ワルシャワ歴史巡りが好きな方の中には、
特に大戦時関連のものを実際に見たいと言う方が多いのではないかと思います。
有名なのは、ヴィスワ川を挟んだ反対側にあるプラガ地区かと思います。
しかい、プラガ地区は決して安全な場所ではありません。
お問い合わせがあったときには
「行くなら朝一にしてください、しっかり持ち物には気をつけてください、
とにかく用心してください」とお伝えしています。
これは私からの言葉ではなく主人、友人が口をそろえて言うことですので
どうか信じて欲しい情報です😢
先日ご案内したときには朝一だったにもかかわらず、
・血を吐いたのか鼻血なのか顔が血だらけのシャツ1枚のおじさんが
水溜りに倒れていて起きようとしても起き上がれず、ふらふら。
2人の方が助けようとしていましたがどうにもならない様子が見られたり、
・花壇の花がきれいですね、なんて話しながら歩いている最中
ふと足元を見たら上から血がぽたぽたと滴り落ちていたり・・・
上を見上げたらベランダでしたが「これって鮮血ですよね･･･」と･･･。
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近くに仲の良い友人も住んでいるので普段からいい噂は聞かない地域ですが、
年々建物を改装したり新しいお店が出来たり
見た目は綺麗になってきています。
それでもそこに住んでいる人は早々代わりません。
滞在・訪問は本当に自己責任です。
何かあったときにも対応できるように、ここは特に行くならば
現地の方と一緒に行くようにして欲しい地域です。
ベルトラにプラガ地区を含んだ市内観光ツアーなどもあるので
是非そちらに参加されると安心だと思います。参考になさってください😊
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他にもアウシュビッツやショパン関係もあるそうです。
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プラガ地区の忠告はこの辺にしておいて🤫
そんなプラガ地区へわざわざバスやトラムを使って行かずとも、
旧市街観光ついでに見に行ける場所にあります。
こちらにも立派な建物が残されており、
銃痕が残っている壁が残されていますのでそちらをご紹介します。
それはこんな場所です🙂
旧市街からオペラ座方面に歩いてくると
突然回りの建物とは違う、古い建物が見えてきます。
こちらがその建物です。
壁全体に沢山の銃痕が見られます。
通り沿いにはPW･･･Powstania Warszawskiegoの略でワルシャワ蜂起という意味のシンボルです。
ポーランドの国旗カラー白赤の花が植えられています。
壁には無数の穴。
近くで見ると写真の何倍も迫力があります。
このようなPWマークのステンシルや落書きはワルシャワ市内では至る所で見られます。
すぐ隣にはテラス席がありましたが、特にカフェがあるわけでもなかったので
おそらくここで働く人々の休憩所かと思います。
（この日も正装をした方々がタバコを吸っていました）
1914年頃のポーランド銀行
ここはもともとはロシア国営銀行があったそうですが、
その後ポーランド銀行となった場所です。
この建物は1907年から1911年にかけてLeontija Benoisの設計によって
ワルシャワ造幣局の跡地にロシア国営銀行として建てられました。
1940～1944年のドイツ占領中にはワルシャワ支店でした。
ワルシャワ蜂起の間は、この場所はまさに戦いの場でした。
戦後、被害を受けた建物の重要な部分が破壊され、西側の翼だけを残し、
それは後に記念碑が立てられました。
1945年以降、宮殿の建造物は財務省によって使用されていました。
1990年代にワルシャワ蜂起博物館が計画されましたが 1993年に建物は売却され、
旧ポーランド銀行の代わりに、壁と財団の歴史的要素を残して、
上院議員のオフィスビルが建てられました。
元の写真と比べるとほんの一部と言うことが分かりますね。
残っているのは端の入り口だけです。
もともとは左側にずっと大きな建物だったのです🙂
ワルシャワ歴史探訪の際には是非足を運んでみてください🙂
場所はこちらです。
建物の正式名称：Budynek Banku Polskiego w Warszawie
今はReduta Banku Polskiego
住所：Bielańska 10
おすすめの行き方：旧市街の王宮前広場からオペラ大劇場の方へ歩いてきて、
オペラ大劇場を背に左前方へ歩いていくと右手に見えてきます😊
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他にも歴史巡りを考えている方は歴史タグをつけた記事が
いくつかありますので参考になさってください😉
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