— 2日目—
楽しみにしていた朝ごはんの為に早起き♪
木でできたベンチシートが可愛らしいレストラン。
既にテーブルには食べ物が用意されていました 🙂
典型的なポーランドの朝ごはんです 😀
パンと、それにはさむチーズ、ハムが数種類と胡瓜とトマト。
健康的でいいですね♪
左の白い四角のものはカッテージチーズとクリームでこれも定番です。
インテリアも変わっていました。同じ木の形を交互に置くだけでこんなにオシャレになるのか~と
しばし見まわし、ずっと気になった鹿の剥製へ。
こんなに首の長い鹿の剥製を見たことがなかったので、これぞまさに本物なのかな、と感じたり。
(いや日本でもよく見る他のものも本物だとは思いますけどね!)
まつ毛から髭から本当に綺麗で、毛はフワフワかと思いきや意外と固めでした。
台の木の彫刻もドングリがついていて可愛い。いいですね、森にいるのを感じます 🙂
カッテージチーズはデザート感覚で、クリームとジャムを混ぜて食べます。
これだけでも食べたり、勿論パンに塗ったり、
よくあるのはこれをナレシニキ(クレープ)の中身として食べるのが
多いかなと思います 🙂
右は席に着いてから出してくれた出来立てのスクランブルエッグ。(までは細かくないけども。)
朝から温かいものが食べられるととても落ち着きますね。
普段家でも朝ごはんはあまり食べないか、食べてもサンドイッチだったり、
シリアルだったりヨーグルトで温かいものは食べないのですが、
紅茶やインカを飲むだけでもかなり違います。
そこに温かい食べ物があると最高ですね!
スクランブルエッグぐらいすぐ出来るから今度から作ろう!!
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さて、この日は日曜日。
近くに教会があったので11時からのミサにいくことになっていました。
その為朝ごはんを食べた後はしばし部屋でのんびりしていました。
教会までの道のりはただまっすぐなのですが、
途中見られた家々がどれも可愛かったので写真を沢山撮ってしまいました。
とても静かで聞こえてくるのは鳥の囀りだけ。
とても長閑です 🙂
写真が多いのでしばしお楽しみください 🙂
井戸があるのですが屋根もついているところが多かったです。
ここは家(ペンションのようです)の前にマリア様も。
ここのペンションになっているようですが、
どこもこうして庭が奥に広く緑が綺麗でした。家の飾りがこの地方の独特さを感じます 🙂
どこにでもある井戸がディズニーでしか見たことのない形で
ヨーロッパをとても感じます。花が飾ってあるのもいいですね 😉
ポーランドの人々は本当にお花が好きだなと感じます。冬はとても寒く、雪もしっかり積もる地域なので屋根はある程度
傾斜がありました。
ここも素敵な家!
ペンションにしているところはさすがどこも綺麗にしています 😀
奥に続く庭への風景が私にはたまりません。
平屋、芝生、木とそれだけ見れば日本にもありそうなのですが、
何かが違うポーランドの田舎の家。
青い家もありました。
これはベラルーシの影響をかなり受けた形だそうです。お店ならまだしも、道路にこうして直接面して家を建てるのも
もしかしたら日本では珍しいかもしれませんね。
(左派お店ですが右派家です。きっと夜は丸見えではないかな…)
赤い花って映えていいですね 🙂
赤い花と緑の葉っぱと木の茶色、これがある窓辺がとても素敵。
そんなこんなで写真を撮りながら教会へ向かいました 🙂
こんな並木道もいいですよね。
さて教会に着きました!ここはカトリック教会。
東方正教会が多い地域ですが、これはカトリック教会です。
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ミサを1時間一緒に出てきました。
普段は私は行きませんが、旅先で日曜が被った場合には
一緒に行きます。ひたすら教会を眺めているだけですが、
流石に1時間動けず立ちっぱなしは辛いので途中飽きてしまう
のがいつものことで…^^;そしてここのミサがちょっと酷いというか、
そんなんでいいのかという事があったのです。
司祭の話がなんだか退屈で長い!それはまだいいのですが、
もう一人の司祭?が後ろに座っている時に
膝に肘を立て顎をのせ、どうやら居眠り!?
「ねぇ、あの人寝てない?あれいいの?」とこそっと主人に聞いたところ、
「僕もあれは初めて見たよ。笑」と少し笑っていました。
あまり厳格さを感じないミサでした 😛 |
主人は隣に来たおばさんにちょいちょい話しかけられていて、
(ミサ中は特に話はすべきではないのですが)
「あのおばさんは何を話してたの?」と聞いたら、
こんな会話をしていたそうです。
「あら今日は一段と観光客ばかりのようね!
