5/4(月)ポーランドは平日。
愛知県からお越しのY様親子のご案内です。
「またしても愛知!」びっくりです。愛知だけではないですが、
中部地方の方との出会いがとても多いです。
こんな私に声をかけてくれる優しい方が中部地方には多いのでしょう^^♪ワーイ
9:00 ご宿泊先のHotel Campanile集合。
時差ぼけで早くに目が覚めてしまったそうです。
実は私もこの日4:30に一度目が覚めたのですがこれはテレパシーだったのでしょうか!?
しかし私はもう一度寝ました。zzZZZ 笑
ずっと雨予報だったのですが、前日になって曇り予報になり、LUCKY!!
まずは旧市街方面へ。
新世界通りは沢山の国旗で一杯!
まるでお祭のようですが、後で調べてみたら、
5/2が国旗の日(2004年に出来たばかり)で、それにちなんでいるようです。
5/1-3と連休もマユフカというポーランドのGWみたいなものがあったのでそれの残りかな?
大統領官邸にも国旗の白赤が沢山!
ポーランドの国旗は上半分が白、下半分が赤です。
インドネシア・モロッコの逆です。
前のライオンにも。クラシックカーなんかも飾ってあって、
なにやら特別な日に見えましたが、理由は分かりません。
旧市街中に入ってみると、入りたかった教会が物々しい雰囲気。
沢山のガードマン、セキュリティチェック、内部様子がスクリーンに映し出されていました。
「なんだなんだ?」
テレビ局のようなカメラも3台。
あとで主人に聞いたところ、最近無くなった政治家のミサだそうです。(多分)
裏側も通れないようになっていました。
午前中はツアーの団体観光客の多い旧市街。
久しぶりにアジア人(でもほぼ中国人)を沢山見ました。
それ以外はあまりアジア人を見ることが無いポーランド。
移民も少なく、本当のヨーロッパが残っているといつも感じます。
バルバカンをくぐり、アンティークがお好きということですぐ近くのアンティークのお店へ。
ここは早くから開いているので観光にはいいお店です。
お値段もピンキリですが、意外と安いのもあるのでじっくりみる価値はありますよ~♪
さて、今回のメイン観光の一つプラガ地区へ!
プラガ地区は戦時中の建物がそのまま残る、本当の旧市街です。
※プラガは地元の人からでも「特に治安が悪い」と言われている地域です。
プラガ北区に友人が住んでいるので、北区ではそこまで不安に思った事はなかったのですが、そこに住んでいる友人も、ワルシャワ出身の主人も、プラガ中区は注意が必要というほどです。
何故なら犯罪も多く、犯罪者が多く住んでいるのもプラガだからです。
車のナンバーが違うだけで、停めて置くと傷つけられたり壊されるくらいプラガの地域内闘争もあります。そんな人たちが住んでいるところです。
個人で行こうと考えていらっしゃる方は全て自己責任で行って下さい。
プラガ地区へは旧市街からトラムで行くことができます。
王宮を下から眺めるのもきれいです。
私も若干不安があったので、午前中のうちに行ってしまおうと、早めに行くことにしました。
ヴィスワ川を渡り、反対側へ。
教会前で降りるともうそこはプラガ地区。
Parafia Katedralna Św. Michała Archanioła i Św. Floriana Męczennika
5/4のこの日は「消防士の日」だったそうです。
なんで消防車があるんだろう?と不思議でしたが、そんな日があったなんて!笑
教会前のお花も色がきれいに植えられており、華やかで素敵~~♪
私自身もプラガは危ないからと主人からずっと言われていてここは初上陸です。
この教会は旧市街の聖アンナタワーからいつも見えていて行ってみたかった教会。
しかし式典のため、外から眺める。
かっこいい制服姿の消防士さんたちが見られました^^
プラガ地区にある音楽隊の銅像。
早速出てくる古い建物。
プラガには第二次世界大戦を生き延びた当時の建物が多く残っています。
本物の銃痕が見えるのもこの地区ならではです。
一方では再開発が進んでおり近代的な面も見られます。
制服を着た消防士さんたち、お散歩中のおばあちゃん、そしてシスター。
カトリックらしい雰囲気も味わいながら新緑の並木道を歩きます。
こちらの建物もかなり古いものです。
表がはげてしまってレンガが丸見えです。
ガラスも割れてしまっています。この建物は壊さず遺産として残してあるものです。
実物をみると分かりますが、とても歴史を感じる建物です。
大く重厚感も感じます。そして何よりも銃痕でしょうか。
無数の穴も戦時中を思わせます。
チェックしておいたルートに沿って散策です。
こちらもほとんど外壁がはがれてしまっています。
レンガが丸裸になってしまった古い建物。
それでもここはまだ住まいとして利用されているようです。
入り口の2つのドアの大きさ、高さが違うのが面白い。
これは何か意味があったのかもしれませんね。
とある古い建物を見つけました。
一般のアパートですが、掃除をしていたおじさんに挨拶をして中を見学。
※ここは一般私有地です。
むやみやたらに入らないようご注意ください。何かあってもここは建物の内側ですので
ポーランドの建物のつくりや土地勘が無いと簡単には逃げられません。
レンガの色を見ても、汚れ具合から見ても当時の建物であろうことが伝わってきます。
そんな古い建物ながらも新緑は建物を明るく素敵に見せてくれます。
古い木製のドア。今でも使われていました。それでもところどころ修復してあるのが見えますね。
こういった建物は分かりませんが、ポーランドのアパートやマンションは
外観からは想像も出来ない位中はスタイリッシュで綺麗なのでもしかしたらここに住んでいる方の部屋は
IKEAの展示のようになっているのかもしれません^^
「ドヴィゼニァー」と掃除のおじさんに挨拶をして外へ。
他にも古い建物が多く見られました。
修復中。1F(ポーランドでは0F)はお店になっています。
レンガのはがれ方もボロボロと取れていったんだろうなと時を感じます。
100年前のこの建物はきっと立派で綺麗だったに違いありません。
交差点のこちらの建物も。
新旧の建物が混ざり合うプラガ地区。この辺はプラガ北区との境界辺りです。
レンガが落ちてこないようにでしょうか、金網のガードが付いていた建物。
たまに通る道ではありましたが、
こうして歩いてゆっくり見たのは初めてだったので、また違った雰囲気のプラガでした。
※しつこくいいますが、プラガ地区は今でも治安の特に悪い地域です。
行く際は十分注意して行く様にしてください。自己責任でお願いいたします。