Vilnius-Wilno
2016/5/28-30 weekend trip
5月下旬にお隣の国リトアニアの首都ヴィリニュスへ初めて行きました。
「リトアニアではポーランド語絶対使っちゃだめだよ!」と主人に口酸っぱく言われ、
元々イメージとしては海辺の石畳で坂が多くて暗くて貧しいから危ない、と思っていました。
しかしそれは全て勝手な思い違いでした。
不安な出発から少しずつヴィリニュスが好きになる旅行記を残しておきます 🙂
ワルシャワからヴィリニュスまで飛行機で1時間強。
途中ポーランド北部の湖地帯が見えたりリトアニアに入ったあたりから森ばかりで
早速「あれ?イメージと違う(海辺しか頭になかった)」
あっという間にリトアニアに到着。
空港は予想外に綺麗で(失礼!)Free Wifiもありました 🙂
到着ロビーは小さくて、ポーランドの電車の駅のような雰囲気でした!
空港がこうして現地らしい王宮のような建物だと着いてすぐその国を感じられていいですね 🙂
ポーランド・リトアニア共和国だった時もあったことから
きっとこれからも似ているところが沢山見られそうです。
さて、今回少し忙しかったのもあっていつものようにしっかり調べられなかったので、
まずは空港から市内へどう行くのかインフォメーションセンターに行くことに。
空港から出たところ。目の前は駐車場で、左前方にバス乗り場発見!
空港外観もまるで中央駅のようなヴィリニュス空港。
88番バスが市内へ行くバス。(1番が中央駅へ行くバス)
運転手さんが若い綺麗な女性でこれにもびっくり!
綺麗なバスです。ルートも大きな掲示板に書いてあるので行先が調べやすいと思います。
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チケットは運転手さんから買いました。片道1€。
そうだリトアニアはユーロになったんだった! 😀
こういった紙の現地らしいチケット好きです。
あまりハイテクになるとこういうのがなくなりますね。 |
今回の宿泊先は中央駅からは遠い所だったのでバスで行きましたが、
電車でも行けるようで片道0.67€、10分未満で中央駅へ着くそうです。
英語がポーランドより通じるようなので運転手さんに聞いてみたのですが、
ちょっと変な所だったのかどこで降りればいいかよくわからず、
とりあえず半分不安でしたがバスでブーン
車窓から見たヴィリニュスの街並みはとても素敵な古い建物ばかりでした 🙂
「ここかな?」というところでおりてみることに。
通り名と番地を見ながら炎天下を歩きます。
とにかく暑い!日差しが暑い!日差しが強い!!
これはポーランドと同じです。なるべく日陰日陰・・・
「こっちかな?」と歩いて行った方向が真逆。
「まぁそんなもんだよね 😛 」と二人で顔を合わせ再び歩きました。
こうして最初に迷っておくとあとで街歩きするときに為にもなるので
無駄ではなかったと思いたい 😛
宿を探していると教会隣の木陰でなにやらパーティーが。
よく見たらウェディングパーティーでした! 😀
外でのパーティーとても気持ちよさそうです。
日向とは全く違い日陰はとてもさわやかで快適。この季節ならではですね 🙂
うろうろしていると、奥で手を振っている人が見えました。
「あ!ここでいいのか!」と今回の宿発見!
大きなビルの間にある一軒家。何故こんなところに一軒家?と不思議な場所 😀
Vilnius Home bed&breakfast
笑顔で優しいオーナーさんは両親?がポーランド人だそうで、
ポーランド語ペラペラ!これは私たちにはとても安心できる要素でした 😀
ここで「リトアニアではポーランド語は使わない方がいいんだよね」と主人が質問。
「どうして?そんなことないわよ!」
「そうなの?テレビやネットでよくそう聞くんだけど」
「マスコミはそう言うわね。でも一般市民はそんなことないわよ。
元々は一つの国じゃない、嫌いなんてことはないわ!何言ってるのよ~」
そうだったのか!こんなところでもメディア操作が行われている事を知りました。
リトアニアがポーランドを嫌えばロシアはリトアニアを言いくるめやすいからですね。
この辺の話はまたあとで。
うっかりポーランド語が出てしまう私の口もこれで安心しました 😀
そんな話をちょっとしてから鍵を受け取りお部屋へ。
屋根裏部屋のようなお部屋で、寝るためのお部屋です。
リビング・キッチンは地下にあり自由につかってOK なシェアハウスのようなB&Bです 🙂
荷物をおいて早速観光へ!
