バーチャルな世界を楽しんでしまいましたが、
現実に戻って、市庁舎と博物館の道を先に進んでみます。
進むと、Rynek Solny（塩広場）という小さな広場にでました。
ここにも可愛らしい建物が並んでいます
屋根裏部屋の出窓が可愛い
そして広場で目立つ大きな碇。
その名もそのままKotwica（コトヴィツァ）
なんとこの重さは７トン！
Ziemia Zamojskaという1984年につくられた船のものだそうです。
„Ziemia Zamojska”
参照:visualships.com
シュチェチン（というポーランド北部海沿いのドイツとの国境沿いの都市）の
ポーランド汽船会社からの贈り物だそうです
この先に、地図によると見るべき教会があるので進みます。
Kościoł św. Katarzyny(St.Catherine’s church)
1686-1927-2009と書いてあるので、
元々はとても古い教会のようです。誰もおらずとても静かでした。
特別綺麗という訳でもないですが、よくある町のカトリック教会という雰囲気です。
地図上で最も大きな場所を占めているザモイスキ宮殿を目指します。
奥に見える教会も地図に載っていたのであとで行きます。
そして見えてきたのがザモイスキの銅像。
とその後ろが宮殿ですが思っていたよりも普通の石の建物。
とりあえず行ってみようという事で近づくと、
駐車場となった広場はドリフトを楽しんだ方のお土産が…
丁度夕日の沈む時間。
とても静かで、入っていってもいいのか分かりませんでしたが
とりあえずぐるっとまわってみます。
壁沿いに進んでいくと入り口。覗いてみると、
中は一般住宅になっていました。ザモイスキの宮殿という名前だけども、
今は古いアパートのようです。
奥にはおそらくこの要塞の地下通路観光が出来る入る口と思われるものが
ありましたが、時間的に空いていないのが分かっていたので
私達は行かずに広場へ戻りました。
再び戻ってきた大広場。
こちら側にも見るべきという古い建物があるそうで、それがこちら。
「Kamienica Linkowska(The link House)」
しかし説明を読んでも特別何という訳でもない気がするので
書きません
これもアルメニア人の家と同様に元は１７世紀の建物だそうです。
お腹がペコペコだったので、口コミの良さそうなレストランへ！
＊＊＊＊＊BOHEMA＊＊＊＊＊
http://www.bohemazamosc.pl/oferta/menu-restauracji/dania-glowne/
入り口におじいさんが沢山の１グロシュもって立っています。
丁度いい所が開いていたので市庁舎が良く見える外の席で
初日の夕方は暖かかったので外でも平気でした。
いつもながらメニューに写真がないので、確実に美味しいであろう
ポークの何かを注文。ベーコンに巻かれて温野菜と
ベーコンが入ったジャガイモのスライスがサンドイッチのように
オシャレに盛り付けられて出てきました。
足りないかなと思いましたが、丁度いい量で美味しかったです
主人は魚が食べたかったようで鱒を頼んだのですが、
泥臭かったようで、普段なんでも食べるのですが残していました…。
（先にスープも頼んでいたのでお腹は一杯になったようです。）
ポーランドだとそもそもあまり魚を食べないのですが、
食べるとしても内陸だと川魚、湖でとった淡水魚で
どうも私もあまり好きではありません。
いいレストランだと魚料理で鱒（Pstrąg）がありますが、
魚は日本で食べた方が確実に美味しいので、ポーランドで食べるなら
鴨か豚が間違いなくておすすめです
そして日が沈み、あっという間に暗くなり、市庁舎もライトアップ。
肌寒くなってきてパーカーを羽織りました。
いつもはポーランドのレストランに行くと量が多くてデザートまでいけないのですが、
今回は丁度いい量だったので食後のデザート♪
ポーランドでも地方によってその土地のデザートがあるのですが、
初めて見るケーキがあったのでそちらを頼みました。
Łamaniec Hetmański(ワマニエツ ヘトマンスキ)12zł
ヘトマンって何だろうと思って調べた所、
15世紀から18世紀にかけて、ポーランド王国、ウクライナ、リトアニア大公国と、
3者の連合体であるポーランド・リトアニア共和国において、国王に次ぐ地位にあった軍司令官職の呼称（wikipedia引用）
ワマニエツ自体は調べてみるとどうやらミルクレープに近い物。
ヘトマンの職についていた人が好きだったのでしょうか
ちなみにこれはクレープ地部分はしっかり焼いてあるためどちらかというと
パリパリに近いような歯触りで、チョコレート・チェリー・ナッツ・レーズンが
入っていました。特別珍しい味ではなかったですが甘いものが好きな人にはおすすめ
お腹いっぱいになってからしばらく紅茶を飲んでゆっくりして、ホテルに戻る事に。
最後に夜の市庁舎を
丁度暑い日用にミストを散らしている機械があって、
そこに水たまりが出来ていたのでミラー写真撮れるんじゃないかとトライしたもの。
縦でも撮ってみたのですが、物凄く低く構えなければならなかったので
恥かしいので途中で諦めました
22時過ぎでしょうか、静かなオレンジの街灯の中、
ホテルへ戻りました。この雰囲気は一人じゃ怖かったな…
結婚前までは良く海外一人旅をしていましたが、
夜は出歩けなかったので今は安心して歩けることが嬉しいです
長くなりましたがここまで読んでくださった方
ありがとうございました。
書ききれなかったシナゴーグと教会についてもう一つ書きます。
もう少しザモシチ観光にお付き合いください
つづく
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次はこちら→＜旅行記＞Zamośćザモシチ観光その3-教会とシナゴーグ-
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情報参照：ザモシチ公式HP
