ強。
いい散歩になりました😄
ハロウィンは終わってしまいましたが、私のハロウィンはこれから!
ハロウィンから始まるクリスマスまでがハロウィンです!🎃👻
でもハロウィングッズはもう売っていないのが悲しい😢
クリスマスにもまたお墓参りがあるので、それまでにリースを作りたいと思います☺️
死者の日1日目でした。