大きな教会。
ミサをやっていたので入るのは遠慮しました。
こちらには木造の建物。
この時期(3月中旬)はまだ開いていませんでしたが、
春夏の観光シーズンには開くそうです。ここはお土産屋さんでした。
ひとけが無さ過ぎてなんだか少し不安になりますが、
3月中旬ではまだ観光には早いので内側に入ると人がいなくなります。
「外国みたい!」そう思いながら新鮮な気持ちで歩いていました。
ポーランドもすでに外国ですが
ポーランド国内も色々行きましたがどの町とも違う気がします。
クラクフのトラムは青。
それを知っていても、街並みが違いすぎて
やはりポーランドという感じがしません!
周辺のどこか、という気分です 😀
今までクラクフに持っていたイメージが変わります。
muzeum=ムゼウムはポーランド語のミュージアム、つまり博物館です。
ここが博物館のようには見えなかったのですが、そのようです。
カジミエシュ地区にもカトリック教会はありました。
シナゴーグしかないと思っていたのです。
歩き進めると、普段ワルシャワではあまり見ないタイプの建物も多く見かけ
古くひとけもなかったのでさびれた雰囲気はありましたが、
カジミエシュってそんな感じと主人から聞いていたので
なるほど、と納得しながら歩きました。
広い土地が見えてきたと思ったら、こちらはBROWAR
Browarブロヴァルとはビール工場です。
この時は開いていませんでした。
ポーランドのビールは飲みやすいと日本人に人気です。
私はアルコールが一切飲めないので主観的な事は言えないのですが、
今まで聞いた話ではどのかたも「軽い」「日本のと似ていて飲みやすい」と
言っていました。安く種類も豊富なのでお酒が好きな方は飲んでみてくださいね 😉
YATAI・・・覗いたら本当に屋台でした。
つまりは日本の料理の外で食べられるようなお店、という感じでした。
この時は人がいませんでしたが、
カジミエシュ地区にはこうしたちょっとした外の店の場所が
いくつかありました。観光用かな?
「ここは住んでいるのかな?」
「これも古い建物だなぁ」「表がはげちゃってる、でもレンガは趣があるなぁ」
そう思いながら建物をじっくり見ながら歩き回ります。
街歩きはこれが楽しいですね!
この通り石畳が続きますので歩くのはやっぱりスニーカーがNo.1。
オシャレなのではなくクッション性の高いスポーツ用がおすすめです。
ヘブライ語か、ユダヤ語か、見分けが尽きませんが実は
この二つは違う事にこの日の観光で知りました。
突然現れたシナゴーグ。
これがこのカジミエシュ地区ではメインのシナゴーグです。
他の国で見たシナゴーグとはなんだか違う気がしました。
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そして中はクラクフ歴史博物館。
ユダヤ人の文化を知ることが
出来る博物館のようです。 |
PWの錨⚓マークの落書きをここで見つけました。
クラクフでも見られるなんてなんだか嬉しくなるワルシャワ民です。
PWはPowstania Warszawskiegoの略で
ワルシャワ蜂起という意味です。
ワルシャワの街中ではどこでも目にするマークで、
ワルシャワ蜂起博物館は勿論、お土産グッズから壁の落書きまで
至る所で見ると思います。
これはワルシャワ蜂起を忘れない、現地の方の誇りを表しているマークです。
ここには慰霊碑もありました。
“Na tym miejscu dnia 28 -X -1943 roku rozstrzelali hitlerowcy 30 polaków”
「1943年10月28日 この場所で30人のポーランド人がナチスに撃たれた」
とありました。
壁では若い子たちがキャッキャとはしゃいで楽しそうに遊んでいました。
地元の子にとっては、ここは遊び場の一つ。
なんてことない場所になるということはそれと一緒に生活しているから
そう思うのであって、例えば富士山なんかも地元の方にとっては
いつも目の前にある日常。
私にとっては新幹線から見えるあの景色だけでも見るたびに興奮
させられる存在感があり、「この景色を毎日見てるなんて」と思ってしまいますが
もともとあるんだからそんな気分はないですよね。
上手く言えませんが、それが普通の人とそうでない人では根本的に
それに対しての価値観が違うものだという事です。
この不思議な感覚は地域文化の差ですね。
この感覚がいつも新鮮に感じられるので旅行は好きです 🙂
次の投稿ではカジミエシュ地区の名物と
言われているものを書こうと思います 🙂
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<旅行記>クラクフ5日間生活2018
<旅行記>クラクフ5日間その2 いい天気の旧市街
★<旅行記>クラクフ5日間その3 カジミエシュ地区へ
<旅行記>クラクフ5日間その4 シンガーミシンカフェ&ザピエカンカ
<旅行記>クラクフ5日間(完)クラクフでボレスワヴィエツ陶器
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