サッと書くつもりが長くなってしまいました。
昨年の振り返りを書いていたこちらの日記から
2019年7月五島列島旅行の続きです。
名古屋で1泊してから、早朝便で長崎へ。
実はこの時は、九州豪雨で鹿児島がとんでもないことになっていた時です。
飛行機が飛ぶか心配だったけどもこの日は無事到着。
長崎市内観光している時は雨でびしょ濡れになりましたが
時折小雨になって、長崎の旧市街のような街並みも楽しめました。
長崎での目的は五島列島のカトリック教会をまわる事と原爆資料館へ行く事。
私は広島の原爆ドームは中学生の時に行ったので、
今回で長崎も見に行けて
なんとなく義務を果たしたかなと思いました。
長崎の資料館は新しいのか映像での説明もあって、とても分かりやすかったです。
教会も長崎市(九州本島)の方にも沢山あるのですね。
先日秋にローマ法王も訪れた大浦天主堂と、それから浦上教会も行きました。
コルベ神父さんという、アウシュビッツ行った事がある方なら必ず聞くであろう
有名なポーランド人の神父さんがいるのですが
その方が長崎に布教に来て、当時住んでいたお部屋もありました。
中は非常に残念ながらあまり管理されているとは言えませんでしたが、
部屋自体は保管されていて良かったです。
主人はここを訪れる事が出来て喜んでいました。
そして念願の五島列島へ!!
五島列島への日程を組むのに非常に時間がかかりました。
なんといっても
●大きな荷物を持って行けない(船に制限があるため)
●本数が少ない
●島内を移動するのにレンタカーをどこでどうするか
これをうまく2泊3日でおさめるのに悩んでいたのですが
偶然にも長崎出身である地元の方とワルシャワの事でメールで問い合わせをいただいて
やり取りをするうちになんと資料を日本から持ってきてくださったのです。
直接会う事は出来なかったのですが、その資料のおかげでどれだけ助かった事か!
やはり地図やガイドブックは現地の物に限りますね。
細かく書いてありますし、より情報が正確ですし、地図が分かりやすい!
ネットで調べられますが、やっぱり紙だと改めて思いました。
お陰様で、上手い事長崎市→上五島→レンタカーで奈良尾→福江島と1日でまわり
2日目に福江島をレンタカーで1周して教会を見てまわることが出来ました。
観光客はほぼおらず、頭ヶ島天主堂は貸し切りでした。
展示品があるお部屋では丁寧にお茶まで出していただいて、五島列島の現地の
カトリックの生活やカトリックじゃない人の生活を詳しく教えてもらえて
とても勉強になりました。
長崎にはジャパニーズカトリック(勝手に名付けました)があると感じました。
日本の文化と上手く混じった、でもカトリック。
でもポーランドのカトリックとは全然違って、
カトリック?とはてながつきますが
でもでも崇拝先は同じだし、スタイルが違って、
寺と神社と集会所(オルガンと十字架付)のような
そんな大きくないちょっとした違いという感じでした。
突然にここだけヨーロッパ!みたいなものでは決してなかったのでとても興味深かったです。
これについては書き始めると長くなるのでこの辺にしておきます。
五島列島とてもおすすめです。
世界遺産になってしまったのでこれからどんどん観光客増えると思いますが
その前に是非とも!
そのままの自然が残っているうちに訪れてみて下さい~!
九州豪雨が実は本格的に危ない時で、
ニュースでは長崎市も避難警告が出ている程だったのでした。
幸いなことに五島列島の方は外れていて、
ポツポツ雨は降っていたのですがほぼ小雨で楽しめました。
本格的に降られたのは3日目福江島をレンタカーでまわっている時の後半だけ
山を走っていたのでもしかしたらと少し身の危険を感じましたが
行きたい所は9割型行けました。
それでもまた晴れて、綺麗な海をこれまた二人占めして楽しんだり。
こんな綺麗な海が長崎にあるんだなぁとびっくりしました。
主人は、「長崎に住みたい!」と言い始めるくらい、
この度で長崎・五島列島が気に入ったようです。
3泊4日じゃ足りなかったです。最低1週間ですね。
長崎はいつかリベンジをします!
その後は福岡1泊しました。
福岡で1泊した理由は、主人が博多ラーメンを食べたかったからです。
これも願いを叶えて(福江島から羽田に直行便がないのが半分理由です)
彼は満足していました。
その後東京へ移動し別行動。
私は東京で1週間友人たちとエンジョイし、
その間主人はこれまた念願のアジア一人旅へ。
1週間でソウル・上海・香港・シンガポール・台北とまわってました。
凄いですねー
インターネットで知っていた情報よりもやはり肌で感じで現地の状況というのは
違ったようです。
日本からのヨーロッパの情報や印象と同じように
こちらの人のアジアの情報や印象って適当というかやはり違うのです。
何事も自分で行って、自分の肌で感じるのが一番ですね。
8月再び日本へ。
主人が2週間ほどアメリカへ出張があったのと、
私も日本に帰りたかったので、また日本へ。
「あれ?ずっと日本にいた??笑」と友達にもからかわれました。笑
「ポーランドに住んでいるはずの先月会ったばかりの人が
またいるんだけど!」と。笑
久しぶりに真夏の日本を感じました。
7月の時はまだ涼しかったのです。
日差しは熱くないのに、湿気で暑いというポーランドにはない暑さ。
逃れられない暑さは厳しい…!!
