7:00になったので電機が消えたと思ったら天気が悪いせいか
暗くて再度電気がつき始めた今朝のワルシャワショパン空港出発ゲート。
今朝は5時起きで日帰りクラクフ旅行の予定だったのですが、なんと濃霧で行けず!
天候によるものはしょうがないですが、日本から旅行に来ていたら、どうしたらいいのか心配になってしまいますよね。
こんなハプニングも旅行にはつきものですが、ちょっとレポートを残しておこうと思います。
今朝予定通りに乗り込んだLO3903。(レアな昔のLOTのペイントが施してある機体!)
いつも朝のフライトは眠くて機内ではいつも寝ているのですが、厚い雲を抜けその上はもちろん良い天気。
太陽がまぶしくてゆっくり寝てられませんでした。
普段ならクラクフまでは45分程で着きますがもうすぐ着くかなーの所でアナウンス。
地上のクラクフ空港が濃霧のため着陸態勢が整えられないので少し待ちます、とのこと。
普段ならここで、ちょっと離れてますが
隣のカトヴィツェという町の空港へ急遽変更して着陸しクラクフまで2時間ほどバスの旅、
ということもありえるそうなのですが、どうやらカトヴィツェの空港も濃霧のよう。
2回ほど旋回し待っていたけども、どうやら全然晴れそうに無いということで
「ワルシャワに戻ります!」
戻るのかー!!!笑
ここまで来てまた戻るというのに少し笑ってしまいました。
しょうがないですけどね。
眠くて眠くてほとんど寝ていたのですが、隣で旦那さんはあーだこーだと案を言っていましたがスルーしました。
案:カトヴィツェも濃霧だったんだろうなー。
クラクフは霧用の設備がないからしょうがないなー。(よく知ってるなと感心)。
いつリブックしようかなー。
帰りのチケットも出来るかなー*etc
ワルシャワ空港に戻ってきたのが9時半頃。
着陸せずにちょうど行って帰ってきたという謎のフライトで
「せっかく早起きしたのに…」と残念ながらもシャトルバスに乗ります。
(飛行機降りて空港までのあのちょっとしたバスです。)
その時に説明をしてくれる黄色い安全ベストを着たお姉さんがいろんな人の質問に応えていて、
下りてすぐこのバスで説明が聞けるのはいいことだな~と安心しました :)
(ポーランド語または英語のみですけどポーランド人がほとんどなので
あの質問攻撃に割って入るのはちょっと勇気がいるかもしれません。)
誰かが何か質問すると、お姉さんも答えますが、他のお客さんが普通に答えたり、
その他のお客さんの答えにまた他の人が質問したりスルーだったりとワイワイしていました。
日本だったらまず自分から質問する人さえも少ないだろうし、
それがまた無茶な要望の押し付け(ただのあてつけのような質問)だったりで、
こうやって知識がある人がどんどん意見を出してくれるのもいいことだな~と思ってみていました。
(旦那も参戦していました笑)
「次のフライトは何時何分にあるでしょ」、
「もう飛行機無理だから電車で行こう」、
「でも今工事してるから4時間半はかかるよ」
「えー!?困るなー」
「預けた荷物すぐ出てくるのかしら」
などなど、数分でしたがワイワイ。
そしてゲートに戻ってきてお姉さんが
「今クラクフから戻ってきた人私について来てくださーい」と引率してくれました。
出発ゲートのとても分かりやすいところにこの Transit と書いてある青いカウンターがあります。
ここでリブック(再予約)などフライトで何かあったときに対応をしてくれます。
この時、他に2人日本人男性がいて、その男性達(37歳位?)は
このワイワイに入ってこれなかったので、ゲートで立ち尽くしていたのですが、
それを見たお姉さんが英語で
「あなた達もクラクフ行けなかった人たち?こっちについてきてください」
と声をかけていたので、
この対応もいいことだなーと見ていました。
男性たちは英語が話せるようだったので隣で何かしていましたが、
笑っていたのでどうやらなんとかなったみたい?
仕事のようなちょっとオシャレな仕事服のような格好だったのでビジネストリップだったのかな?
