Zamek Krzyżtopór
予報通り雨が降ってきてしまいました。
地図で言うと北から南へ向かっています。
雨だというのに、沢山の車に観光バス!混んでいます。
こんな何もないところなのにびっくり!有名な所なんだなぁ。
カーナンバーを見ても、北から南から色んな所から来ていました。
外から見ているだけでもワクワクしてくる城跡。
早速チケットを購入。
大人一人10złでした。
早速中へ!
「1631」これが何を意味するかはわかりませんが、
このお城は1621年から1629年まで続いた、
ポーランド・リトアニア共和国とスウェーデン王国の、
スウェーデン王位継承権をめぐるヴァーサ王朝同士の戦争の際に
破壊されてしまったお城だそうです。
そして正面入り口!迫力があります。
Zamek Krzyżtopór
このお城の名前は、
Zamekザメク=城
Krzyżクシィジュ(この発音が一番難しい)=十字
topórトプル=斧
という意味です。
斧といってもトマホークです。
当時はこの斧で戦っていたそうです。
このお城の全体像はこのように5角形になっています。
今いるのは正面入ってすぐの広い所です。
もともとの予想図はこのようになっています。
今でもほぼ原型とどめていますね!
では早速中を見てみましょう。
しばらく写真をご覧下さい。
アーチ状の入り口が沢山あります。
はがれた外壁から見えるレンガと苔が歴史を感じます。
細い廊下だったであろう場所はより雰囲気があります。
石造りがどこも素晴らしいです。
城跡がこんなに綺麗だなんて思ってもいませんでした。
迷路のようになっていて地下へ続く道も。
倉庫だったのでしょうか、行き止まりでしたが、日が少し入るようになっている空間でした。
ここもとても素敵でした。でも少し怖い雰囲気もありました。
静かすぎて怖いくらい。
先ほどのところへ戻ります。結構急です。
上にも上がることができて、辺りを見渡します。
緑が広がり、そしてこのお城が星型になっているのも大体分かります。
場所ごとにここはなんだったのか書いてあるプレートもありました。
この大きな部屋は踊り場だったそうです。
きっと昔は素敵なカーテンに素敵な絨毯、壁紙、そしてシャンデリアなんかも
あったのでしょうね^^
たまに外を眺めると、方向ごとに違う風景が見られて面白いです。
しかし、写真では分かりませんがかなり雨が降っていて、風もあり吹きさらしです。
こんなところで、少し綺麗な服装をして、オシャレに写真を撮ってみたいものです^^
久しぶりにこんな事をしました。
kaoriをさがせ1
kaoriをさがせ2
昔一人旅をしていた時によくやったものです。
写真に写るのは嫌いだけど、でもそこにいた証も欲しい!
そんな思いで、ちょっとだけ写るのです。笑
いい中庭ですね。
ここではどんな生活をしていたのでしょう。想像するのが楽しいです。
迷路のようになっていて歩けるところが沢山あり、どこをまわったのか
分からなくなってしまいましたが正面に戻ってきました。
まだ真正面の2階方面行ってなかった!
本当は真正面も撮りたかったのですが、屋根が無く雨も強くて
走って通り過ぎ・・・
再びなにかの部屋?へ。ここは一番ボコボコしていました。
特別に、両端が深くなっていたので、ここは普通の部屋ではなく何かをする所
だったのでしょう。でも看板が見当たらず何の部屋だか分かりませんでした。
基本的に屋根はすでに落ちてしまったようで、こうして新しい屋根がついていました。
こんな雨なのに、「行ってないから行こう」と外に行く彼。
写真じゃ分かりませんが土砂降りです。そりゃ誰も歩いていませんよ!泣
一度出たが最後ぐるーっと半周せねばならず、かなり濡れてしまいました。
そして再び中へ避難。
再び上へ。
途中途中、こうした鉄の橋や螺旋階段がついていて移動できるようになっています。
とはいえ、少し怖かったですけどね。
お城自体も、見学中崩れたりしないのだろうかと最初は不安でしたが、
この石造りはびくともしません。
雨が降っているのでこうしたところどころの吹き抜けはゆっくり出来ないのですが、
壁がとても厚いので一つ一つ休みながら行くと・・・見上げる壁も素敵です。
まるでタイムスリップしたかのよう!
真ん中が落ちてしまって、雨が吹き抜けから降り注ぐ場所。
ここは神秘的でした。
天井に穴が開いていて、雨が小さな滝のようになっておちてくるのです。
下に下りて、地下室へ。
写真は明るく見えますが、実際は結構暗いです。
途中こんな・・・なんだろう?下水場?洗濯場?
地下は狭い上に暗くて怖かったです。
何より足場がそのままなので瓦礫があったりボコボコしていたりよく見ないと転びます。
外が見えるとなんだか安心。
上に上がってきたら、まだ行ってない所が。
ここの床はまだ当時の物が残っていました。こうしてレンガの模様が敷かれていたのですね。
1F(ポーランドだと0F)からの正面口。細かな装飾は何もありませんが、
窓の形、アーチ状の入り口、並びなどをみていると、
今まで見てきた王宮や美術館から自然と「きっとこんな感じだったのかな~」と想像が容易い。
行っておいてよかった色んなところ。
そしてここも連れて来てもらえてよかった!
楽しかった~!
記事を書くにあたって調べてみたら、当時を再現したイベントもやっているようです。
白人ってだけで、もう本物っぽいですが、さらに衣装を着たらタイムスリップですね。
さらに、ポーランドでは結婚式の前撮り(後撮り?どちらか分かりませんが、)
記念に屋外撮影をします。
どこでもいいのですが、それこそワルシャワ旧市街やワジェンキ公園もフォトスポット。
これからの時期沢山のカップルを観光中に見ると思います。
6月(ジュンブライド)は梅雨がありませんから、一番いい季節です!
こんな素敵なフォトショットもこの城跡で出来たら素敵だなぁ・・・。
出口から車までがまたぐるっと回らなければならないので走ってやっと車内。
寒いよー風邪引くよー。
そして、お城を後にしていよいよサンドミエシュへ!
ナビにしたがって、こっち・・・この道合っているのでしょうか!?
つづく。
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