先日「ポーランドのイースターで欠かせないもの10選+α」を
書きましたが、その必要なものをカゴにつめて
教会へ行くŚwięconka(シュフィエツォンカ)の行事について
今年の様子を残しておこうと思います
今年は引っ越したので、初めての教会でのŚwięconka(シュフィエツォンカ)。

私はカトリックではないので、教会へ行くとしたらガイドでご案内するときか
旅行先かで、コロナになってからは行く機会がなかったので
しばらくぶりに教会へ行きました。
教会内は静かで、ひんやり寒くて、後ろには大きなパイプオルガンがあって。
この日(2022年4月16日(土))はイースター前日ということもあり
時間関係なく教会で祈っている人もいるので、ミサではない時間でも
多くの人が祈っていました。

朝はのんびりして、午後になってから教会へ向かうと他にもまだ沢山のイースターのカゴを
持った人たちがいました
この日は朝から夕方まで、こうして道端を可愛いカゴを持った人々を見ることが出来ます
場所によっては時間が決まっているので回数が少ない教会もあります。
(前に住んでいたところはそうでした)
ここは人数がいっぱいになり次第だったので、
並んで待っている間に周りの方のかごを見るのも楽しかったです
今年の私達のカゴはこんな感じです

今年は塩コショウが「私卵の一体型の持ってた!!」と思い出し、
毎年塩コショウが幅をとっていた所すっきり&見た目的にも良くなり、
ハムチーズも巻くことでより良くなりました
回を重ねるごとに良くなってきているのではと思います

これにもう一枚レースをふたするようにかぶせて完成です
(ちなみにこの敷いてあるのもかぶせるのもすべて私が編んだものです
)
こちらの教会では部屋の中にカゴを並べていっぱいになったら次の皆さん、
というようにされていました。

本当は始まる前に並んでいるときに撮りたかったのですが
(神父さん?も「写真タイムいいですか、大丈夫ですか」と始める前に声をかけてくれていたので
写真とってもいいんだ!と絶好のタイミングだったのに)
2m近い大きな人があとから来て私の前で止まってしまい・・・
全く見えなくなってしまったのです
終わった瞬間、わぁっと人々が動き出した瞬間にこちらを撮ることが出来ました
それぞれ大きさも形もご家庭それぞれなのがずらっと並んでいてとても可愛いです
マスクはポーランドはもう3月下旬からしなくてよくなってしまったので
ほとんどの方がしていません。

Święconka(シュフィエツォンカ)はこのカゴを囲んで、ミサではないのですがミサのような、
神父さんが何かを言って、上の句のあと下の句を読むような感じで
なにか言ってはまわりの人々が何か言って、たまに十字を切ったり、これは決まりがあって
もうこちらの人は小さな頃から叩き込まれているのか
「よくそんな長ゼリフを覚えていますね」と思うほど長く言っていたりします。
いつも感心してしまいます
そして最後に写真の左側に少し写っている金属のボウルに入った聖水を
木?製の小さな箒のようなものでそれぞれのカゴにかかるように
ピョッピョッと大雑把ではあるのですがかけていきます。
しかし、教徒ではない私は衛生が気になってしまうのです。
金属の器が汚れているのか、水が濁っているか定かではないのですが
綺麗な水には見えなかった上に、箒もそれは綺麗なの?とか
ハムやソーセージはそのまま食べるので
「あの水かかってたら本当に大丈夫なの…?」と少し
不安に思ってしまいました
さらにこのカゴのものは翌日イースターの朝ごはんで食べるものですので
家に帰ってきたら冷蔵庫にいれるものはいれて、1日待ちます。
結果的には何事もなく美味しく食べたので大丈夫でした
そのイースターのご飯の様子はこちらの記事からどうぞ
(公開したらリンクをつけますので少々お待ちを!)
今年のŚwięconka(シュフィエツォンカ)でした
久しぶりに教会へ行く機会にもなって良かったです
あの静かで荘厳な雰囲気、綺麗なカトリックの内装は
やっぱりいいですね
