今日はポーランドに住んでいる方へ荷物を送りたい方へ
初めて外国へ荷物を送る方に、どうやって送るのか、どんなものが送れるのか、
重さの違いや値段などを書いておこうと思います😀
送り方の種類は色々あって、
EMS、国際小包、小形包装物、国際eパケット、国際eパケットライト、船便と
種類もいろいろありますが
私がいつも友人と物々交換したり、実家から荷物を送ってもらうときは
小形包装物または国際eパケットで届くことが多いです😄
しかし現在はコロナから情勢の不安定さもあいまって
SAL便が使えません。安くて早いのでよかったのですが早く復活して欲しいです。
ここでまずは禁制品(送れない物)を確認しましょう。
<国際郵便として送れない物(全世界共通)>
・スプレー缶
・香水
・花火、クラッカー
・アルコール濃度24%以上を超える日焼け止め
・マニキュア
・アルコール濃度24%以上を超えるヘアトニック
・アルコール濃度24%以上を超えるアルコール飲料
・電子タバコ
・モバイルバッテリー
<禁制品:ポーランドに送ることが出来ないもの>
詳細はこちらの郵便局のページをご覧ください。
一部抜粋します。
・不潔な古着
・栽培用植物、種、切り花
・硬貨、紙幣、旅行小切手などの書留通常郵便物
・肉製品、乳製品(日本の検疫証明書がある場合はOK)
例えばベーコンそのままとか、ジャーキーとかそうしたものが駄目ということですね。
旅行として荷物として持っていくのと、郵便として送るものとしてでは
少しルールが違います。
送るものの方が厳しいのですが、基本的には常識的に考えられるものなので
発火が心配されるもの、種、肉類だと思っておけば、大抵のものは大丈夫です。
🌷🌷🌷🌷🌷🌷🌷🌷🌷🌷🌷🌷🌷🌷🌷🌷🌷🌷🌷🌷🌷🌷🌷🌷🌷🌷🌷🌷🌷🌷🌷🌷🌷🌷🌷🌷
さて送り方ですが郵便局のHPを参考に書いています😄
知っておくべきこと、比べるものが多すぎて長くなってしまいましたが
これを読んでおけば、ポーランドに荷物を送るのは完璧になるはずなので
時間の無い方は先にHPご覧になると丁寧に書いてあるのでそのままいけると思います。
とりあえず、どんな手順があるか先に見ておいた方が
実際データを作るときに気分が楽だと思うので、時間がある方は
ぜひ参考に見ていってください😉
てっとり早く料金を知りたい方は
郵便局:国際郵便:料金・日数を調べる・海外の料金表のこちらのページをご覧ください。
↑画像をクリックすると新しいタブで郵便局のHPが開きます
しばらく外国へ荷物を送っていないかたにも要注意なのですが、
今はなんと伝票が手書きでは送れなくて、
パソコンまたはスマホで先に入力をしていくか、
もしくは郵便局にある機械で自分でデータを入力して伝票をつくらなければなりません😯
しかも全部<英語>でです!
これは通関電子データと呼ばれるそうで、通関電子データを作ります。
パソコンからやるやり方と、スマートフォンからのやり方と2つあるようです。
違いは以下です。(郵便局公式HP:国際郵便マイページサービスより)
項目 |
パソコン版 |
スマートフォン版 |
1回の差出しで記載できる内容品数 |
60項目まで |
60項目まで |
ラベルの印刷 |
ご自身のプリンターで、A4用紙に印刷する
|
郵便局にある「ゆうプリタッチ」を使用して印刷する
- ゆうプリタッチがない郵便局で差し出す際は郵便局員に印刷用番号(お問い合わせ番号)をお伝えください。
- 二次元コードの代わりに印刷用番号(お問い合わせ番号)が表示された場合は、その番号を郵便局員にお伝えください。
|
その他の特徴 |
過去に作成した履歴を使って新しいラベルの作成が可能 |
会員登録しなくても利用が可能
※会員登録すると次回からの入力が簡単になります。 |
パソコンがなくてもスマホから出来るのはいいですね😄
でもパソコンとプリンターがある人は、家で全部準備してから行くと一番楽だと思います😀
「ゆうプリタッチ」というのは、メルカリ便とかかんたんラクマパック、ヤフオクのおてがる配送を
使っている方のお馴染みのアレです。
ゆうプリタッチの機械👀
そして肝心の通関電子データの作り方は
パソコン版の方はこちらの郵便局のページに書き方について画像付きで一つずつ
説明が書いてあるのでご覧ください👀✨
スマートフォン版の書き方についてはこちらのページからどうぞ。
ここで、
まず通関電子データを作るにはアカウントを作らなければならない!
