2015/7/30(木)-8/2(日)
正確には7/31.8/1のまる2日間と前後の空港までのお見送りをさせていただいた4日間。
4月にご連絡を頂いていて、それからお会いするのが楽しみだったS様御夫妻。
ガイド内容はお任せいただいていたので、張り切って準備をしていました。
そんなS様と過ごした2日間についてのガイド日記です^^
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7/30(木) フィンランド航空で夕方にワルシャワに到着されたS様。
空港へお迎えに行き、ホテルまでご一緒に。
お部屋を確認したら、予約時の内容と違っていて、フロントへ。
どうやらホテルとその予約サイトとの連携がうまく出来ていなかったようで、
“そのクラスの部屋はこれしかないから、そのサイトの内容が間違っているわね”
というような感じ。
本当の希望の形の部屋は、あることはあるけども狭くなってしまうので
せっかくだったらやっぱりいいお部屋で、ということでそのままいいお部屋に^^♪
フロントの方はとても丁寧で、いいスタッフさんでした。
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7/31(金)
町中にポーランドの国旗とワルシャワの市旗が出ていました。
なぜかと言うと次の日の8/1がワルシャワ蜂起開始の日という
ワルシャワにとっては最大の記念日だからです。その準備です。
新世界通り(正確にはここはクラコフスキエ プシェドミエシチェ)もご覧のとおり。
聖十字架教会とたなびく旗。いい天気です!
ワルシャワ大学の建物を通り過ぎて、ホテルへお迎えに。
ホテルブリストルの隣は大統領官邸なのですが、朝からスーツや綺麗な格好をした人々が
沢山いて、何かを待っているようでした。
聞いてみたら、どなたか(教授?)が、新しい学位を授与されたそうで、それの出待ちでした^^
ワルシャワ蜂起博物館へのご希望を頂いたので、予約をしてメトロで博物館へ!
と、その前に少し時間があったのでCOSTA COFFEEで朝の一息。
朝カフェは気持ちがいいですね^^
イタリア人の何かの競技のグループがみんな小さなコップでエスプレッソを飲んでいて、
(ほんとに飲むんだ・・・)とびっくりしました。
新しいM2線で移動。
大変申し訳ないことに途中道を間違えてしまい、遠回りをして博物館着。
普段なら絶対歩かないであろう、ワルシャワのなんてことない普通の暮らしを垣間見れた朝ではありましたが、朝から暑かった為に余分に歩かせてしまって申し訳ありませんでした。
Muzeum Powstania Warszawskiego
ワルシャワ蜂起博物館
予約をしていたので、並んでいる列をよそにするっと中へ♪
オーディオガイドを借りて、聞きながら周ります。
覗いた先には、何が見えましたか?^^
こうした自分で動いてみていくスタイルの博物館なので、飽きません。
ワルシャワ蜂起開始1日目から、市民の士気が高まり、やっと戦えると喜んでいる様子や、
その間離れ離れになってしまった人たちを結ぶ郵便やさんコーナーなどもありました。
安否を確認できた家族の喜びなどがオーディオガイドで説明され、改めて手紙というのは
今でもメールよりもより気持ちが伝わるものだと感じました。
新しいコーナーも出来ていて、そこには現代の新しい銃もありましたよ!
ぐるっと周って、出ようとした所、多くの取材陣が入り口に!
なんだなんだと上から見ていたら、
どうやらこの左の女性(紺色のジャケット)が目当てのよう。↓
この後コモロフスキ前大統領も訪れていたそうですが、ワルシャワ蜂起前日ということで
数名の政府関係者が来ていたようです。
お昼ご飯を食べにホノラトカへ行きました♪
ここでゆっくりランチ♪
隣の観光できていた大きな体の男性二人(スペイン?ポルトガル?)は
とんでもない量を食べていてびっくり。笑
体の作りからして違うなと、改めて思ったのでした。
ランチメニューでも、日本人男性なら“食べきれるけども本当に満腹!”という量です!
食休みをして、体を動かしに旧市街散策へ。
ワルシャワのバルバカンはクラクフのそれよりも、より雰囲気があります。
歴史広場の人魚像前では結婚式だったのかな?素敵な方々がいました^^
そして、この後旧王宮へ!
通常の入り口が工事をしていて、ぐるっと回ってチケットを買い、
またまたぐるっと今度は反対側へ回って入り口へ。
入ってから気付いたのですが、順路が以前と変わっていて、
前回はロープが張ってあって入れなかったところがあいていました。
逆に前開いていた所が周れなくなっていたので
ちょうど色々工事中なのかな?そんなこともあります^^
新たな旧王宮を訪れた気分になれました。
豪華な王様の椅子があるところの天井。椅子よりもこの白鷲のマークに
目を奪われます!!!
奥様がお気付きになられた、可愛い取っ手。
天使がついていたのですが、よく見ると面白い顔をしていたのです^^
(画像クリックすると大きくなるので見てみてください^^)
旧王宮には沢山のタペストリーもありました。
「(あれ?こんな所なかったな・・・)」と思ったところその1です。
S様御夫妻は美術品にとてもお詳しく、見ながら私にも色々教えて下さいました。
こんな大きなタペストリーがいくつもある(他の部屋にも沢山ありました)所は珍しいそうです。
いつもの美術館とは違う物が見られて旧王宮に来てよかったです^^
「(あれ?こんな所なかったな・・・)」と思ったところその2です。
沢山の絵画と、勲章が展示されていました。
どれも細やかな細工で、よく作ったなぁと惚れ惚れしてしまうものばかりでした。
旧王宮内は写真OKですが、フラッシュは禁止です。
カメラの設定を“AUTO”にしている方は確認してからお撮り下さい。^^
旧王宮を後にし、旧市街入り口にある大きな教会
聖アンナ教会へ!
丁度ミサをやっていたので入り口から少しだけ見てきました。
※この写真は入り口からかなりズームして撮ったものです。
★ミサ中でも写真を撮ってはいけないわけではないのですが、マナーとしてミサの邪魔はしないように、後ろからフラッシュなしで静かに撮りましょう。ポーランドでは教会はどんなに有名できれいなところでも観光地ではありません。それくらい敬虔なカトリックな国なのです。
日本で言えば、ミサはお坊さんがお経を唱えているところと思ってください。
お経を唱えている時に、気付いたらとなりで外人がフラッシュ焚いて写真を撮っていたら少し気分が害されますよね。お坊さんの衣装やお寺の雰囲気がいいのは日本人でも理解は出来ますが、今じゃなくても・・・という気持ちになると思うのでこちらも同じです。時と場合、立場を弁えて、後から静かに撮れば邪魔にもならずいいと思います。
ミサ中だからこそ電気がついて教会内が明るくなって、カトリックの教会はすっごく綺麗なんです。
オルガンの音もとても素敵です。
特に聖アンナ教会はオルガンが有名なので聴けてラッキーでした^^♪
丁度近くで仕事をしていた主人と合流し、ザピエツェクで晩御飯を食べました!
4人いたので、色んな料理を頼んでシェアして食べました。
どれもお口に合ったようでよかったです。
ポーランド料理は本当にどれも美味しいんですよ~♪
綺麗な店員さんと記念撮影♪
ここザピエツェクの店員さんはかわいい伝統衣装モチーフの制服を着ています^^
お腹一杯になり、20時頃解散。
翌日のワルシャワはワルシャワ蜂起記念日だからなのかすでに色んな所で
いつも以上にこのPW(Powstania Warszawskiego =ワルシャワ蜂起と言う意味)
のマークが見られました。