ザモシチ観光その2の方に書ききれなかった
世界遺産ザモシチ旧市街内にある
シナゴーグと教会です
時系列としては2日目の朝に訪れました。

旧市街の住宅街に突然現れたシナゴーグ。

柵がユダヤの燭台になっています。
半円形に左右されるになっているこうした形の燭台はユダヤ教独特のものです。
遠目からは建物だけじゃ分かりませんでしたが、
この柵を見てすぐに分かりました

このシナゴーグは、ルブリンルネッサンスを代表するスタッコで装飾されています。
スタッコとは、要はモルタルと同じで外に装飾用に使う事をスタッコと言うそうです。
シナゴーグの中には祭壇があり、上部には屋根裏部屋もあります。
第二次世界大戦時にこのシナゴーグも破壊されてしまいましたが再建され、
現在建物にはザモシチと周辺地域のユダヤ人のマルチメディア博物館、
近代的彫刻センターとして使われているほか、
依然として宗教的機能も果たしているそうです。
果たしてユダヤ教信者がどれほど住んでいるのか謎ですが、
少なくとも観光で来る方はいるかもしれませんね

どこで見つけたか忘れましたが、こんなエンブレムが好きです。
3本の槍のマークもあるのでこれもやはりザモイスキの紋章の一つなのでしょう

路地の先に見える昨日行ったヤン・ザモイスキの像

お土産を何か買いたくて、
市庁舎のある広場に面している建物の中を歩いてみたのですが、
どこもお休み。平日の朝だったのですが、少し早かったのかな(10時頃だった気がします)
印象としては、観光地のよくある外国のお客様へのお店というよりは、
地元の人の為のお店が多い様に感じました。
昔ながらの市庁舎のある人の集まる場所として機能しているように思います。

ここでリンクハウスの下に出ました。
このリンクはつながっているリンクだと思ったのですが、
Jan Michał Link(ヤン・ミハウ・リンク)さんという方が建てたから
リンクハウスという名がついているそうです
表から見たリンクハウス

ポーランドでこうした赤い看板がついている所は
何かしら政府関係の建物なのですが立派なオフィスとなっています。
ここもきっとがっつり観光地だったらお土産屋さん
もしくは博物館になっていそうな場所なのですが、
市庁舎があるからその周りに各々部門として残っているのですね。
ここが本当にこの町の中心という事が分かります。
例えばですが、日本で言えば戸籍謄本取りに来るのがこうした場所なのです
歴史ある場所、かつその歴史あるものが昔の姿そのままで今も残っている所に
住むという事は私には想像が難しいのですが、京都の人なら分かるのかな。
何見ても私は凄いな、綺麗だなと思ってしまうけども
現地の人は子供の頃から沢山のお寺や神社が竹林が当たり前にあって、
観光客は何がそんなに物珍しいのかが分からない、
かえってガラスのビル群の方が目新しいような。
関東平野で生まれ育った私からすれば山が近くにあるだけでも
未だにびっくりなので地形の違いでも大分感じ方が違いますね
そんな事をどこへ行っても、
日本国内・海外問わず旅行の度に思います。
子供の頃からの当たり前って、生まれ育った場所が違うのだから
年齢関係なく地域によっても全く違いますよね。
地理的な地域環境・地域文化の違いって面白いですね

マリア様が飾ってある入り口から教会へ。
昨日入らなかったので今日は入らねばと来ました。

Parafia Katedralna Zmartwychwstania Pańskiego i św.Tomasza Apostoła
Apostołaって聞かない単語だなと思って調べたら「使徒」という意味でした。
聖トマスという使徒自体は新約聖書に出てくるイエスの使徒の一人として
有名なようですが、この使徒の象徴として「双子・槍・正方形」とあったので
この槍の部分でザモイスキの槍とかかっている…のかな?

何といっても入り口に散らばる金の3本槍。
「*印?珍しいな~初めて見たな~可愛いな~」
くらいにしか思わなかったのですが、
後日調べて意味が分かりました

ここでもやはり第二次世界大戦時の慰霊碑、
PWのワルシャワ蜂起のマークも見られました。

横から入れるスタイルの教会で、

後ろには大きなパイプオルガン。
パイプオルガンの上に像があったのですが、
上に像があるのは初めて見ました
後光が射しているようですね

残念ながら正面の所が工事中で、
真ん中の何と言うのか…祭壇ではないのですが
重要なもの以外は周り全部描かれた布で覆われていました。

ポーランド独立100周年を祝うもの。
今年の11月11日の建国記念日はきっと例年以上に見ものですよ

イエスの像はあんな高い所に。
カトリックというのはマリア様崇拝、
プロテスタントがイエス崇拝という区別があるので、
基本的にはイエスはど真ん中にはなくこうして少しずれた所にあります。
(カトリック教会でも真ん中に十字架がある所もあります)