というより国際郵便だすならもうこのアカウントから伝票作るしかないので
アカウントは作っておくと便利です。
ということで作りましょう😀
🌷🌷🌷🌷🌷🌷🌷🌷🌷🌷🌷🌷🌷🌷🌷🌷🌷🌷🌷🌷🌷🌷🌷🌷🌷🌷🌷🌷🌷🌷🌷🌷🌷🌷🌷🌷
<通関電子データを作るために国際郵便マイページを登録しよう!>
<はじめての方>の<個人のお客さま>で進みます。
↓
ページを埋めて、利用規約に同意すると仮登録になり、
登録したメールアドレスに本登録用のリンクが届きます。
🌷🌷🌷🌷🌷🌷🌷🌷🌷🌷🌷🌷🌷🌷🌷🌷🌷🌷🌷🌷🌷🌷🌷🌷🌷🌷🌷🌷🌷🌷🌷🌷🌷🌷🌷🌷
これで通関電子データを作れるようになりました!
このまま早速送り状の作成をしてみましょう。
国際郵便マイページからログインします。
↓
(一部個人情報が入っているのでそれを切り取ったスクリーンショットです)
するとこんな画面に入れるので、ここから送り状作成に行きましょう!
↓
①まずは自分の住所を入力します。
自分の住所を下の段で登録も出来るのでそちらから進んだ方が後が楽ですね。
どっちにしても次のページは同じ内容です。
↓
自分の住所を入力していきましょう。
※すべてはアルファベットで!
書いていて「うっかりしていた!これは外国用だった!」と思ったのは
住所の書き方が番地からと、
すでに外国仕様になっていたからでした。
郵便番号をいれたらオートフィルで入ってしまったので「おや?」と後から気付きました😂
間違えの無いように書き終えたら次へで進みます。
↓
すると、自分の住所がアドレス帳に追加された画面が出ましたので、
入力したものを選択して次へ進みます。
↓
②次はお届け先の住所を書きます。
ポーランドの場合、アパートに住んでいる場合は部屋番号が英語でいうところの
「No.」にあたるものが「m.」です。
また住所に必ずあるであろう~通り(英語のstreet)を表すul.が最初につきますので
それらを忘れないようにしましょう。(でも無くても届いたことはあります😃)
住所3のところにWarszawaとか、Lublinとか、都市名が入ります。
次に進みましょう。
↓
するとお届け先の住所も登録されるので、それを選択してまた次へ進みます。
↓
③内容品登録
まず発送種別の選択になります。
それぞれクリック出来るので見てみてください。
今回は、私が普段お願いしている安く送れる2kgまでの「小形包装物」が
手軽なのでそれで試しに作ってみようと思います。
小形包装物をクリックするとこのような画面になります。
下に色々出てきましたね!
ここで一つずつ内容品名や単価、個数を書いていくのですね👀!
これはちょっと大変だ👀
内容品の入力に英語訳が分からないかもしれない…と思っていましたが
親切に
<内容品の英語・中国語訳(単語帳)>なんてものまで用意されていました。
そのページをリンク↑させてありますのでこちらを見て
メモしながら書いてください😉
パソコンから見ている方は、品物がたくさんあって探すのが大変なので
開いたページで「Ctrlボタンを押したままF」を押すと、その開いているページ内の
単語検索が出来ますのでやってみてくださいね😉
(例)50音順でこんなものが載っていました。
おかき、お煎餅 Rice Cracker
風邪薬 Medicine for Cold
カップ麺 Instant Cup Noodle
乾燥わかめ Dried Wakame Seaweed
キーホルダー Key Holder
きなこ Soybean Powder
雑誌 Magazine
シール Stickers
するめ Dried Cuttlefish
だし Dashi soup
だしの素 Instant Broths
海苔 Laver
ピアス Earring
ポーチ Pouch bag
もち Rice cake
和紙 Japanese paper
などなど。
その前に
<送り方のそれぞれの違い>
さて、送り方はどれを選べばお得なんだろう?というところです。
重要なのはサイズと重さです。
重さが10gでもオーバーしてしまったら次の料金区分帯になってしまうので
「同じ料金ならもう一つ多く送ってあげられた~😢」と郵便局での計りと
家での計りが違ったときにいつも思います。
せっかく同料金なら少しでも多く送りたい👀✨
発送方法によって、料金形態が100g刻みや1kg刻みなどあります。
基本的には2kgまでのものが送料もお手頃で済むのでおすすめです。
ただ2kgってダンボール自体の重さ、ガムテープの重さをいれると
あっという間なので、注意が必要です。
2kg以上になる場合はぐんと値段があがります。
▽リンク先はどれも郵便局の公式HPです。
国際郵便の発送方法の種類はこちらに全部書いてあります。
下記よく使うであろう物を抜粋して書いておきます。
料金は基本的にポーランド(主にヨーロッパ宛枠)の場合で書いています。
おすすめ!