私はここの人間でいつも来ているから分かるのよ」
「あの、僕もそうなんですけど」
「分かってるわよ」
なんだそれ!笑
席は全部埋まっていて、立っている人も自分達含めて沢山いて
外にまでいたくらいだったのですが
殆どが観光客と知ってびっくりでもありました。
ミサが終わったところで私の時間!
どんな教会なのかゆっくり見学させてもらいました。
ここはチャペル。
私としてはカトリック教徒でないなら、入るもんではない(申し訳ない)と思っている場所なのですが、
主人に聞いたら入ってもいい(&これすごいものだから写真撮っておいてと珍しく頼まれました)とのことで。
普通はオーブがあるんだけども、ここはこの古い布なのがどうやらすごいそうですよ。
地方に行くとよく見る雰囲気だと思いましたがちょっと違ったものがありました。
正面はイエスでしたが隣にあったマリアの絵はとても神聖なものに見えました。
ここはとにかく木の枝を使ったものが多いのです!
あれもこれも木!
気付けば他の人達も写真を撮っていて、ここで初めてほとんどの人が
観光でビャウォヴィエジャに来ていた方々という事に気付いたのですが、
この懺悔室はアートの域でした 🙂
木の形そのまま、鍵も木の枝でひっかけるようになっています。
本当に使われているかは謎ですが、しかし中に座布団も敷いてあったので
使っているのかもしれません 🙂
どんぐりが置いてあって、心にズキュンと来ました。
(趣味でどんぐりピンバッジを作っています :D )
木の枝のカーブと照明で燃え上がる炎のように見えます。
ミサが終わると照明も消されてしまうので、ゆっくり見ていたら消えてしまいました。
ついているうちに写真にも残せてよかったです 🙂
この建物はジグムント様式という名前もついているそうで、
ジグムントと言えば、ワルシャワを思い出しますが、まさにワルシャワのポニャトフスキ橋にあるものだったり、
プラガ地区にある教会でもみられるそうですが、そんな様式がある事を知り主人も関心を示していました。
(これも写真撮っておいて!と言われるほどです :D )
外に出て格子越しに見えた石碑。
よく見たら、なんとこの小さなどんぐりの木(どの種類かは分かりません)、
ヨハネパウロ二世が植えた物だそうです。
なんて神聖な木なのでしょう!!
これになったどんぐりもまたどれだけ神聖な実になることか 🙂
そんなミサの帰り道。
素敵な家を見ながら歩いていると、
突然、おじさんに話しかけられました。
「ツーリストかい?ちょっとこの木見ていきなよ、珍しい木なんだよ 😀 」
おじさんの家の庭にあるこのどんぐりの木は、
(ナラなのかブナなのかカシなのか分からないので曖昧ですがどんぐりの木と言わせてください)
一度分かれたのに、また1本になっている木で、
このどんぐりの木でこうなるのは百万本に一本なんだそうです。
わぉ、それは珍しいですね!
「ほらほら、中に入って、こっちの方がよく見えるよ!」
そして私は見つけてしまった、分かれた所から出ている小さな芽を!
可愛らしい!
これもまた素敵!
おじさんは他にも色んな話をしてくれました。
突然雨が降ってきたのでお別れして
しばし他の大きな木の下で雨宿り。普段夏は雨が降りますが、降っても5分程度のほんの一瞬の通り雨が多いです。
この時もあっという間に止んで再び歩きだしたら、道路が濡れていない。
「え?もう乾いたの?」
「いや、きっとここは降ってなかったんだよ」
ちょうどボーダーにいたようです。
もうちょっと頑張って歩けば雨の境を見ることが出来た~!残念!
このお宅の井戸も庭もまた素敵だわぁなんて思いながら
歩いていたら、久しぶりに野良犬を見ました 🙂
ポーランドの犬はこのように短足が何故か多くて、
短足犬が好きな私には
どの野良犬も可愛くてかわいくて仕方がないのです! 😀
コーギーはポーランドではないし、ダックスもあまり見ないし、
だけどもどの雑種犬も大体足が短い…どうしてなのかな?
ちなみにポーランドの柴犬という位置の犬はシェパードのようで、
田舎に行くと何匹も番犬として広い庭で放し飼いをしている人をよく見ます 🙂
しかしポーランドの犬というのも山岳地帯の方でいるそうで、
その犬は大きく白い牧羊犬です。(名前は忘れてしまいました :P )
わんちゃんと一緒に宿へ戻りました 🙂
続く
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<ビャウォヴィエジャ>週末旅行日記2
<ビャウォヴィエジャ>週末旅行日記3(家と教会)
<ビャウォヴィエジャ>週末旅行日記4?
<ビャウォヴィエジャ>週末旅行日記5?
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