2015/6/4(木) 11時。
いい天気です。駐車場に咲いていた花も満開!
青空が広がり今回は車でトルンへ週末旅行!
トルンの位置関係はこんな感じです。
ワルシャワからの直線距離約180km、電車だと約3時間、車でも混んでなければ同じ位。
トルンはワルシャワ同様旧市街自体が世界遺産になっています。
しかしトルンの旧市街の規模がワルシャワのそれとは全然違います。
そしてなんと言ってもトルンの旧市街は本物です。再建ではありません。
全部ではありませんが、多くの建物がそのまま残っています。
私がポーランドに移住した2011年12月31日。
新しい生活が始まる新年を祝ったのはトルンでした。
ただ、真冬だったのもあって外はあまりおらず記憶がほとんどなくて、
今回のトルン旅行はとても楽しみでした♪
6/4この日ポーランドは「Boże Ciało ボジェ チャウォ」という祝日で、
簡単に言うと教会の周りを歩くカトリックの日です。
トルンへの道中でも、いろんな所でこうして歩いているのを見ましたよ。
イマイチ良く分からなくて説明が下手なのですが、
郊外の町だと道端に祠みたいになっているマリアがいたり十字架がおいてあったりします。
そこも綺麗に飾ってそこで何かしながら何箇所か回って最後教会にいくような行事です。
良く分かりませんが子供たちが白い衣装を着ているのでとてもかわいいです。
助手席で暇なので、おにぎり食べながら
ここに書いたり、ポーランドのガソリンスタンドの記事更新したりしていました。
おにぎりは素晴らしいですね、皆様にいただいた海苔、ラップが重宝しています。
お腹一杯になる、腹持ちもいい、簡単に食べられる、ごみがラップだけ!
おでかけには本当にぴったりです。主人はツナマヨが大好きです^^
ガソリンスタンドの記事をあげたとこととはまた別のガソリンスタンド。
見るからに周りに何もないのは、ここは高速ではないんだけども、
一般道よりもスピードだしてもいいエクスプレスという道路沿いだからです。
気温が21度と出ていますが、あくまでもそれは日陰で風が吹いていたら。
日向にいたら27度位に感じます。裸のおじさんで分かると思います。笑
ここのガソリンスタンドは大きくて、裏にも駐車場が沢山、
コンビにだけでなくレストランも入っていました。
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トルンまでは渋滞にあいながら、約4時間。
Airbnbはポーランド国内の旅行ではあまり使わなかったのですが、
私の希望で♪ホテルもいいですが、高いし、なにより
立地も選べてポーランドの一般家庭に宿泊できるのが◎!
そして今回のお宅、私の好みどんぴしゃなかわいい素敵なお部屋でした!!
ネットで見る以上に、写真よりも綺麗!
あくまでも貸す用の部屋なので、ポーランドの一般家庭とは言いがたいかもしれませんが、
つくりは同じなので紹介します!
玄関はなく、靴でどこまでも入ってOK。
こうした本物の木の床は珍しいです。というのも、古い建物じゃないと木ではないから。
この建物は改装したそうですが床は木で再度作ったそうです。
ちなみに使われている木は全て松。
松の木が一番丈夫だそうで、主人もいつも松にこだわって家具を選んでいます。
インテリアはすべてIKEAでそろえたそう。
そう思いました、だって私が欲しいと思っていた物が全部あったんですから!
このテーブルも悩んでいたんです。使ってみてやっぱり使い勝手◎!
ポーランドの家の壁は基本ペンキ塗りで壁紙ではありません。
夏はひんやり気持ちよく、冬は断熱◎冷たくありません。
この鏡が貼ってあるドアが玄関です。
部屋の奥にキッチン。
2口の電気コンロ?オール電化のキッチンにあるガス台代わりのあれです。
最近のお宅はほとんどオール電化でこのコンロです。掃除が楽でほんとにいいですね!
めずらしく電子レンジがありました。貸す用だからかな?
ポーランドは食洗器はあるけど電子レンジはないというのがよく見られる気がします。
電子レンジは栄養壊すから、体に悪いからと強くこだわる人が多いようです。
上の窓はトイレ&浴室の換気。これいいですね。
個人的な意見ですが、ポーランドの家って日本みたいに換気がよくないと思うのです。
日本みたいに木の家じゃないですし、気候も違うので色々あるとは思うのですがなんとなく・・・
乾燥しているのですぐ乾くのですが、空気が回ってないというか・・・流れていかない!
こうしてリビングと繋がっている窓があればここを空けておいて浴室からの湿気を
こちらにもまわせるというのは私の体には嬉しいものです。臭いもこもりにくいですしね!
