6月に入りました。日本はそろそろ梅雨の季節ですね。
雨の名前の多い日本の梅雨も少し恋しい季節ではありますが
暑さと湿気がコンボとなると辛いものも 😛
ポーランドは相変わらずの乾燥したカラッと爽やかな6月です。
そんな中、私は最近体調を崩してしまいました。
主人にうつされたのが大本の理由だと思いますが、
最近色んな事があったので自分の免疫力がかなり落ちていた気もします。
今までになく長引いているのでこんな時は
日本の一般的な医療体制の充実さが非常に有り難かったと感じます。
ポーランドにはそもそも、まずその辺に内科や皮膚科などのクリニックがありません。
「ちょっと医者へ診てもらいに行こう」という事が簡単に出来ないのです。
何かあったら、大学病院のような大きな国立病院(無料)に行くか
プライベートという毎回高額ながらも整った所へ行くようになります。
そして、どちらにしろ即日見てもらえる事は少ないのです。
国立の場合には医療は毎月保険料を払っているので診察料は無料なのですが、
その分軽症重症限らずお年寄りの世間話にまでとドクターは大忙し。
そんな事もあってどんな大けをしていても3か月、半年待ちも平気であります。
(勿論緊急の場合にはすぐ診てもらえます。)
ドクター自体の数も施設も、そもそもが少ない気もします。
プライベートの場合には別の保険になるのですが、
コールセンターに電話して症状に合った先生がいつどこにいるか、空いているかを
調べてもらい、場所と日時を決定します。
私の今までの経験では、大抵3日は待ちます。
毎日オンラインでチェックは出来るので突然キャンセルが出たらラッキー。
多くは待っている間に治る事が多いので今回もどうせ風邪だろうと何とかしているのですが、
熱は下がったものの咳が止まらない状態が早5日目。
短い咳が五連続で出るようなスッキリしない咳です。
日本から持ってきたパブロンが効かないので、少し不安ですが、
日に日に少しずつ良くはなっているのでこのまま治ってくれたらいいなと思います。
ポーランドに来てお陰様と言っていいものか^^;
自己治癒力が上がっている気がしますので食べ物と睡眠、そして気合で治します!
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という事で、少し時間があいてしまったのですが、
ガイド日記をダイジェストにして春(4月下旬~5月下旬)のワルシャワガイドの様子を
まとめてお届けします。
春のワルシャワ観光にも是非参考にしてください 🙂
これはある日のワジェンキ公園。
すっかり緑に覆われて、気持ちのいい朝です。
富山県からお越しのお客様の2日間ガイドを致しました。
見事な羽を広げた孔雀にも会える季節。
リスもご飯を探しにピョンピョンと走り回っています。
人懐っこいリスに会えると膝に乗ってくることも 😉
そしてもし日曜日にワルシャワにいる場合には是非ショパンコンサートへ!
この写真は5月の下旬にご一緒させていただいた別の方とのものですが、
日陰にゴロンと寝てゆっくりのんびり聞いたものです 🙂
公園で横になるなんて、思い返せば久しぶりだなぁ~なんて話も。
座るのと横になって空を仰ぐのとは気持ちよさが全然違います 😉
ワジェンキ水上宮殿を望みながらのお散歩。
5月下旬は4月よりもさらに花がいっぱい!
セイヨウニワトコが満開でした!
★ワジェンキ公園への行き方はこちらの記事を参照にしてください★
旧市街の聖アンナ教会では素敵な場面に出会いました。
ポーランドの結婚式は土曜日に行われることが主なのですが、この日も土曜日。とっても素敵なクラシックカーに乗る花嫁さんはとってもビューティフル!
そして花婿さんと思われる方ナイスハンサム!素敵なカップルでした 🙂
ポーランドの結婚式でのご祝儀は夫婦本人が一人一人から手渡しで受け取ります。
時間はかかりますが、直接お祝いの言葉をかけてプレゼントを渡せるのはいいですよね。
ちなみに現金に限らず本当になんでもOKで、基本的には夫婦側が自分達の為に呼んで
わざわざ来てもらっている立場ですから、
「ご祝儀は花もお酒もいりません。1グロシュ(100gr=1zł)だけ持ってきてください」
といった文面で呼ぶことが多いそうです。
そしてこのミサの後には場所を移動して朝まで食べて飲んで踊ってのパーティーがあります 🙂
1度しか結婚式に出たことはないですが、お年寄り程元気で最後は朝5時解散でした!
