全く調べないで来てしまったので、とりあえず人が吸い込まれていく次の教会へ
(バジリカの左隣)へ入ってみました。
こちらも凄い人だったので途中の写真は撮れませんでしたが、すぐ隣です。
人々の視線の先、そこがまさに黒のマリアのある場所だったのです。
「あった!あれだ!」
「テレビで見ていた黒のマリアだ!!」
「もう開いてる!」
ヤスナグラのミサは実はテレビで生中継されているのですが、何故かとても画質が悪いカメラで
テレビを見ていても何十年前の録画かと思うようなものなのですが
それで見ていた黒のマリアの本物をついに見ることが出来ました。
周りの方はただ珍しい絵に群がっているわけではありません。
皆さんここでお祈りをしていて、静かに立って、絵を見つめているのです。
その為ここはとても静か。写真を撮っている人もわずか。
しかしこれはどうしても納めておきたい!
黒のマリアを含めこの場所(教会ではなくカプリツァという教会の中にある別の大事な場所)を
少しだけ撮ってきました。とても荘厳な場所だったので是非見て欲しいのでご覧ください。
私自身も写真を見て「こんな所だったのか」と思えるくらいに滞在時間は短かったです。
本当は壁際に行ってレリーフを見たりもしたかったのですが、とにかく凄い人だったので
真っ直ぐ入って、真っ直ぐ抜けてくることしか出来ませんでした。
何よりもこの空間の人々の信仰の深さは行けば分かる、とてもゆっくり見まわすことも
写真を撮る事も申し訳ないと思う位の場所でした。
(しかし写真自体はOKでフラッシュだけ禁止の看板がありますので写真はOKです📷)
特別過ぎる日に訪れてしまいました😂
しかしながら、だからこその、ポーランド人や周辺国のカトリック教徒がまだまだこれだけ
残っていて、信仰心が深い人もこれだけ残っているんだなと肌で感じられてよかったです。
日本ではこの感覚は、好きなアイドルへの気持ちに似ている気がします。
コンサートが抽選になるほど多くの人がアイドルグループを好きだったり(チケットが抽選になる事自体珍しいそうです)
グッズを購入したり、チケットのために一生懸命働くとか、食事を減らしてでも行きたいとか、
そんな気持ちに大人はならない、という感覚がここにはあります。
少なくともポーランドはアイドルという芸能がほぼ皆無なので、文化の大きな違いですが
先日そんな話を友人としている時に「まるで宗教みたいだね」と言われて
「確かに!好きな人を神と呼んじゃうこともあるしね」と気付いたのでした。
特定の何かを盲目的に信仰してしまうのが宗教でしょうか🤔
宗教という言葉も、元々は嫌なイメージが強くて苦手でしたが
捉え方によっては使いやすい言葉かもしれませんね🙂
(でも世間一般的には言われて嬉しい言葉ではないかもしれませんね)
私が神と呼ぶ人もいますし、その人のコンサートがあれば私はいつだって
ポーランドから日本へ帰ります😍
話がずれてしまいましたが、黒のマリアがあったカプリツァはすぐ隣で、
しかも先ほどいた大聖堂と繋がっていました。
先ほどよりは大分空いていたので、流れるように入ってこれたのですが
先ほど見たプレートをもつ人々のミサが行われていました。
ミサ中だったので写真は撮らないでおこうと見ていたのですが、
主人に「撮らないの?綺麗だよ?天井も、ほら」と珍しく言われたので
「いいの?じゃあちょっとだけ」と撮ってきました😊
スマホしか持って行かなかったので少し悔やまれますが
もしちゃんとしたカメラを持っていたらズームして装飾まできっちり残しておきたかった…
ここはまたリベンジしたいところですが、ヤスナグラへ来る用事と言えば
やはり何かしら特別な日だと思うのでそうなるとまた写真撮るのは大変だなぁ…
大聖堂のパイプオルガン。どこも豪華です。
入り口のレリーフが面白かったのでこちらも。3Dでライオン2頭が鳥の巣のある
木を支えているのか、登りたいのか?🤔
流石大聖堂だけあってどこに目を向けても綺麗でした。
またいつか、前までいってゆっくり見てみたいです。
長くなってしまったので2つに分けます。
続きは↓をご覧下さい😉
<Częstochowa>ヤスナグラへ行ってきました②
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2019/09/07-08
<Częstochowa>ヤスナグラへ行ってきました①
<Częstochowa>ヤスナグラへ行ってきました②
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