あっという間に10月入ってもう2週間も過ぎてしまいましたが
皆様いかがお過ごしでしょうか。
ワルシャワはだいぶ寒くなってきて黄葉がいっきに進みそうです。
本当だったらショパンコンクールがやっていた10月ですが来年!
来年お会いしましょうね!
最近コロナ関係の話が日本では落ち着いてきて前ほどうるさくなくなったと
友人から聞きましたが、どうでしょうか。
今の生活も慣れてきたでしょうか。
ポーランドはまた大変なことになりそうで、国としてはイエローゾーンになり
感染者の人数がどんどん増えてレッドゾーンエリアも増えてきました。
すでに日本でもスペイン、フランス、ドイツと爆発的に増えていることが
報道されていると思いますが、まぁそんな生活してれば治まるはずないよねという
状況ですので、何の不思議もないと思われます。
これで何が困るかというと、正直そこまで私自身に直接は影響ないのですが
友達とまた会いにくくなってしまったことでしょうか。
外出時のマスク着用が必須になり、スーパーなどがまた規制をかけて
10~12時がシニアタイム(老人のお買い物タイム)を取り入れて
その分24時間営業を定番にするかも?なんて言われています。
ロックダウンになるかはわかりませんが、主人の同僚でコロナに罹り、
治ったかと思われた人が、未だ味覚が戻っていないという人がいます。
こう身近にいると、やはり本人は大丈夫だったとしても罹った人に
影響が大です。うつした本人はうつした自覚のないまま他人を大変なことに
させてしまうかもしれません。
(この同僚の場合は避けるべきと言われていたパーティーをしていたので自業自得なんですけどね🤐)
そして普段使っていたネットスーパーもまた注文が増えてしまい、配送がいつになるか
分からない状態になっています。
少し前に食べ物は確保していたのですが、果たしていつまで続くか・・・。
4月に日本から持って帰ってきたもの、それまでにいただいてしばらく保管していたものも
尽きてしまい、日本食が恋しいこの頃です。
そんな話を主人と食後に色々としていて、なぜだったか、宇宙の話から
スーパーカミオカンデになり、名づけの話から名前の話になったんだったかな。
それで
「ポーランドはアルファベットしかないもんね」という話になりました。
そして私もポーランドにきてしばらくたつのでアルファベットの読み方が基本的に
ポーランド語読みになってしまって
私「く~悔しい!Pはピーなのにペと言ってしまう!」
主人「え?・・・ピー…abcdefg…あぁそっかピーか」と本人は一瞬Pは英語でもペだと
思うほどに根付いているようでした。
そこで、アルファベットの順番を主人が言ったときに「Q」はどこいった?となり
少し昔のことを思い出しました。
こちらがポーランドで習う本来のアルファベットです。
ご覧の通り、Qはないのです。
そうなんです、ないんですよ。それどころかVとXもありません。
代わりに余計なのが増えていますが、それらがポーランド語らしいやーつです。
Qはポーランド語だとクーと読みます。これは本当に使いません。普段から見ません。
Vはファウと読みます。ファウはポーランド語にはないですが、英語やドイツ語でよくあるので
結構見る気はします。VW(フォルクスワーゲン)とか、voltとかvintedとか、あとなんだろう?
Xはイクスと読みますが、ksでかわりにあらわされます。
コピー機のこと「クセロ」と言うのですがこの時に本来はkseroと書くところを、
ポーランド語の英語化が増えて xeroと書くのが一般的になってきています。
読み方はどちらもクセロです。
余談ですがポーランドではコピーはコンビニにはないので、代わりにxero屋さんがその辺に
あります。それも、自分でやるのではなくカウンター挟んで店員さん(といっても制服もなく私服のただの人)
にやってもらいます。
安いですがカード払いでピッと出来るのはいいと思うところ。
ただ書類とか、パスポートとか特にですがそういった大事なものも人に渡してやってもらわ
なければいけないのでそれが少し嫌だなぁと思うところです。
それでスキャナーつきのプリンターが家にあるわけですが、コピーが必要な時って
何故か外にいるとき🤔 もー何故なんでしょうねー🤔
話がそれてしまいました。
それで、ABCを言ってみてと順番に言ってもらうと、まさに↑表の通りなのですが
ア、オウン、ベ、ツェ、チ、デ、エ、エウン、
エフ、ギェ、ハ、イ、ヨット、カ、エル、エウ、エム、エヌ、エニ、
オ、ウ、ペ、エル(巻く)、エス、シ、テ、ウ、ヴ、イグレック、ズ、ゼット、ジェット
カタカナにするとちょっとまた発音違うのですが、
まぁ違うもんです!
