初めてカヤックをしました
<夏の思い出2024③>の続きです。
とっても気になる小道があったので入ってみると
そこには絵本のような
昔ながらの生活をしている民家がならんでいる地域がありました。

まず右手に見えてきた煉瓦造りの牛舎のようなもの。

もう使われていないのかもしれない。
白赤で色分けしてあるのはポーランドの国旗かな
?
ポーランドは花壇だったり、こうしたところだったり、よく国旗の色分けにしてあるのを見かけます

この緑の芝生と古いレンガの建物、焦茶の木との組み合わせ、
そして青空の色合いがとても綺麗で、とても平和な気分になりました。
聞こえてくるのは鳥の鳴き声だけ。
あぁ、なんて穏やかな景色なんでしょう
もし世界大戦がまたはじまってしまったとしても
ここの生活はきっと変わらずこのままなんじゃないかな。
と思うくらいでした。
私の日常とは違いすぎて、
でもここではこれが日常で、
特に私はポーランドで生まれ育ったわけでも無いので
ワルシャワでも十分日本での生活と違いすぎて
平和すぎると感じている毎日なのですが
そんな生活から遠すぎて
もはや戦争が起きても気づかないんじゃ無いかと思うくらいに
ここでの生活はとても平和に見えました。

今時な感じの若い女の子が電話をしながらどこかへ。
ここに住んでいるのかな。
もちろん、実際に住むとなったらすでに便利を知ってしまっている自分には
足らないことが多すぎて
きっと今以上に大変なのは想像に容易いです。

これ以上は本当にプライベート空間になっていそうなのでここまで。
でも、ここで生まれ育ってこれが普通だったら、
きっとワルシャワもなかなかいけない大都会で、
特に若い時は欲しいものだらけになるかもしれないけど
それでももしかしたら、
そういう欲にもそもそもいかないかもしれない。
もちろん人それぞれはあります。
足るを知る。満足する気持ちをもつ。
季節が変わるたびにあれもこれも欲しいと
つい新しいものが欲しくなってしまう私に必要な言葉です
足るを知らねば。
しかしですよ。
日本での生活では当たり前でそれで足りて知っていた日常が
色々ないところ(外国)にきたがために
このギャップをどうしても埋められないという
そんな現状に消えたものが懐かしく
そして寂しい気持ちなのです
あぁ、餡子が当たり前にある生活…
ポーランドでの普通といえば、
たとえばこうしてプルーンが庭でなっているということ。
これはプルーンが好きな人には天国。
ポーランドに来る前はそもそも食べたことすらなかったです
またりんごや洋梨も同様で家にあることが多い印象です

ちゃんとお世話されているというのもポイントですが
好きなフルーツの木が家にあったら嬉しいなぁ

主人には理解してもらえない私のワクワクしたこのお散歩。
街灯すらほぼありません。
きっと夜歩くのは少し怖いでしょう…
そもそも道路がコンクリートじゃないところが普通にあるのです。
コンクリートの道路はメインストリートだけ、それが田舎の風景。
右手にはワンちゃんがいて、しっかり番犬していました。
顔を向けると吠えるけども普通に歩いている分には吠えない。
ちゃんと見ている!えらいぞワンちゃん!!

シンプルで可愛いお宅。
こちらも緑の窓縁がかわいかったです。
こうやって色を窓やドアの淵についているのが好きです
戻ってきてちょっとしたお土産屋さんコーナーがあり、そのひとつに
ボレスワヴィエツ屋さんも。
やっぱり見てしまうボレスワヴィエツ
取り扱いはツェラミカアルティスティチュナ社のみのようでした。
最近は私はマニュファクトゥラ社の絵柄が好きなので
今回は目で楽しみました

これは別の日なのですが別の場所を散歩している時の風景。
このあたりはこうした木の家がよく見られました。
玄関のところに、もう一つ小さなへやのような、
ベンチがあるところがありました。
ここで談笑をするのかな
ちょっとお裾分けをもってきてそのままおしゃべりするのかな

こちらの家は柄がかわいい煉瓦の家。
木の家の方が古いと思いますが、煉瓦の家も十分古い家。

こちらの青い扉が可愛い煉瓦のお宅。

カヤックをした川に面した家で、庭にはハンモック。
日常的に川との生活で、いつでもあの綺麗な川を眺めることができて
観光シーズンはちょっとうるさいこともあるかもしれないけど
のんびり過ごせそう。
ちょっとこんな生活もしてみたいなぁと
リアルな生活を考えてしまった素敵な家でした

ヘンゼルとグレーテルをなんとなく連想してしまった煉瓦の大きな一軒家。
中は一体どんな間取りになっているんだろう

写真の右側の方をぐるっとまわって
川の先にみえる小麦を挽く建物があるという建物まで散歩。
おお牧場はみどり 草の海 風が吹く〜♪と
歌いたくなる、緑が生い茂って風に靡いている大自然風景。
そしてなんといっても平原。
山はなし。
これがポーランド
空が広いですね

さてやっと着いたところで実はここはカヤックで一度降りて進んだところです。

この建物。
そして博物館か何かになっているのかと思いきや、なんでもなくこの写真の部分で
機械で水力発電がなされているということでここだけで
建物の方は中にも入れずなんでもない…わけではないのかもしれませんが
使われている雰囲気はない煉瓦の建物でした。
ということで、
中にも入れないので人々を観察したのち戻りました。

よく水彩画の書き方で見たことある針葉樹林。
本当にこうやってあるんだな、と本物を見た気分でした。
(いや、まさに見ていたのですが
)
そしてボチャン(コウノトリ)が中央にいるのが見えるでしょうか

そしてこちらにも。

それから林でも散歩をしました。
林ではいろんなきのこに出会いました。

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