角の棚は回転棚になっていて、背が低い私でも関係なく奥の物も回して簡単にとれるという素晴らしい棚。
こういった棚は前からチェックしていましたが、引っ越したら絶対作ろうと思いました。
Airbnbのいいところは、朝食などはついてこないけどもその分自分で好きに何でも出来る所。
家に食料持ち込んで料理してもいいし、チンして食べてもいいし、
お湯をわかして紅茶だっていつでも好きなだけ。もちろん帰るときには洗って戻します。
こういった木の台のところはまな板ひかずそのまま切ったりもしますよ。
ピエロギやピザ作る時もこの台の上でそのままやります。
部屋の中のこんな街灯風ランプもかわいいですね!勉強になります。
目隠しカーテンの奥にはクローゼット!ここにあったのか~!
って使うわけではないのですが、住んでいる気分で色々見ていました^^
浴室は、広い大き目のシャワーボックスと洗面所、トイレは普通ですが、
上においてあったこのかわいい飾りがもうたまらない!なんていいセンス!
丸い窓もかわいいですよね。
ドアにフックもつけておけば、ここにタオルがかけておけるのか、ふむふむと勉強に。
ベランダもあり、日が長いこの時期は日が傾いてきてから涼しい時間を過ごせます。
ベランダからの風景。
オレンジの古いレンガの建物は、この地域の水道管理局?のようで、
ここから水を送っているそうです。お城かと思いました。
私があまりにもはしゃいでいるもんで、オーナーさんが
「他の部屋も見る?^^」と見せてくれました!
やったー!!♪
お隣の大きな部屋です。
まずは浴室&トイレ。
こちらの部屋にはバスタブ!!そしてテーブル&椅子まで!
この場合、どこで体を洗うんだ?と不思議に思いますよね。
浴槽の中です。
お風呂に浸かりたかったら、まずシャワー浴びて体を洗ってそれから溜めるんです。
(逆でもいいかもしれませんけど:P)
お風呂なんだかトイレなんだかメイクルームなんだか・・・しかしこのタイプがこちらでは一般的。
でもテーブルまであるのは初めてみました!なんだかいいなぁ~♪
そしてリビング。
リビングにキッチンもあります。
うちはもっと狭いですが、ワルシャワでもこういうところに友達と2人で暮らしてるとかいう子
結構います。一般の家よりは小さいですが、日本の感覚では考えられないほど広いですよね。
お風呂は大きいので、これをシャワーボックスにしたら、学生が住んでいてもおかしくないですね。
現に知り合いの家はこんな感じです。
リビングの隣に寝室。
壁の色も微妙に違っていて、今度塗り替えようとしている私達にはとても勉強になりました。
オーナーの奥様いわく、これはプロバンス風だそうで、
私はプロバンス風が好きだったのかと判明。淡い青が多くて好きです。
建物内の階段だって全部素敵です。
そんなお部屋がある建物の外観がこちら。
ポーランドでよく見るコンクリートの四角い建物です。
びっくりでしょう!これの中身があれなんて!!
ガイドさせていただいた方にはお話しすることもありますが、
建物の中は古い家もありますけど、こうして想像もつかないくらい
綺麗なお宅も沢山あるんですよー^^
オーナーさんは1F(ポーランドだと0F)に住んでいて、
他の部屋も買い取ったようです。
さて、お部屋を堪能し、15時頃かな?
ベランダから見えた水道局を後に、旧市街へ歩いていく事に。
距離にして2.5km・・・ちょっと遠いよ・・・でもいい天気なので歩いてみることに。
ポーランドの建物の古さ比較ができる建物があったので紹介します。
どちらもかなり古いと思います。戦争があった時くらい?のもの。
↓
共産主義あたりからの建物~現代の建物
今はアパートならこのタイプが一番多いと思います。
でもこれは新しいかな?外塗り替えただけかな?
古いと例えば今でも上の階は水圧が弱かったりします。
↓
そして最新。
ガラスが大きい。ベランダが大きい。ウッドデッキだったり。
外から丸見えタイプも多い気がする。
こんな感じです。一軒家となると日本同様多種多様です。
30分ほど歩いて、旧市街入り口に着きました。
725kmって相当距離ありそうですけど、陸続きだとこうして隣の国(ドイツ)までの
看板なんかも出ているのですね。
島国じゃ分からない感覚。
旧市街に入る前までも綺麗な建物が並んでいました。
この建物は、市庁舎ではないんだけども、なんて言うんだろう?
市役所みたいなものだと思うのですが、ポーランドの政治がよく分からないので、
とりあえずトルン市のまとめ役どころの1つという感じです。
トルンといえばコペルニクスの故郷です。
ワルシャワではショパンが沢山みられましたが、
トルンではどれくらいコペルニクスが見られるでしょうか^^
つづく
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★トルン旅行!1<往路とポーランドの家庭AirBnB>
続きはこちら→★トルン旅行!2<旧市街とレストラン>
★トルン旅行!3<聖霊教会と聖母マリア被昇天教会>
★トルン旅行!4<旧市庁舎の塔からの眺め>
★トルン旅行!5<2日目プラネタリウム>
★聖洗礼者ヨハネと福音史家聖ヨハネ大聖堂(トルン)
☆2016年トルン日帰り旅行(行き方)
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