Eはイーではなく、エで、
Aはエィではなく、アで、
Iはアイではなく、イで、EAIはいつもややこしい。
主人は巻き舌が出来ないのでLとRがどっちもエルで聞き取りにくく、
ポーランドではアールという言葉はないのです。
何より普段英語とポーランド語(と日本語も)混ぜて話しているので
スペルアウトするときなんかはこんがらがっています😲
先に英語orポーランド語の読みでいうからねと言っておかなければなりません。
ポーランド語の小文字と子音
ついでに書き方も上記の画像のあれと同じように書く練習をします。
無駄に丸まっていたり、そこ離れ過ぎじゃない?と思いますがこれが習字で習う
お手本のような文字の形なのです。微妙につながる筆記体まではいかないけどもそんな感じ。
これに個性が加わるので私には手書きは解読がなかなか難しいです。
この書き方の違いも、最初は主人だけが恐ろしく下手なのかと思っていたのですが
そうじゃなかった!!!
老若男女問わず、そもそも教わる文字が最初から違うせいで綺麗なお姉さんの字も
想像する字と違う😲
なによりも、そもそもofそもそもの話なのですが、
字を書くことにこだわりがないようにも感じます。
カリグラフィーというものは存在しますが、
ただ趣味だったりもはやそれが仕事のレベルであって、普段から綺麗に書くということに
日本ほどのこだわりだったり、恥ずかしいという気持ちだったり、
文字で人が分かるということが無いように思います。
これも文化の違いですね~~~😄
地域文化の好きな私の面白いと思うところです。
日本は「文字を書いてそれを読む」文化だと思います。
漢字一つ一つに意味があったり、言葉を
ひらがなでかくか、
カタカナデカクカ、
漢字を使うかでも
受け取り方が全然違いますよね。
でも外国人はこの違いというのはよっぽど日本語に慣れないと
容易には理解できない“文字による受け取り側の感じ方違い”です。
無意識のうちに日本人というのは感受性が豊かに過ごしているのだと思います。
私は漢字が好きなのでなるべく漢字で書きますが、
ちょっと固く感じるでしょうか。
実際喋ると私はとてもおしゃべりで、固さはおそらく感じないと思います🤭
そんな、そもそもの文字から外国というのはすでにこんなに違うのですから
外人なんて比べられないほどに違うし、お互いに分かり合うなんて無理難題。
「あなたはそうなのね」で終えられればいいのですが、
「なんでそうなんだ!こうしろ!」と自分の当たり前を強要するのは無理です。
日本人同士でも無理だとは思いますが、だからこそ外人なんてもっと無理。
ただ、中国人や台湾人とはどうなのかな~と文字の観点からみると気になります。
その昔、英語の単語がお互いわからなくて漢字で書いたら言いたいことが
お互いに伝わった中国人の友人がいました。
漢字ってやはり意味がこもってて便利だなと思った瞬間です。
こんなに違うこと、新しい発見がこんな年になってもあることが面白く新鮮ですが
同時にそんなことから違うんだから、それは根本的にはなかなか分かり合えないよね、と
やっぱり日本が恋しくなります。
「アレ」で通じ合えるなんてすごいことです🤭
ということで、こんなアルファベットがあるんですということを日本語で書きたくて
(シェアしたくて)ババ~ッと書いてしまいました。
音声で話せたら発音も一緒に出来て、好きな発音の話とかもしたかったですけどね😄
文字では発音があらわせないので残念です。
ちなみに好きな発音はchです。バッハのハの部分です。
へへへ~いいですねぇ~~~☺
それでは、また~!