ちなみに次のフライトの13時台のもすでにリブック(再予約)でいっぱいになり後に並んでいた人は
他の日にリブックすることに。どうしても行かねばならないという人はなるべく早く並びましょう。
土曜日だったのでこっちの人で仕事ってことはないと思いますが、
誰かがクラクフで待っていたりしたらなるべく早く行きたいですよね。
私たちは今回予定すらたいして立ってなかったので、「リブックできればいつでもいいや!」状態。
そして濃霧はクラクフだけでなく、カトヴィツェも(朝同じ時間帯にフライトがありました)、
それから他の近隣諸国のフライトでも濃霧で戻ってくるのが多かったらしく、
カウンターのお兄さんお姉さんたちが
「急がないとね、次ルブフ(ポーランドとウクライナの国境の町・英語だとリヴィウ)から戻ってくるよ!」
と話していました笑
次々と大変だ~!プロは慣れていてさすがですね。
****************************航空券の豆知識******************************
*私たちのチケットは往復チケット(もしくは通し)ではなく片道ずつとっていたものなので、
この往路が使えなくても帰りは使えるチケットなんですね。
往復チケットの場合,往路飛ばなかったら自然と復路は消滅します。
よく往路こういったことでいけなくて自力でどうにかしてしまい(自分で次の飛行機とったり他の交通手段で移動したり)
帰りはそのチケットで帰ってこようと考えている人が
昔旅行会社で働いていたときのお客様でよくいましたが、
往復航空券として買っている人はそれは出来ません。
(片道ずつ別に買っている人はOKですがそういう人はまずいないと思います。)
しかし、こういったハプニングの場合、航空会社は往復チケット(通しチケット)持っている人には
往復分責任とってくれるのでリブックも往復分問題ないのでご安心ください。
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私たちの場合は片道+片道でとっていたので
クラクフからの帰りの分もキャンセルしてリブックしてくれるのかな~と
ちょっと心配でしたが幸運なことに復路分もリブックしてくれました!
全部主人がポーランド語でしょうもないこと言いながらやりとりしていたので
よく聞いていなかったのですが、
希望日の希望の時間に往復ともリブック出来ました 🙂
今はまだクリスマスマーケット出ていませんが、リブックした日12/06はおそらく出ていると思うので
クリスマス時期の初クラクフ!更に楽しみになりました。
ということで、悪天候によるフライトキャンセルには、正直航空会社は何も悪くないのですが、
出来る事はちゃんと対応してくれますので諦めずに
まずはインフォメーションカウンターで相談してみましょう。
この時もちろん英語が話せなきゃ意味がないので、
海外旅行ではやっぱり英語は話せたほうが断然いいですね^^
この記事がどなたかの役に立てますようにー!
☆余談☆
Flightrader24.com というサイトをご存知ですか?
リアルタイムで今飛行機がどこを飛んでいるか、どんなルートで行ったかが見られる無料のサイトです。
今回自分たちはどう飛んできたんだろうと帰ってきてから早速みてみました!
見事に引き返していますね!笑
ちょっとだけクルクルっとクラクフ付近で旋回して、戻ってまいりました。
ちなみに他の飛行機はどうだったのかな~と同じ時間あたりの他のを見てみたら、
ノルウェーからきたこの飛行機はしばーらく先回していたようですが、どうやら着陸できた模様。
これもノルウェーから!この朝の時間帯はノルウェーからのフライトが多いようですね。
かなりグルグルしています。
外国からだとやっぱり引き返すのも大変なのでしばらく待つようですね。
以前ヴロツワフ行ったとき、1度かなりの間旋回して雲がどくのを待っていたことがありますが、
旋回中って弱い人だとかなり酔うのです。
「早く雲どいてくれー風でも吹いてくれー!」と心の中で祈っていました。笑
家族が飛行機でどこか行くときにも、
「今どこ飛んでるかな~」なんてときにこれを見てみると遅延しているか
どうかなどもリアルタイムで分かるので便利です。
一人で日本に帰るときや逆に日本から戻ってくるときに、よく旦那さんに見られています。笑
飛行機好きな人は見てるだけでも楽しいので是非見てみてください♪
見始めたら止まりませんよ♪^^ Flightrader24.com