ヒルトンから16番トラムで中央駅まで1本約20分。
途中にはゴッホ美術館や国立美術館があり車窓から見えました。
地図上では離れているように見えましたが、ここの敷地が広大すぎて全部美術館でした。
こんなかんじ
緑のあるところは、クロッカスがちょこちょこ咲いていて、ピンクだったり紫だったり。
ポーランドにあることさえもつい最近気付いたのですが、ドイツにも沢山ありました。
私の中ではクロッカスってそんな簡単に育つようなものじゃないと勘違いしていたのですが
ポコポコ出てくるものなのですね。
街中にこうして少しでも緑と花があると、癒されますね^^
中央駅へ向かう途中のトラムがとんでもない大混雑でぎゅうぎゅうでした。
私達は遠くから乗っていたので座っていたのですが、どんどん乗ってきて、
見送る人もでるくらいだったのですが、何故この時間帯に?という謎の混雑でした。(確か12時頃)
「あ!ここいいな~あとで行きたいな~」と思ったけども結局開いていなかった教会。
中央駅について、どこへ行くか知らず、とりあえず友人についていきます。
水に囲まれているせいなのか、気温のせいなのか、とにかく風が冷たくて寒い!!!
そしてアムステルダム、自転車の量が尋常ではありません。
勝手なイメージで、おしゃれな自転車乗ってるのかなーなんて思っていたのですが、
見る自転車どれもこれもとても古そうというか、見た目まったく気にしていないような色・形・コンディション。
イメージでは「30年前のもの?」と思うような自転車だと思ってください。
カゴはついてないけど、ビールのケースついてたり、後ろの荷台にかけて両脇に
ポケットがあるような荷物入れがついていたりと、これまた日本では見られない自転車も多々。
・・・でも乗っている人々が絵になるので、そんな自転車でも似合っちゃうのがオランダですね。
さて、ついたところが図書館!
「あぁ!ここだったのか!」
実はアムステルダムの観光地として有名というか、
「おしゃれでモダンな図書館」として写真がよくでていたので、ちょっと見てみたいと思っていたのですが、
連れて来てもらえました^^
公共図書館なので入場は無料。
早速お洒落なランプのお部屋!
並びも素敵ですね。なんて絵になる図書館なんでしょう!!
中はエスカレーターとエレベーターがあります。
上るたびに違う部屋。
本だけでなく、音楽もあるのです。
どこまで行くのだろう?と思ったら、最後階段に。
最上階はレストランと展望台に!
154cmの私にはこの景色を撮るにはガラスの柵の上に手を伸ばして
取らなければならないのですが背伸びをすればなんとか綺麗に景色が見えます。
本当にアムステルダムって、全体がこの建物なんですよ!
旧市街だけ、一部だけ特別に、というわけではなく、全部これなんですよ!!
なんてかわいいんでしょうね^^
360度は見られないのですが、170度くらいでしょうか、横移動してずらーっと見られます^^
この図書館は、とにかく何でもあり、一番上にはレストラン
(いろんな所でよく見るLa PLACEというレストラン)があり、地元の人なら1日いられるなと思いました。
wifiは会員だと使えるそうですが、観光の一般の人は30分1ユーロから使えるそうです。
無料で使えるパソコンスペースもあるようなことを口コミでは見たのですがわかりません。
詳しくは公式HPで確認して下さい → http://www.oba.nl/oba/english.html
図書館をあとにして、目の前にある謎の竜宮城のような建物・・・
あまりにも不似合いなのですが、どうやら人気店のようです。
中央駅前まで戻ってきました。
池のようになっているところがあるのですが、お店も浮いていました。
反対側にはアムステルダム中央駅!
横にドーンと大きな中央駅なのですが、とにかく素敵な建物です。
ここで気になったのが、時計のようですけど針がよく動いているのです。
「なんでだ!?針がブンブン動いている・・・!」
そこで風が強かったこの日、ピーンときて、友人に、
「東西南北ってオランダ語でなんていうの?」と聞いてみたら、見事に当たりでした!
これは風向きを教えてくれるもので、した。ずっと北西の風がびゅんびゅんと・・・
これを計る風見鶏のような物がどこかにあってそれと中でつながっているのでしょうね!
そのつくりがどうなってるのだろう?と不思議に思いましたが、
こうした時計のようなものの針の動くが早いと、ちょっと異次元感が出て怖いと思ってしまいました。
(漫画の読みすぎでしょうか。笑)
中は沢山の人。アムステルダムならインターシティで諸国移動するのに大体来ますものね、
大きなザックを持った観光客が沢山いました。ここでは日本人もちらほら見かけました。
しかし、内装は本当の真ん中のところだけきれいなのですが、あとは綺麗にされてしまった
なんて事ありません。友人も「なんもないでしょ?笑」とここはとりあえず通過するだけに。
中央駅を中つっきると、北地区が見えます。
向こう側もアムステルダムなのですが、あっち側に住む人は、
「自分達はアムステルダムの人間じゃないから、北だから!」と
“一緒にして欲しくない”というプライドが強いそうで、どうやらちょっと別な文化があるそうです。
あれですね、横浜の人が、「神奈川県民じゃありません。横浜です!!」
って言うような感じでしょうかね^^;笑
どこに行っても地域差というものはあるもので、面白いですね。
友人が住んでいる地区はまた別のところだそうですが、
ずっとアムステルダム生まれ育ちの家族だそうなので、純粋なアムステルダム人。
思えば、前回アーヘンへ行ったときに、エイントホーフェンとマーストリヒト行きましたが、
そこもオランダですけど、アムスもオランダ、それらもオランダ、
だけど文化は全然違うだろうなというのは感じたので、
やっぱり陸続きということもあってか、それこそボーダーだったら文化混ざっていきますよね。
それでも、だからといって全部がミックスしないのはやはりそれぞれプライドがあるからで、
これは大事ですね。
島国である日本が、こんなにアメリカやヨーロッパの文化を現地と同じ位やっていることに、
(例えばこないだ「日本の家も最近はもうみんなIKEAだよ」と言ったらとてもびっくりされました。)
陸続きである必要もないのかもしれないですが、日本の伝統や慣習も欧米化しすぎないで、
忘れないように残していきたいですね。
そんなことを一人考えながら、
鳩にパンをばらまくおばあさんを見ながら、
毎5分?10分?北区と結ぶフェリーを見ていました。
そして寒いのでとりあえず中へ戻りました。
*アムステルダム中央駅内を突っ切るときは、改札がありますがピッとやる必要はなく、
そのままスルーしていいそうです。これにはちょっとびっくり!
ということで、今度はセントラル市街観光へ!