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初めての山口県からのお客様であるM様はお仕事でポーランドへ
いらっしゃったとても凄い方で
詳しい事が書けないのが残念ですが尊敬する方です。
色んなお話を聞かせていただきとても楽しい1日でした 🙂
綺麗なスポットを周りながら、笑顔の絶えない1日でした 🙂
カフェでも一息。チェーン店のカフェに行くとコンセントがあるので
充電することが出来ます 😉
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またある時は、
日常生活も垣間見れるコウォのアンティークマーケットへも行きました。
これは土日のみ行われているマーケットです。
コウォバザールとも呼ばれます 🙂
色んなものが所狭しと置かれ、本当のアンティーク品から日用雑貨まで。
販売している人は年配の方が多いので英語が通じることは少ないですが、
見学に行くだけでも面白いと思います。気になるものがあったら紙とペンを持って行って、
値段交渉もトライしてみてはいかがでしょうか? 😀
コウォのアンティークマーケットギャラリー
(小さな画像をクリックすると大きくなります。)
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コウォのアンティークマーケット
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小物が沢山
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塵取りセットは約1万円でした
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レトロなポスター
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おしゃれなポスターが沢山
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コウォのアンティークマーケット
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コウォのアンティークマーケット
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フリーマーケットでもあります
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素敵な椅子
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目に留まった小物入れ
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コウォのアンティークマーケット
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シルクハットの素敵なおじさま
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コウォのアンティークマーケット
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コウォのアンティークマーケット
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コウォのアンティークマーケット
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コウォのアンティークマーケット
★コウォのアンティークマーケットへの行き方はこちらの記事を参考にしてください。★
ガイドの時のランチはご希望をお聞きします。
スープだったり、お肉だったり、大きめ、小さめ、何でも言ってください 😉
この日はパンの器のジュレックとビゴスを頂きました。
こちらはヴィラヌフ宮殿。
セントラルからは少し遠いですが、もしワルシャワで2日間以上
滞在時間がある方には是非行って欲しい所です。
教会+宮殿+ボタニックガーデン+池と全部あります! 😀
セントラルからだとバスで片道40分程度。
新世界通りのある椰子の木あたりからだと約30分です。
春はマグノリアが満開でどこを見てもいい景色でした。
ヴィラヌフ宮殿ギャラリー
(小さな画像をクリックすると大きくなります。)
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ヴィラヌフ宮殿裏の公園
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ヴィラヌフ宮殿裏の公園
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ヴィラヌフ宮殿裏の公園
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釣り人
ある時はセントラル周辺の観光地ではないところへ。
Kościół Najświętszego Zbawiciela
そういえばまだブログには書いたことがなかったと今気づきましたが、
Centrumから頑張れば歩ける場所にあるまっすぐ来た所の交差点です。
特別何があるというわけではありませんが、
ここには建物に隠れるようにしておおきな教会があります。
まさにここは見えないようにわざとこうした場所に作ったそうですが詳しいお話はガイドの時にでも 😉
ここも観光地というわけではなく、一般の方々の職場や大学が近くにあり
今のポーランドを支える若い人が多い場所です。
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という事で、4~5月いっぱいは木々に緑がつきはじめて気温も涼しいくらい。
今年は少し暖かくなるのが遅くて5月中旬まではダウン着ている人もいましたが、異常気象でした。
いつもならば春のジャケット、スプリングコートというものでしょうか、保温目的ではなく、
風よけ程度のジャケットと、ショールなど風が強い時用にちょっと足せるものがあると◎です。
6月に入ると一気に観光客が増えます。
そして中旬以降からはバカンスシーズンも始まり早い人は早速休みになりますので
ヨーロッパ中で大移動になります。
今年は各地テロが多いので、どうなるか分かりませんがテロのないポーランドは
もしかしたらヨーロッパ内でも人気が出るかもしれませんね 😀
年々発展していくワルシャワですが、その他の都市も含めまだまだ観光地と呼べるような
場所ではないので、あくまでもこればポーランドだとわかる、普段の暮らしを
ポーランド旅行で感じてもらえたら幸いです。
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