ポーランド料理の中でポピュラーなものと言えば、餃子の形に似た「Pierogiピエロギ」ですが、
もうひとつのポーランド料理といえば「żurekジュレック」!
żur(ジュル)と書くときもありますが、-ekが付いているほうが一般的です。
ちなみに-ekをつけると、日本語で言う~ちゃん、のような何かを可愛く言うときに使います。
ジュレックとはライ麦を発酵させたスープで、周辺国ではあまり食べないのでこれぞまさにポーランド料理
なのではと思います。
(ピエロギはすでに餃子に似てますし、バルシチはボルシチと似ているし、グラーシュはハンガリーのグヤーシュだし・・・)
そんなジュレックはスープなので普通のスープ皿(日本で例えるならカレー皿みたいなのが多いですね)で
出てきますが、パンの器で出てくることもあります。こちらの方が見た目がいいので
ガイドブックだと当たり前のように載っていますが、実はどこにでもあるというわけではありません。
お味噌汁が普通にお椀に出てくるか、蓋つきのお椀で出てくるかのような違いでしょうか。
ジュレックの場合はパンの器だとその器も食べられて、内側からパンに染み出すのでパンを
崩しながら食べるのですがジュレックだけでお腹いっぱいになるので食事としてそれだけでも
十分な量になります。
そして、何がいいってまたこのパンが美味しいのです😍
ポーランドは本当に小麦製品が全部美味しい!
パンもピザもパスタも、生地がそもそも美味しい!!
ということで前置きが長くなってしまいましたが、そんなパンの器でジュレックが食べられるところが
最近ワルシャワにも増えてきて、個人的におすすめは「Specjały Regionalne」というところなのですが
ここのジュレックは日本人の口に合う味。ジュレックはお店によって本当に味が違うので、とても酸っぱかったり、
燻製ベーコンが入っていてジューシーな味が楽しめたり、具が多めだったりと色々ですが、
このお店のはジューシーさがあり、あまり酸っぱくもなく、またこれ以外の料理も美味しいのでおすすめです😋
しかしこのお店は新世界通りの手前にしかないので、
もっと旧市街方面で・・・という方に。
最近「Gościniec」ゴスツィニエツというチェーン店が突然増えまして、
私の好きなポーランド料理屋さんZapiecekザピエツェク並みに
お店がどんどん増えているのですが、このお店のジュレックはパンの器で出てくるのです!
旧市街のpiwna通り沿いにできた新しい店舗。
外に写真もついているので分かりやすい場所です。
写真は公式HPからのものです。こちらも可愛らしいデザインのお店でウェイトレスさんも民族衣装のスカートを
短くしたもの😜を着ていて可愛いです。
ポーランド料理のお店なので、ザピエツェクとほぼ同じ一般的なポーランドの家庭料理を
食べることが出来ます。(しかしピエロギを食べるなら私はやっぱりザピエツェクの焼いたものがオススメ♪)
★Gosciniec公式HPはこちらから
場所はこちらです。近いところを探して見てくださいね!
<旧市街手前のお店(旧市街へ続くメインストリート沿い)>
<旧市街の中のお店(大好きな琥珀屋さんWarsaw jewelryの近く)>
<旧市街城壁外すぐのお店(ワルシャワ蜂起の子供の像の近く)>
ワルシャワには他にも私のおすすめのレストランがありますので
よろしければ参考になさってください😉
↓
★ワルシャワおすすめレストラン★へはこちらから。