教会と言えば天井も見どころです。
ここは絵ではなく模様でしたが幾何学模様に似た図でした

水色の部屋があって、とっても豪華。
そこには

大きな絵がいくつかあり、この赤い服の人はヤンザモイスキの一人息子
トマシュ・ザモイスキ。

やぎのマーク&3本槍のヤンザモイスキの紋章。
先日はザモイスキの紋章を紹介しましたがこれはヤンザモイスキとしての
紋章のようです
ヤン・ザモイスキの紋章

ヤギというと私の頭にはポズナンの市庁舎が出てきます
ヤギはポーランドでは色んな所にいて、田舎に行くとペット化している
ヤギも見ることがありますが、ヤギのチーズも日常的に食べます
(スーパーにも普通にありますが私は苦手です
)
きっとヤギの紋章は他にも色んな所にありますね!
床には、立派な石板が埋まっていました。

この紋章はザモイスキ家のものですね。
という事はヤンザモイスキがここに・・・?
このカテドラルは、すごいカテドラルなんだな・・・
ちなみにカテドラルとバジリカの違いが未だよく分からず
カテドラルは単語としては教会内の司教とか主教が
礼拝儀礼中に座る専用の椅子の事で、
バジリカは教会のランク中で一番高いもの(法王が訪れて何か儀式をするのですが)
を言うのですが、どちらも日本語だと大聖堂になるようなので
そこまで明確な違いはなさそうです。
しかし世界中にはカテドラルと呼ばれる教会と、
バジリカがつく教会と両方あるので、とりあえずは
今度からカテドラルの名がついている教会に行ったら
椅子があるか確かめてみたいですね

天使のフレーム飾り。
なるほどこういうデザインの仕方がと
古い建物は勉強になります

並んでいた椅子よりも、
一番後ろに置いてあった椅子の方が豪華でした。
写真右端切れてしまったのですが、ここにドアがついていて
一つの箱のような、アトラクションの乗り物のようになっていて
どうして一番後ろにあるのだろう?と不思議でした。

ドアノブはこれは魚かなー何かなー

外にあったマリア様の像とヨハネパウロ2世の像。
いつものことながら外観以上に中が立派で
とても静かな中見学を心の中で楽しむことが出来ました

ジグムントっぽいデザインの屋根。

素敵な一角を発見!
裏路地のアパートメントがとっても素敵でした。
柵からのぞく中庭のベンチ、蔦の壁、こんなところに住んでみたい
カラフルで手入れされた建物の一方、
古いままの建物も並んでいました。

そんな中にも例えば靴屋さん。
中はとても綺麗な普通の靴屋さんで、繁盛していました。
ショッピングモールのような何でもお店がある一つの大きな店も便利ですが
ガラスフレームやさん、靴屋さん、本屋さん、お菓子屋さん、と
それぞれのお店にそれぞれのものを買いに行くという文化も
忘れたくないですね。
またこんな古い木のドアが着いた入り口。開いていたので中をのぞくと、
長い薄暗い廊下の先にドアがまたあって、鳩が休んでいました。
何とも言えない、ノスタルジーを感じました。

最後に振り返って市庁舎を眺めザモシチに旧市街にお別れです。

すっかり秋になって、ポーランドで今の季節の
名物(?)といえば栃の実。

栗にそっくり!でも栗ではありません

栗より小さなイガイガと一緒に実が沢山落ちています
日本にもトチモチってありますね。食べたことはないですが、
灰汁が凄いようで作るのが大変だと聞きました。
ポーランドでも昔は食べたけど今は食べないと聞きます。
これを見ると秋だな~と思います。
勿論どんぐりも山ほど落ちていますよ

銅像も気になる。みつけたおじさんの銅像、よく見ると、

ネズミが3匹!何故でしょう?
ちなみにバーの入り口だったのですが、

よく見たら下にも1匹いました
かわいい銅像でした

そして上にはツバメの巣、のこれも作りもの。
本物そっくりでした

ほんわかしたところで旧市街も終わり。
ルボフスカ門から見えた大きな教会の裏側ですが全体的に工事していました。
これでザモシチ旧市街観光は終わりです。
最後まで読んでくださった方ありがとうございました。
他にも路地裏など写真を撮ったので、記念に載せておきます
ただの旅行記で詳しい情報もあまりない日記ですが
こんな町がポーランドにあるんだと
知ってもらえたら嬉しいです
<ザモシチ旧市街地図>
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今はここです→<旅行記>Zamośćザモシチ観光その3-教会とシナゴーグ-
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