旧市街からはul.Grodzka(グロヅカ通り)をまっすぐ歩くとヴァヴェル城に着きます。
ここも大きな通りでいつも観光客でにぎわっている通りなので
すぐに迷わず行ける通りです。
通り沿いにはカフェ・レストラン・お土産屋さんなんでもあります 🙂
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グロズカ通りを歩いていると目立つ教会がいくつかありますが、
中でもいくつも石像がならぶこの
聖ピーター&ポール教会は目を引くと思います。 |
実はここでちょっとした出来事がありました。
こちらに立ち寄り、中でスーベニアコインが作れる機械を発見。
旅先での記念コインを集めているので早速買おうとした私。
クレジットの所には1と書いてあって、
「え!?1złなの!?安い!」
普通なら2€位するものなのですが、流石ポーランドだな~なんて1złを入れてみたら
クレジットが2になっただけ…。
(どういうことだ!?これは一体いくらなんだ!?)
少し混乱しながらもとりあえず持っていたコインを入れていくと
「そんな安いわけないよね」と結局確か8zł必要だった気がするのですが
コインが足らない事に途中で気付きました。
しかし両替機も勿論ない。(教会の中にあったらあったで嫌ですが…^^;)
そして諦めようとしたその時、返金ボタンが壊れていてお金が戻ってこないのです。
更に最初の1złの理由に気付きました。
誰かも買おうとして1złいれたところで何も起こらないために
諦めたのがそのまま残っていたようでした。
(どうしよう…お金勿体ないしそのままにしていくのは嫌だな…)
そこで教会の中で夜のコンサートのチケット売りをしていた(教会関係者であろう)お兄さんに
話しかけてみました。
訳を話すと困った様子。やはりお兄さんには管轄外の物のようです。
しかし教会には他に関係者が誰もいません。
「ところで、いくら足らないの?」
「あと50grなんです…」※100gr=1zł
そういうとポケットマネーから(本当にポケットからじゃらっと)
足りない分をくれたのです!
「えぇ!?いいんですか!?ありがとうございます!」
なんて優しい人なのでしょう :)
おかげで新しいコインもゲット出来ました。
そして改めてポーランド人の優しさに触れ、
よりいい思い出にもなりました。
諦めないで良かった!話しかけてみて良かった!
本当はどうせ壊れてたら後の人も困るだろうしこの機械の責任者
(日本の自販だと電話番号かいてあったりしますよね)
に連絡してもらって来てもらえたらなんて考えていたのですが、
そういえばポーランドでそんなことしてもすぐ来ることはまずあり得ない事を思い出し。
(以前ロッカーブロック事件があってその時に知ったのです)
せめてどこかで両替してくるから見てて~と言おうと思っていたのですが、
くれるとは思いませんでした!
こんなアジア人に!
ポーランド語を話していたのがアドバンスだったでしょうか 🙂
ここは後で主人にも話し、ちょっとした思い出になりました。
クラクフと言えばヴァヴェル城ですが、この日記ではちょっと飛ばして、
その先のカジミエシュ地区を目指します。ヴァヴェル城を過ぎ、
川沿いを歩いて道を渡ればカジミエシュ地区です。
教会のある広場でクロッカスが沢山咲いている場所を見つけました。
春の訪れを感じました 🙂
ポーランドでは、このようにその辺りでクロッカスが咲いているのです。
色んな色がありますがここでは紫でした 😉
そういえば日本からのツアーでもこの時期一面クロッカスになるザコパネか、
そのあたりの山岳地帯ツアーがあるそうですよ。
ポーランドに限らずドイツやスイスなど周辺諸国でもクロッカスは一面に
咲くところが多いようです 🙂
春の旅行の楽しみになりますね♪
歩き進めると、雰囲気が変わってきました。
古いレンガの壁が並びます。
クラクフはワルシャワと違って爆撃を受けていませんので
(何を隠そうヒトラーはヴァヴェル城を占拠していたので)
古い町並みがそのまま残っています。
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