⭑小形包装物(通常郵便物に含まれている発送方法です)
サイズ |
最大 3辺合わせて90cm(1辺の最大は60cm)
最小10.5cm x 14.8cm |
重さ |
2kgまで 2kgで航空便でも2,760円が最大(安い!)
料金の詳細はこちらをご覧ください。 |
料金形態 |
100g刻み(ちなみに手紙は定形なら25gまでで110円,50gで190円) |
料金例 |
~100g 480円(SAL便だと440円)
~200g 600円(SAL便だと530円)
~300g 720円(SAL便だと620円)
~400g 840円(SAL便だと710円)
~500g 960円(SAL便だと800円)
~1kg 1,560円(SAL便だと1,250円)
~2kg未満 2,760円(SAL便だと2,150円)<船便>
~100g 480円
~250g 570円
~500g 720円
~1kg 1,010円
~2kg 1,600円 |
追跡 |
書留、受け取り通知をオプションでつけることが出来ます。
(+410円で追跡がつけられます。)
オプションの詳細はこちらをご覧ください。 |
かかる日数 |
8日
SAL便は2週間
船便は2~3ヶ月
しかしこれはこちらの祝日やこちらの土日、夏休み期間、冬休み期間などの
時はもっとかかるので、かかったとしても2週間だと思っていれば大丈夫だと思います。 |
<特徴> |
手紙やハガキと同じ扱いとなるものです。追跡もつけられますし、
安くて早いのでこれが一番おすすめです。
SAL便が復活したらまさにこれが一番手軽です。ただ2kgまでです。
(SAL便とは、国内は船便、海外は航空便というのがSAL便です) |
⭑国際eパケット(詳細をこちらからご覧ください)
サイズ |
最大 3辺合わせて90cm(1辺の最大は60cm)
最小10.5cm x 14.8cm |
重さ |
2kgまで 2kgで3,070円が最大
料金の詳細はこちらをご覧ください。 |
料金形態 |
100g刻み |
料金例
印刷したい人はリンク先がpdf
なのでそちらからどうぞ😀 |
~100g 790円
~200g 910円
~300g 1,030円
~400g 1,150円
~500g 1,270円
~1kg 1,870円
~2kg未満 3,070円 |
追跡 |
ポーランド宛ならあり※国によるそうです |
かかる日数 |
8日
しかしこれはこちらの祝日やこちらの土日、夏休み期間、冬休み期間などの
時はもっとかかるので、かかったとしても2週間だと思っていれば大丈夫だと思います。 |
<特徴> |
EMSより安く送れて、かつ追跡もついています。
通常郵便に含まれている上記の小形包装物とほぼ同じなので(これはすでに追跡料金が
入っているだけ)航空便なら小形包装物の方が安上がりです。2kgだと100円こちらの方が
安くなりますが、重さ次第少しだけ違いがあります👀 |
⭑国際eパケットライトはSAL便で送るものだそうで、しばらくサービスを停止しています。
↓2kg以上の場合はこちら↓
⭑国際小包(第3地帯※ポーランド宛の場合で書いています)
SAL便だけ今はまだ停止しているので、このページをご覧になったときはもしかしたら
つかえているかもしれません。とりあえず全部書いておきます。
サイズ |
最大 3辺合わせて90cm(1辺の最大は60cm)
最小10.5cm x 14.8cm |
重さ |
30kgまで |
料金形態 |
1kg刻み
※2023年3月31日現在、特別追加料金があり1kgごとに通常よりも+500円と
なっています。 |
料金例(航空便)
(特別追加料金込み) |
~1kg 3,850円 (船便だと2,500円、SAL便だと2,800円)
~2kg 6,000円(船便だと3,100円、SAL便だと4,000円)
~3kg 8,150円(船便だと3,700円、SAL便だと5,200円)
~4kg 10,300円(船便だと4,300円、SAL便だと6,400円)
~5kg 12,450円(船便だと4,900円、SAL便だと7,600円)
~10kg 23,200円(船便だと7,900円、SAL便だと12,600円)
~20kg 39,200円(船便だと11,900円、SAL便だと22,600円)
~30kg 55,200円(船便だと15,900円、SAL便だと32,600円) |
追跡 |
保険、受け取り通知をオプションでつけることが出来ます。
オプションの詳細はこちらをご覧ください。 |
かかる日数 |
航空便8日
SAL便 2週間前後
船便 2~3ヶ月 |
<特徴> |
2kg以上の重いものが送れます。
