ポーランドに来て最初に見て楽しいのは
日本では見たことのない草木や花、そして鳥が目につくと思うのですが
どこを歩いていても必ず一度は目にするであろうカラスは特に
面白いと思います🐦
中でもこの半分グレーのカラス。
これを見たときは「こんなのいるんだ!」「初めてみた!!」とびっくりでした。
ガイドをしたお客様たちも、「これは何…?カラス!?」の反応が面白かったり、
日本からはもちろんEU内に住む方々もいたのですが
EU内からでさえも初めてみたという方が多くて、
「え!?そちらにはいないんですか!?」と陸続きなのにびっくりしたこともあります😄
ポーランドだとむしろそこら中に居るのですが珍しい烏なのでしょうか👀
しかし烏と言えども、ポーランドで烏と言うと毎回4種類の名前が出てきます。
どれがどれなのか、誰に聞いてもイマイチ違いがわからない。
今日も散歩中に色んなカラスミックスな光景を目の当たりにして
どれがどれなんだいと気になってしまいました。
ずっと気になっていので、「今日はもう調べるぞ!」からの
「調べたんだからついでに残しておこう」と言うことで、
情報源はポーランド人の主人とwikiですが卒論ではないのでなんとなくで😉
書いていこうと思います。
早速、まずは最初に話題に出た半分グレーのカラス。
大きさは日本で見るカラスと同じくらいで、顔も普通のカラスだと思うのですが、
体が半分グレーなのです。
そのためか、そこまで威圧感を感じず、むしろ可愛いとすら思うこのカラス。
ポーランド語だと「Wrona siwa ヴロナ シヴァ」
日本語だと「ズキンガラス」と言うそうです。
詳しくはwikipediaなどで軽く見ていただければと思うのですが、分布を見るとEU内でも
オランダより西にはいないようで、だからお客様も見たことがない方がいたのかと納得したのですが
東欧、イタリア〜トルコの方まではいるようです😄
ポーランドでは、こんな話もあります。
「このカラスは神様に色を染めてもらう時に、ポーランドのカラスは貪欲じゃないから
僕は半分でいいですって言って周りは真っ黒にしてもらうのに半分だけなんだ。
それがポーランドだ。」
という、ちょっと遠慮がちなところが現れているカラスだそうです😙
(※ポーランド以外にもいます)
シヴァは白髪のことも表す単語なので、
白髪=メラニン色素が作られてない毛がある→白くなる
ってことだから、じゃあそのシヴァがない普通のWrona(黒いヴロナ)はいるのかというと
います👀
真っ黒ですね、これがどうやらお墓でよく見かけるような所謂カラスのよう。
ポーランド語だと黒いヴロナという意味で「Czarnowron チャルノ ヴロン」
そしてこれは日本語だと「ハシボソガラス」というようです。
日本語だと名前が変わっているので、色が違うだけじゃないのかな👀亜種とは書いてあったけど👀
しかし黒いのはもう一ついて、それがこちら。
http://ptasieogrody.pl/より引用(ページが安全ではないのでリンクは貼らないでおきます。)
ポーランド語だと「Gawron ガヴロン」
日本語だと「ミヤマガラス」で、日本では全国にいるそうです。
wikipediaで詳細もどうぞ。
見分ける特徴としてはくちばしが黒くないところ。
これもよくいます。
ただポーランド語の方で見ると日本にはいないとなっているので、
漏れかもしれませんが日本で見るカラスとは違うのかも?🤔
ミヤマガラスってよく聞きますよね👀
それから黒いのは実は一種類いて、
これはまさにヨーロッパ!なカラスだと思うのですが
http://ptasieogrody.pl/より引用(ページが安全ではないのでリンクは貼らないでおきます。)
ポーランド語だと「Kruk クルク」
日本語だと「ワタリガラス」です。
レイヴンって単語を聞いたことがある方もいるのですが、
カラスって英語だとクロウかレイヴンで、
クロウだと邪悪な方のカラス、
レイヴンは聡明な方のカラスで
カラスでも種類が違うそうです。
このkrukはレイヴンの方のカラス。
北海道で見られるようで、体が一回り大きいのが特徴のようです。
北海道にも限らないのではと思うのですが、
大きなカラスだな〜!とびっくりする大きさのは、
このワタリガラスなのかもしれませんね👀
黒光り具合が綺麗で、怖いけども綺麗さもあるカラスです👀✨
そしてよく見るカラスっぽい鳥でいるのが、
こちらのカフカ。
つづく↓2へ