今日スターバックスに行った主人から
「1.50zł値上がりしてたよ!」とメッセージ。
(えーまたワルシャワの物価値上がりしたの?)
と思っていたら
「砂糖税が始まったんだよ!」と。
「砂糖税って何!?そんなのあった!?」とびっくり
実は今月、2020年1月から始まったばかりだそうで、
今の所はコカ・コーラやスターバックスなどの飲料に入っている砂糖に対して、
つまり砂糖が入っている飲料に対して税金がかかるようになったそうです。
「どうして?太るから?」と聞いたら
「太っている人が増えないようにだよ」とのこと。
そんなに太っている人ポーランドはいないけど増えてるのかな?と
思い、少し調べてみました。
すでにアイルランド、フランス、チリ、メキシコ、ノルウェー、
ハンガリー、ペルーなど、
すでに飲み物に含まれる砂糖に何らかの形で
税が導入された国は約40か国あり、同様の政策がなされています。
今回の法案では
単糖、二糖、オリゴ糖、これらの物質を含む食品および甘味料を
どれか一つでも添加した飲料が対象で
1つの甘味料を追加する場合は+0.70zł(約20円)
複数の甘味料を追加する場合は+0.80zł(約24円)になります。
この料金は、カフェイン、タウリン、ガラナなどの活性物質を添加した飲料にも適用されます。
-飲料1リットルあたり、少なくとも1つの物質を添加した場合+0.20zł(約6円)
これには賛否両論で、
<反対意見>
市場で入手可能な製品の価格ではなく、肥満と過体重は個人の選択の問題であり、
一般に税金が高すぎること、課税された飲料の生産者のコストが増加し、
したがって労働市場と経済の競争力が低下すると主張しています。
<賛成意見>
肥満と太りすぎと闘う必要性について議論が進められています。
肥満との闘いは非常に重要で、なぜならこの病気は、
食事不足と身体活動不足の結果として最も頻繁に発症するからです。
昨年の初めからの国民健康基金の報告書のデータによると、
ポーランドの砂糖消費量は過去10年間で大幅に増加しました。
この2016年の報告書によると、ポーランドの女性の肥満の主な原因は
過剰な砂糖消費である事が分かっています。
5人の成人のうち3人が過体重であり、4人に1人が肥満です。
さらに心配なのは、20歳までの子供と青少年に関するデータです。
男の子の44%と女の子の25%はすでに太りすぎです。
男の子は13%、女の子は5%がすでに肥満です。
問題はポーランドだけではなく、世界保健機関は肥満と太りすぎは
教育プログラムだけでなく税金と戦うことを推奨しています。
「こんなものをそれだけ食べててよく太らないな」
とは思っていましたが…
やはり太るのは太るのですね。
紅茶には沢山砂糖を入れたり、お菓子焼くのは良いけども、
そこに入れるバターの量(丸ごと1箱)全部や
砂糖と小麦粉の量が同じだったり…
お菓子のレシピは見てはいけませんね。苦笑
私も甘いもの(特に餡子)が好きなので
食べる前にカロリー見てヒェーと思いながらも
でもこれくらいなら大丈夫!と計算しているので
今の所は日本にいた時と同じ体重を保っています。
この自分へのリミットがたてられないと肥満になってしまいますね。
子供に多いという事は、それだけ親の責任能力が…
そもそもこちらの人は体が筋肉質で、代謝もよく、
体温も高く、この辺は本当にアジア人としてのDNAとの違いを感じます。
それに良く歩く!
その距離は遠いって言うんだよ、という距離を平気で近いと言います。
片道徒歩30分は近い。
1時間もまだ行ける。普通です。
しかし
最近は運動も減ってきているのかもしれません。
パソコンにスマホにタブレットに、3歳の子もタブレット持っている時代。
でもそれ以上に食べ物。お菓子。
食べるのは簡単ですし美味しい!
しかしカロリーがとんでもない!
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家にアメリカのTrader Joe’sで買ってきたメープルクッキーが
あるのですが、クリームがサンドしてあるリーフ型のクッキーのカロリーが
1つ(23g)で110カロリーもあるのです。
1つですよ!?ヒェーッ
でも…とっても美味しいんです♥
香りもメープルシロップのいい香りで、甘くて♥
これは意志が弱かったら一箱一気に食べられます。本当に。
でも、現実を見るとちょいちょい食べていいカロリーではない…
たまーに1つだけ、偶の贅沢を楽しんでいます。
美味しいお菓子が日本のようにないのでポテトチップスと
チョコレート以外は食べなくなりましたが
日本のクッキーや子供が食べるお菓子のカロリーってどれ位なんでしょう?
クッキー1つ110カロリーって普通なんでしょうか?
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雑談でした。
この砂糖税は贅沢税の一種のようなものですから
飲みたかったら飲めばいいだけだし、
(飲んだら死ぬわけではないですしね)
ただ健康管理としてもう自分で出来る人が減って来ていて
将来が心配だから始まったのですよね。
普段ちゃんと管理出来ている人からしたら
物価が上がってショックかもしれません。
その税金がどこにどう使われるのかというそういった問題は
どこの国でもいつでもありますからここでも触れずにいておきます。
この政策を通して健康への関心をもっと促せればいいなと思います。
日本のようにバラエティー性のある気軽に見られるでも為になる
健康番組があればあればいいのになぁといつも思います。
気にし過ぎはよくありません。
でも気にしなさすぎもよくありませんので、
いい塩梅に、ね。
お土産にいただく和菓子だけは
日本から遥々長い距離を飛行機に乗って来るので
早いスピードに乗ってきたからカロリーゼロ!です笑
(※サンドイッチマンのネタです)
参考ページ:POLITYKA ZDROWOTNA