9月念願のチェンストホヴァのヤスナグラへ。
チェンストホヴァはツアーで来る方だと大抵よる場所で
ポーランド国内のカトリック本山のような所です。
本物の黒のマリアの絵が見られてよかったです。
9月はブログも良く書いていた気がします。
日常ではきのこ狩りも楽しんでいました。
10月大好きなギリシャへ。
アテネ・サントリーニ島・ミコノス島・メテオラへ行きました。
これは本当は受かっている予定だった試験のおめでとう旅行で
先に予約していたのですが、落ちてしまって…
まぁでも予約したし、なにより私がずっと行きたかったので
やっと行ける~!と張り切って行きました。
10年ぶりのサントリーニ島&ミコノス島。
主人は初めての島めぐり。
14歳の時からずっと行きたかった憧れのサントリーニ島へ
初めて一人旅で来たのが今から10年前。
その時からはやはり街並みは少し変わっていましたが、
当時良くしてくれたアクセサリー屋さんがまだあって、
オーナーさんも丁度いて、当時の店員さんはいなかったけども再会に
私は号泣してしまいました。
昔購入したアクセサリーと同じデザイナーさんの商品もあったので迷わず購入。
おまけも沢山してくれました。
やっぱり旅行は場所もですが、現地の人とのふれあいが一番思い出になりますね。
それからメテオラにも行きました。想像以上にいい所でした。
やはり世界遺産になるような所は言って損な思いはしないですね!
アテネから片道5時間(1時間謎の停車が往復ともありました…)かかりましたが
行ってよかったです。天気にも恵まれ、
この年一番の少人数グループツアーだったようで
移動もスムーズ、写真撮るのも人が少なくてスムーズで皆でラッキーでした。
11月家でのんびり
もうどこも行かないぞとゆっくり出来た11月。
友人の娘の結婚式用にアクセサリーを作りました。
これを見せたらおそろいでブレスレットも欲しい!と追加で
急いで作った思い出があります。喜んでもらえて良かった♪
そして気付けば12月。
1年あっという間ですね!
12月は10日の自分の誕生日にウキウキワクワクしつつ
6日のサンタの日に12月まとめてのプレゼントをもらいました。
ずっと欲しかった新しいミシンです。
JUKI F600というとても良いミシンでこれ使っての物作りが楽しくて楽しくて。
なんて快適でハイテクなんだと。
20年以上前のポーランドの古いミシンを使っていたので差が激しい。
これはブログを書いている場合じゃないと
暇さえあればソーイングをしていたのでした。エヘヘ
minneにも出来たものを販売に出していたのですが有難いことに
買ってくださる方がいて、またオーダーもいただいたりして楽しいソーイングの時間を
日々過ごしています。
そういいつつも趣味が多いので、古本で封筒を作ったり、
スワロフスキーでアクセサリー作ったりと色々同時進行しています。
どれも作ったものは貰い手がいない時はminneで販売しています。
宜しければ見に来てください♪→https://minne.com/@mazourkairis
そうそう、12月と言えばクリスマスですよね。
今年も書こうと思って写真は撮ってあるので、別に書こうと思います。
年越しは家で日本時間に合わせてyoutubeでジャニーズカウントダウンを見ながら
皆と一緒にしました。毎年の恒例です。最近山Pが好きです。フフ
明けましておめでとうLINEも出来て嬉しかったです。
いつか日本で年越しをしたいなぁ。
お参りに行きたいです。
という事で!
2019年は沢山旅行した1年でした。
今年はそんなに旅行することはないと思いますが、
日本に帰れるならばいつでも隙を見て帰ります。ウフフ
ポーランドはいい国です。
主人がポーランドではない他の国の人だったら
きっと私は生きていけなかったと思います。
ポーランドというより「ワルシャワ」というのが正しいですが、
今いる場所はどの外国よりも「昭和の日本」な気質があって、外国だけど日本っぽいです。
かつ関東の人間には丁度いい場所とも思います。
これがクラクフやヴロツワフだったら多分私は住んでいられなかったと思います。
これもきっと運命だったのだとは思うのですが
でも私にとっては日本がもっといい国だと思える場所!
日本で生まれ育って社会人まで日本で日本人に囲まれて生きていたら
日本以外に住みやすい国なんてあるのだろうか?と本気で思います。
(逆に言えば社会人経験なかったり、普段から外人と過ごしていたら外国生活は平気なんだと思います)
ただ街並みが綺麗とか物価が安いとか教育費が無料とか、
そんなものではなく(無料だからのレベルってありますからね)
人間の体、脳、DNA的に気候から体質、食べ物や水の合う合わないとか
何かあった時の医療レベル、日常生活における基礎知識の幅、深さ、
何よりも普段話す言語からの脳への負担を考えると…
少なくとも帰国子女でも留学をしたことがある訳でもない
むしろ外人が苦手で生きてきた私にとっては
ポーランド生活は9年目となりますが
一時帰国する度に日本での生活の方がいいと思うのです。
さらにこの1年ほどは乳製品が…
もう日本人の体として一生分食べたのか(リミットを超えたのでしょうか⁉)
すぐお腹を壊すようになってしまったのです。
チーズも牛乳も大好きなのに…。
日本の食べ物が年々恋しくなってきている私です。
そんな私へ寒天や乾燥海藻、切り干し大根、ヒジキ、きな粉など
好物の和なもの買ってきてくださる方いたら
とても嬉しいのでご一報いただけると幸いです。
今年は健康第一に、かつ無理はせず、自分らしく、ユニークかつ貴重な存在として
いられたらいいなと思います。
皆さんのお役にも立てることがあれば有難き幸せです。
2020年ショパンコンクールイヤーです!
ワルシャワでお会いしましょう!
今年もどうぞよろしくお願い致します!
最後まで読んで下さった方ありがとうございました!
kaori