今日「これは本当に今のうちに備蓄しておかないとお金が保たないかも」と
思う話を聞きました。
「畑にまく肥料あるでしょ、あれの値段が5倍になったんだって。」
「ええ!?」
・・・てことは!?
勿論BIOもありますが、普段食べている一般的な野菜にしても小麦にしても、
肥料ってどれも使われているとは思うのです。
そのおかげで、大量に、安定的に供給できていて、安く主食として食べられていますよね。
でも肥料が5倍て。
5倍!?
例えばこちらの農業ページ「tygodnik-rolniczy.pl」ではこのように書いてありました。
Od 11 marca saletra po 6100 zł. W ciągu roku zdrożała pięciokrotnie!
Ceny nawozów poszybowały w górę, a liderem podwyżek stał się właśnie Anwil.
Z najnowszego cennika rozesłanego przez włocławskiego producenta nawozów do punktów sprzedaży wynika,
że od 11 marca bardzo mocno wzrosną stawki za nawozy. Saletra amonowa ma kosztować aż 6100 zł/t!
Jeszcze 4 marca, gdy przeprowadzaliśmy naszą cotygodniową sondę wśród dystrybutorów w całej Polsce,
ceny saletry oscylowały wokół 3000 zł. Dla porównania – rok temu było to 1200-1300 zł.
3月11日より、塩硝を6100złで販売。この1年の間に5倍の値段になりました
アンヴィル社を筆頭に、肥料価格が高騰しています。
Włocławek(ヴウォツワヴェク)の肥料メーカーが販売拠点に送付した最新の価格表によると、
3月11日から肥料の料金が大幅に引き上げられ、
硝酸アンモニウムは6100PLN/tにも!
3月4日にポーランド全土の流通業者を対象に調査を行った時点では、
硝酸アンモニウムの価格は3000PLN前後で推移していました。
ちなみに、1年前は1200-1300PLNでした。
ほえー😫
本当に5倍になっていたんだ😫
今に始まった話ではなく1年というスパンではありますが、それでもすごく大きな増加です。
この他にも、硫黄やマグネシウム入りの肥料も値上がりが確定しているそうで、
配送にも問題が出るだろうと予想されています。
先日ガソリンの値上げについて書きましたが
★日常生活での変化①ーガソリンの話ー
★日常生活の変化ーガソリンの続報ー
ガソリンだけでなく、肥料という食べ物を作る過程に置いて重機は勿論なのですが
おそらくほぼ使わないわけにはいかないであろう肥料までもが高騰。
高騰どころかこの1年で5倍にまでなったとなると、
インフレはまだまだひどくなりそうです😫
私の一番身近なびっくりした値上がり例でいうと、
食堂のようなところがあって、そこは立地の割には値段が安く、学生も働く人も
みんなが使うようなところがあります。
そこのセットの値段が、前までは22złだったのです。
それで、
●スープ(日本人女性だったらこれだけでもうお腹いっぱいになる量です)
●メインのお肉や魚+サラダなどの副菜
で、私はこの食堂は半分で完全にお腹いっぱいになってしまい、いつも半分は
夜また食べるようにとって置かなければならないほど量が多くて
これで22ズオティは安いなと、ポーランドの食べ物の安さは「生きていくには一番いい」と思っていたのです。
いつも私は1ズオティは30円換算で計算しているので(最近はずっと30円以下でしたがその前はずっと30〜33円
あたりだったのです)700円以下でこれは、これぞポーランドの値段だなと、丁度いいと思っていました。
それが、コロナが始まってしばらくし、セットが26złに上がりました。
これで780円。これだと日本でもありそうな、いやランチで毎回780円って私は払えなかったな…と
社会人時代を思い出して思ったり(お昼はいつも500円の丼丸で過ごしていたので😆)
でもコロナで色々制限が始まって、日本と変わらないなぁなんて、
しょうがないと思っていました。
しかし。
気づけば更に値上がりして今やセットが29złに😮
ランチで870円!?ポーランドで!?
これは驚きな値段なのです。
ここを知る友人に話したら「え!?あそこでその値段なの!?」と同じく驚いていたので
きっとランチのセットでこの値段に驚くのは私だけではないと思います。
あくまでもレストランではなく、食堂です。
勿論、いいレストランやカフェ行けばランチで70złとかも平気であるのですが
私が言っているのはそんな良いところではなく、
社員食堂とはまた違うのですがこういうのを日本にいる頃に見たことがないので
なんと言えば良いのでしょうか、定食屋なのかな🤔
Bar mleczny(バルムレチュニィ)まではいかないのですが、
Barといえばバルなのかな…同じようなものなのかな🤔
(日本で言うバーとは違いますよ☝)
野菜やフルーツが安くて収入が低くても食べることには困らなかったのに、
これからは厳しくなりそうです。
いや、すでにもう貧困層では厳しくなっています。
光熱費も軒並みあがっているからです。
最近はもうめったにスーパーへは行かず、Friscoというネットスーパーで頼んでいるので
まだそこまでFriscoは値段変わってないのですが、しかし少しずつ色んなものは上がっています。
なのでなるべくpromocjaなcenyのもの(安くなっているものと言いたい)を買って
出来るだけ備蓄としてもなる缶詰系も今後の為に買いだめています。
缶詰と、パスタと、ご飯と、水があればとりあえず飽きずに色々食べられるかなと
思うのですが、
ただこの調子でもし電気やガスが使えなくなったことを考えると
水も火も不要で食べられるものも買っておかなきゃかなと、そちらもオーダーするたびに
考えています。
どこまで影響が出てきてしまうでしょうか。
日本からなにか送ってあげたいと思う方もいるかもしれませんが、
今は関税がまず多くかかり受け取る方も内容価値の23%を払うことがよくあります。
(ポーランドで受け取る側の関税の話は経験談をこちらに書いてありますのでよろしければご参照下さい)
こちらもご注意下さい。
日本の友達がポーランドの友達に贈り物したら、その関税の高さに驚いて受取拒否したそうです😥
(その場合はそのうち日本へ返送になります)
私は一度中身が確か約1万円くらいのもので、食料品はあまりないもので、受け取る時に約5000円払わないと
受け取れなくて払ったことがあります。勿論計算ミスされていたので返金要請は出来るのですが
何ヶ月かかることか、どれだけの書類や出向いたり電話したりが必要になるかと考えると
(もういい)となってしまってそのままにしたものがあります。
また今このロシア・ウクライナ紛争のためにポーランドへのSALやEMSは出せなくなっています。
長くなってしまったので分けます。
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