少し遅くなりましたがメリークリスマス!
ポーランド語ではWesołych Świąt ヴェソウィフ シュヒョントといいます。
今年もこのクリスマス祝日が終わり、もうお正月3が日が終わった気分です。
ポーランドでよく流れるクリスマスソングは日本でよく聞くものも多いのですが、
今年はなんだか「Driving Home for Christmas」がよく耳に残りました。
イントロからすでに「あぁこれね!」とわかる方も多いと思います。
なんだろう?CMで使われていたのかな?🤔
いい曲ですよね😊
ワムもマライアも、ポーランドでもおなじみです🤭
さて、まずはツリーの話をしたいのですが、
ポーランドの伝統だと、ツリーを出すのは12月24日。
「えぇ!?」ですよね🤭
日本だったら「もうしまっちゃうよ!」という時期です😂
12月6日にミコワイキというサンタさんからプレゼントがもらえる日があります。
ミコワイが、フランス語で言うニコライ、英語だとサンタでいいのかな?
そのポーランド語版がミコワイで、
普通に男性の名前としてミコワイ君も沢山いるのですが、
そんなミコワイの日にはツリーが勿論あった方がいいので
その時までに出すという方が今は一般的かもしれません🎄
でも伝統で行くと24日からやっとクリスマスなんです。
24日に出して、この夜イブニングのディナーがお祝いになります。
(クリスマスイブのイブはイブニングのイブですね😉)
そして25日クリスマス1日目、
26日クリスマス2日目と祝日です。
24日は休みではないですが早上がりしたり、今年は金曜日だったので
有休取っていた人も多いと思います😊
✤✤✤✤✤✤✤✤✤✤✤✤✤✤✤✤✤✤
今年は新居に引っ越して(まだ完成はしていないのですが)初めてのイベントが
このクリスマス。
本物の木を買って来ようかと思ったのですが、思い立ったのが少し遅かったので
小さな卓上用のを買いました。
クリスマスツリーはポーランド語でChoinkaホインカといいます。
このミニホインカを選んでいるところも写真に撮ってきたので
その様子はこちらからどうぞ😉🎄
✤✤✤✤✤✤✤✤✤✤✤✤✤✤✤✤✤✤
ヤドリギ(Jemioła イェミオワ)の飾り
我が家は主人が今どき珍しいくらいの敬虔なカトリックなので私もそれに付き合って
郷に入っては郷に従えを守って、主人のGOサインが出るまでは出さないでいます。
クリスマスデコレーションの一つとして、ヤドリギを高いところに飾ります。
ヤドリギ(宿り木)の本物を見たことある方はどれくらいいるでしょうか?
私は絵から名前だけは知っていたものの、本物を見たのはポーランドに来てからが初めてでした。
「白い実はこんなところについていたんだ」「ベタベタしている」など
絵からはわからないことが本物を見ると色々分かりますね😊
✤✤✤✤✤✤✤✤✤✤✤✤✤✤✤✤✤✤
最初に知ったきっかけは、
「木についているポコポコしている気持ちが悪いのは何?」
とした質問の答えが、まさかの宿り木だったのです。
例として、写真はポコポコしてはいないのですが、
右の木の上の方に付いているのは全部ヤドリギです。
枝の途中にもさっと不自然に生えているのが分かりますよね😯
ヤドリギは寄生木とも書きますがまさに寄生しているので
もとの木の栄養をとってしまうので実は困るものなのですが
クリスマスには神聖のような感じになるのが不思議ですね😂
✤✤✤✤✤✤✤✤✤✤✤✤✤✤✤✤✤✤✤✤✤✤✤
世はとっくにクリスマスムードでキラキラと華やかなイルミネーション。
クリスマスグッズも沢山売っている時なのに、家の中はツリーもなく
クリスマスっぽさが全然なく、寂しかったのでイェミオワの他にもと
色々なものを作っていました。
今年は色々作ったので残しておこうと思います😊
①スパイスリース
Handmade original mini spice wreath 🙂
もう何年前でしょうか、その昔六本木ヒルズでドイツのミニクリスマスマーケットがやっていて
(今でもやっているでしょうか)そこで小さなハンドメイドリースを買ったんです。
シナモンやクローブ、何かの種だと思うのですがそうした本物の素材を使った素朴ながら
とてもおしゃれで可愛いリースでした。
それをいつか作ってみたいと思っていて、
もう10年以上越しの夢となりますがそれを叶えました😚
スパイスなんて使ったことがないし、本物を見たこともなかった私ですが