航空便、船便、航空便のSAL便が選べます。 |
大きなもの、重いもの、そして早さをもお求めならば…
⭑EMS(国際スピード郵便)ポーランド宛の場合
※細かく国によって送れる最大の重さは同じヨーロッパでも違いますのであくまでもこれはポーランド宛です
サイズ |
最大300cm 一辺の最大150cm |
重さ |
20kgまで |
料金形態 |
最低500gから1kgまで100g刻み、それ以降は幅が広がります。例を参照↓ |
料金例 |
~500g 3,150円
~600g 3,400円
~700g 3,650円
~800g 3,900円
~900g 4,150円
~1kg 4,400円 ここから250g刻み
~1.25kg 5,000円
~1.5kg 5,550円
~1.75kg 6,150円
~2kg 6,700円 ここから500g刻み
~2.5kg 7,750円
~3kg 8,800円
…
~6kg 15,100 円 ここから1kg刻み
~7kg 17,200円
~8kg 19,300円
~9kg 21,400円
~10kg 23,500円
…
~15kg 34,000円
…
~20kg 44,500円 |
追跡 |
ついています。
損害賠償制度もついていますが、到着側でそれを認めないとおりないので
これは要注意です※ |
かかる日数 |
最短4日 |
<特徴> |
アジアだとクール便なんかもあってよりよい配達サービスがEMS。
とにかく早く届いてほしい時にはこちらがおすすめです。ただ、実感として
ポーランドで受け取る分には本当にタイミング(すぐ飛行機に乗れたかどうかとか)
や、税関、WERの働き具合によるので、一度届かなかった経験がある私は
あまり信用していません。急いでいる人はこれにすべきかもしれませんが
そんなに急ぐ必要がなければ国際小包でいいと思います。
ちなみに書いている本日3月31日(金)ですが、
3月24日(金)にEMSで発送してもらった荷物はまだ届いていません😇 |
🌷🌷🌷🌷🌷🌷🌷🌷🌷🌷🌷🌷🌷🌷🌷🌷🌷🌷🌷🌷🌷🌷🌷🌷🌷🌷🌷🌷🌷🌷🌷🌷🌷🌷🌷🌷
<経験談>
EMSは本来は早く届いて追跡もついていていいと言われていますが、値段がとても高いです。
今までは早さと安全さからEMSを選んだ方がいいと思っていたのですが、
ワルシャワに住んでいてコロナになって以降の荷物で感じることはEMSでもそれ以外でも
届くまでの日数が同じ=EMSなのに早く届かない!
最短4日とうたっているのですがポーランドでその早さを実感したことはほとんどありません…。
追跡番号はどれにでもついているので、安全性に違いもなく「EMSの意味…😫」と
個人的には思うので、送料が本当にもったいないと思います。
※遅れたとしてもこちらでは弁償などもないことがありました。
私の場合は20kgのものをEMSで送ってもらいましたが
税関なのかWER(ポーランドの荷物交換局)なのか、どこかの不手際で
こちらに連絡もなく半年放置されそのままさらに連絡もなしに日本へ返送されてしまいました。
理由は「受け取り手からの連絡なし」という理由でした。
そもそも送られてきていないので不在でもなんでもない状態で、です。
こちらは届けようとした連絡も一度も来ておらず、賠償があるはずと
日本の郵便局からプッシュをしてもらいましたが
その記録だけはついていること、荷物もあると言われていたのに、
結局送ってこられずに勝手に日本の送ってくださった方の家へ返送されました。
(返送手続きされたあとは、到着はすぐだったという皮肉付きです。)
この荷物が届かなかった詳細は以前日記に書いたので、荷物が届かなくて困っている方は
流れなど参考になれば幸です😖
そんなことも実際海外に住む友人知人の話を聞くと日常茶飯事です。
日本では考えられませんが外国ってそういうもののようです…。
こちらにいると、もう届くだけでもありがたいので、届けば時間なんていくらかかってもいいのですが
時間がかかるものほどその間にいろんな人の手間もかかるので
そこで紛失(盗難)、破損のリスクがあります。
国内でもポーランドはよくあるそうで、例えば手編みのセーターを送ったのに紛失扱いされて
ある日出した郵便局へ行ったらそこの従業員が着ていた、なんてことがあったと友人が言っていました😕
よっぽど急ぎでなければ送る人は安いものを選んでもいいと思います。
※船便は安くていいのですが2、3ヶ月かかるのでそれだけ覚えておきましょう。
🌷🌷🌷🌷🌷🌷🌷🌷🌷🌷🌷🌷🌷🌷🌷🌷🌷🌷🌷🌷🌷🌷🌷🌷🌷🌷🌷🌷🌷🌷🌷🌷🌷🌷🌷🌷
↓
ということで、送りたい荷物の大きさ、重さ、重要具合で選ぶものが変わります。
値段も参考にしてください。
長くなってしまったので分けます、
つづく↓2へ