先日12/10(日)にワルシャワ旧市街へ行ってきましたので
レポートとして今年の旧市街イルミネーションをご紹介します 🙂
写真を撮り始めたのは真っ暗ですが16時を少し過ぎた所です。
15時半頃から早めに行くと、青い夜も素敵ですよ 😉まずはコペルニクス像から。
こちらには太陽系を模したイルミネーションが置かれています。
また像の裏側では、イベントスペースが設置されていました 🙂
ただここは年々ひどくなっていくものがありまして…
こうして中国人がアピールをした看板を遠慮なく年中置いているのです。
思慮なんてあったもんじゃありません。
これのせいでイルミネーションを楽しみたくてもせっかくの雰囲気が・・・
夏にも嫌な思いをしましたが、この冬にまでやっているとは残念です。
背を向ければ今年は素敵なイルミネーションです!
今年は写真が撮りたくなるスポットが増えました。ハッシュタグ付きのフォトフレームです 😀
これはとっても素敵ですね :) ポーランドでもインスタグラムは大人気。
私もせっかくなので撮りたかったのですが、順番待ちの列が長かったので
寒さに耐えられず次回に。お客様と行ったら撮ってあげたいですね! 😀
Nowy Świat(ノヴィ シュフィアト)新世界通りの連なるイルミネーションはとても綺麗でした。
これは何枚も撮ったのですが私の力ではどうしても上手く表せず…
吸い込まれるようなとっても美しい景色でした 🙂
ワルシャワ大学前を行く人々も、歩いているだけの風景が
イルミネーションがいい絵を作ってくれます。冬も綺麗ですね~♪
五つ星のホテルブリストル前では、
大きな本のイルミネーション。こちらも人気スポットです 😉
ショパンも立ち寄っていたテリメナカフェがあった場所も
クリスマスツリーが出ていていい雰囲気。
このgreen CAFE NEROはチェーン店ですがインテリアもオシャレなカフェで
キッシュやサンドイッチなどの軽食もありますのでおすすめです 🙂
聖アンナ教会は工事が終わりました!良かった!
写真にはバリケードがありますが、実はこちらは毎月10日に行われるカチンスキ元大統領の
月命日慰霊イベントの準備です。
ワルシャワの世界遺産、ワルシャワ歴史地区の旧王宮広場は
多くの人で賑わっていました。
しかし同時にこの日は多くの警官もいました 😛
バリケードがあったのですぐ近くまでは行けませんが、
プロジェクションマッピングされた旧王宮の壁と、大きなクリスマスツツリーは
圧巻です 🙂 ちなみにこのツリーは組み立て式です。
ではここから城壁沿いに出ているクリスマスマーケットへ!
今回はまずは一部だけご紹介しますね 😉
写真右に小さな子が写っていますが、この通り
こちらもフォトスポットとなっています 🙂
このような場所がいくつかありました。
クリスマスマーケットは主に物産展のような雰囲気ですが、
中にはクリスマスらしいお店もちょこちょこ。小さな雑貨ならお土産にも 🙂
陶器で出来た風鈴のようなものから
段々と連なるオシャレなクリスマスベルのあるお店です。
置物もも可愛く人気のあるお店でした 😉
それから個人的に欲しかったのはこちらの木のお店!
ポーランドのお土産には自然豊富な国という事もあり木材のお土産が沢山あります。
キッチン用品が主にあるのですが、
ちょっとした小物入れなら他の用途でも使えていいと思います 🙂
正直気候が違うので、日本でポーランドの物を使うとすぐカビてしまうと思います。
(日本で売っているものならきっともっとあった加工をしてあると思うのですが国が違うので)
その為もし購入するなら、濡れない用途だといいと思います 🙂
クリスマスマーケットには飲食店も沢山あります。
こちらはホットワインのお店。
寒い日には体が温まりますね! 🙂
レストランにはホットビールというのもよくありますよ 😉
よくあるのは、オレンジスライスと丁子(クローブ)が入ったもの。
この二つはヨーロッパの冬には欠かせない香りなので料理によく使われます 🙂
あぁ~美味しそうだ~と思わず写真を撮ってしまったソーセージ屋さん。
そして旧市街の真ん中、歴史広場も沢山の人で賑わっていました 🙂
人魚の周りはスケートリンクになっており、
クリスマスイルミネーションのスタンドが沢山出ていました 😀
こちらでも皆さんホットワインやホットチョコレートを飲んでいました 🙂
よくツアーで来る方のランチやディナーで使われるバジリシェクというレストランの
窓飾りが綺麗でした :D(写真右下)
星型のランプが可愛いですね~♪
まだまだ素敵な風景を楽しむことが出来る夜の旧市街。
ワルシャワの素敵な雰囲気を是非楽しんでくださいね 🙂
最後に、12/02に放映された「世界ふしぎ発見!」でポーランドのヨーロッパバイソン復活の
話と、関連して旧市街が組まれていました 🙂
その時に紹介されていた石板を撮ってきました。
Jan Zachwatwiczヤン・ザフヴァトヴィチュ(日本だとザフファトビッチと書かれている事が多いようです)
さんは、この旧市街を復建した建築学者です。
テレビでも紹介されていました
“Poczucie odpowiedzialnosci wobec przyszłych
pokolen domaga sie odbudowy tego,co nam zniszczono…”
「(壊したものの)再建は、次の世代への責任である」
なんとなく、見た目が素敵だからという理由で旧市街というのは世界中でも
若い人にも興味がある場所であり愛されている建物だと思いますが、
そこには沢山の歴史があり、関わった多くの人々のおかげで今私たちも
見せてもらえる、知れる、訪れることが出来るのですね。
先人には感謝をしなければなりません。
このザフヴァトヴィチュの名前を調べてみたところ、1件だけ検索に引っかかりました。
それが
公益社団法人日本都市計画学会 都市計画論文集 Vol.47 No.3 2012年 10月
とても興味深く勉強になります。
旧市街の歴史について興味がある方は是非こちらの論文をお読みになってください。
この石板は、旧王宮前の広場に面しており、
クリスマスマーケットの入り口右側辺りにありますので
探して見てください 🙂
という事で、ワルシャワ旧市街のクリスマスマーケット&イルミネーションでした。
今月はまた何度か行く予定があるのでその都度また写真を紹介していきます 🙂
最後に、世界ふしぎ発見!12/02放送分も貼っておきます。