天気予報を見ると初日のこの日しかいい天気がなかったので、
「トラカイに行くなら今日しかない!でも時間間に合うかな・・・」と不安でしたが、
オーナーさんが「まだまだ余裕よ!きっとちょうど朝から行っている人が帰ってくるから
ちょうどいいんじゃない? 😉 」とアドバイスをいただきました。
事前調べでは半日は必要、など遠いイメージがあったのですが地図などで見ると
片道40分というだけでそんなに遠くなさそう。でも行った人の意見の方が信じられますよね。
ということで私も行ってきましたので先に結論を言うと、
行けます!昼過ぎ出発だって全く問題ありません! 😉
まずはバスターミナルを目指して地図を見ながら歩きます。
バスターミナルまで2㎞…暑いと思いながら途中よく見かける編み物屋さんが可愛かったです。
リトアニアはリネン(亜麻)が有名だそうでだからなのか手芸屋さんが沢山見られました 🙂
大きなイースターエッグ(ピサンキかな)が広場にドン!
こんなかわいいオブジェもいいですね 🙂
キオスクで水を購入。
ここか!と思ったらこれは中央駅。バスターミナルはさらに先です。
ワルシャワのように建物の側面にはアート。
ビリニュスはこういった石畳が多い!
ちょっとオシャレしたくてヒールなんて履いてきたために失敗。
スニーカーにしておけばよかった~!
こうした看板が良くあるので助かります。バスステーションまであと178m
到着~!
時刻表と思われる表で調べてみたけども、TRAKAIの文字がない。
窓口で聞いて時間と番号を教えてもらいました。
こういう時は職員さんに聞いた方が圧倒的に早くて正確!
英語は勿論通じるので安心です 🙂
UFOキャッチャーがありました。こっちで初めて見ました
駅を抜けてバスターミナルへ。
大きなバスが沢山止まっていました。
あと5分と言われたので急いで探すも言われた番号の所にバスがない!
乗ったのはこのバスではなかったですが、こんなバス。
え!?どれ!?と若干焦りながらも運転手さんがちょうど乗り込むところのバスに
「TRAKAI?」と聞いてみたら頷いたような、よくわからない返事だったけども
おそらく一切英語が分からない方で、かつ主人が何か余計なこと
(何分かかるとかそんなことだった気がします)も聞いたのでさらに理解できず。
ほぼ無視だったけどもチケットだけ売ってくれて(確か一人1.40€)
見た所観光客ばかりだったのもあって
「トラカイに行くんだろう!」と信じて、とりあえず空いている席へ。
あっちにもTRAKAI行きがあるけれど、これは鈍行らしく、
教えてもらったのはエクスプレスで早く着くもの。
聞いていなかったらきっとここでずっと待っていただろうな・・・英語ってホント便利です。
出発時間はすでに15時前。こんな時間に出発でトラカイを満喫できるのでしょうか!
車窓を楽しんでいると、ほぼ森なヴィリニュス~トラカイ間。
リトアニアはポーランド以上に森なんじゃないかと思うくらい手つかずの自然あふれた場所でした 🙂
そして出発から約40分。TRAKAI(トラカイ)到着!
人も少なくバスも停まっておらず若干不安でしたがみんなも降りているし
ここがトラカイだというので下車。
さあトラカイ城へ向かうぞ~! 😀
ここからさらに20分歩きます。
続く
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★リトアニア・ヴィリニュス旅行記1<VNO到着/B&B/トラカイへ!>
★リトアニア・ヴィリニュス旅行記2<トラカイ城へ前編>
★リトアニア・ヴィリニュス旅行記3<トラカイ城へ後編>
★リトアニア・ヴィリニュス旅行記4<トラカイでランチ&ヴィリニュス帰路>
★リトアニア・ヴィリニュス旅行記5<2日目B&Bとヴィリニュス旧市街>
★リトアニア・ヴィリニュス旅行記6<ヴィリニュスの聖体節>
★リトアニア・ヴィリニュス旅行記7<沢山の教会>
★リトアニア・ヴィリニュス旅行記8<聖アンナ教会とリネン屋さん>
★リトアニア・ヴィリニュス旅行記9<民族衣装のパレード>
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