ポーランドへ来てから冬の紅茶でよく出てくるシナモンスティック、クローブ、アニスをみて
「これは…!!」と思っていたのです。
しかし、実際作るとなるとそれだけでは出来ず、その他の小さな小物といいますか、
脇役たちが必要でそれもいつかのためにと取っておいていたんです。
それらが全部大活躍して、初めて作ったスパイスリース😊♥
作り方も分からず、適当なのですが気に入っています😊
あまりクリスマスっぽすぎるとあれなので、
年明けても見ていられるようにと思い赤は抑えめにしました。
この後また別のも作ったりしてワイヤーアートというのでしょうか、
ワイヤークラフトかな?細いアーティスティックワイヤーで作ることに
ハマりました😆
②生木のリース
「いつか作ってみたい」と思っていた第二弾です。
本物の木や葉っぱから作るリースもやってみたかったんです。
こういうのをつくる教室ってあると思うんですけど、ちょっと憧れていて
「でも素材はここならお金払わずともその辺にあるんだよな〜」と思っていたものの
折ってくるのも気が引けるし(折っている人はよく見かけるのですが)
そんなことを思っていたある日、散歩中に伐採済みの枝を見つけて
「これリースに使えるやつだ!わーい」と一部もらってきました😊
土台は何年も買ったはいいけど使っていなかったリース型の発泡スチロール。
白が見えると変なので手持ちの使わない茶色系の糸をぐるぐる巻いて
木っぽくしてから、グルーガンで葉っぱ付きの枝をいい具合にペンチで長さを合わせながら
貼っていきます。ただ貼るだけなので本当に簡単です😊
あとから取ってあった松ぼっくりが沢山出てきて、こちらはシルバーのラメでおめかし。
お化粧前とお化粧後では随分と見た目が変わります😆
ラメは最初は使わないラメ入りマニキュアで済まそうと思ったのですが、キラキラ感が圧倒的に
足らないので、ラメパウダーをマニキュアが乾かないうちにふりかけて作りました。
この辺りでふと、<断捨離>という目標を掲げていた今月、でも捨てるものはないと思っていたのですが
<私にとっての断捨離は遠慮なく思いっきり使って無くすことだ!>と気付いて
勿体ぶらずに毛糸もマニキュアもラメパウダーもガッツリ使ったのでした😊
この気付きは私にはとても大きなものでした😚
-
-
散歩中に伐採済を発見
-
-
発泡スチロールに毛糸
-
-
お化粧前
-
-
お化粧後
-
-
ミニリース完成♪
(↑クリックすると大きくなります)
このリースは、実は部屋の飾りではなくお墓に飾るためのものです。
少しの間は部屋にも置いてあるので見ていますが、
冬の時期のお墓の飾りに🎄✨
こちらの人はお墓をよくケアします。
もうすぐ命日なので、お義父さんの為のリースです😊
③松ぼっくりで卓上小物
生木リースで残った枝を使って、それを土台として松ぼっくりを
卓上インテリアに😊
これはキャンドルと一緒に置く用の小さめサイズ&シンプルです。
④ビーズ飾り
これはもともとは別のものになるはずだったのですが、
長くなりすぎてしまい代わりにデイリーキャンドルに巻き付けました😁
⑤クリスマススワッグ
残りの枝をまとめて、そこに細長いタイプの松ぼっくりを吊るしただけなのですが
こんなのを何かで見たので試しに作ってみました😊
ブーケの逆バージョン?スワッグという言葉も今年初めて知りました😊
最後におまけのおまけですが、
最終的に残ったもすべてのものをつけたもの。
花瓶に刺しておけるかな〜と、いい塩梅に松ぼっくりをつけて
背景になるような枝を作りました😜
ということで、本当はクリスマスディナーを書くつもりだったのですが
作ったものについて書いていたら長くなってしまったので
別途書きます😁
今年もよく作ったなぁなんて思いながらの年末です。
こんなことを言いつつも実は手を止めてコラージュ用のデザイン紙を
切っていたり、まだまだ製作欲は満たされていません😂
Instagramの方にはよく作ったものを載せているので宜しければ
そちらもご覧ください😊
→kaori’s Instagram
最後まで読んでくださりありがとうございました。
食卓編も宜しければ読んでいってくださいね😊
<2021年>今年のクリスマスディナーとコレンダを歌ってみよう
<過去のクリスマス記事ピックアップ>
★<2018年版>ポーランドのクリスマスの食事
★<クラクフ>クリスマスシーズンの日帰りクラクフ観光
★<クリスマスギャラリー>ワルシャワの旧市街イルミネーションをお届け!