
今年もこの季節がやってきました。
日本では年々仮装が過激化しているかと思いきや、
意外と抑えめになってきたような?
毎年ゴミ問題が出ていますが今年の渋谷はどうだったのでしょうか 

ポーランドにはハロウィン文化は無いのですが、
少しずつかぼちゃを飾ることは広まってきている気がします 

思い返せば
2014年「Cukierek albo psikus! 」(ポーランド語のトリックオアトリート!)
「え!?来た?!」
「何もないけど・・・じゃあこれ(チョコ2,3個)」(1人目)
ピンポーン「さっき来たんだけど(追い返す)」(2組目かわいそう)
なんてひどいんだ…でも何もないのも事実…来年こそは!
2015年「よし!今年はどんとこい!準備ばっちり!」
・・・しかし誰も来ませんでした。
今年「一応ね!年々知名度あがってるかもしれないし!」
・・・誰も来ませんでした 
そんな気はしていたので先に自分から
お隣のおじいさんおばあさんたちに自らあげにいく
というお菓子撒きをしました 
「え?これなぁに?」と不思議そうに言うので
「今日はね、アメリカの文化のお菓子のそんな日だからいいの、食べて」
と非常に曖昧ですが半ば強制的に渡してきました 
喜んでもらえたので私の周辺限定で自分からあげにいくのもありなのかなと思いました 
さて、実際ポーランドの10/31は少し忙しい日です。
ハロウィンではなく、日本のお盆同様の文化があり準備があります。
毎年11/1はŚwięto Zmarłych (死者の日)またはWszystkich Świętych(諸聖人の日)と
呼ばれポーランドは祝日になり、前日までにお墓を掃除し飾りに行きます。

ここぞとばかりにお墓の花屋さんは早くから場所取りをして1年分稼ぎます。:D
普段の造花に加え、死者の日には菊の大きな鉢植えを置くので菊が沢山!

すでにキャンドルが置かれていて十分綺麗でした 
暗くて掃除するにも見えなくてあまり意味がないんじゃないかと思いましたが、
とりあえず花を変えて、キャンドルも置いて翌日に備えます。
とにかく寒い!!
11/1(祝)この日も雨。気温は7℃。
さて、どこも混んでいるに違いないとみた私たちはかなり早めに行動をして
途中からバスを使いお墓へ移動しました。
墓地は「Cmentarz」ツメンタシュと言いますが、そんなCから始まる
特別ラインのバスが何台も運行していました。便利!

特別バスと言っても、主要所に停まりながら行くので
墓地へ着くころには満席。
雨で写真どころではない状況だったためにお見せできず残念なのですが
墓地近くの特別停留所からは5分ほど歩いて墓地へ。
その間、まるで夏祭りのように道路の両端にお店が出ていて、
といってもお花屋さんかキャンドルやさんですが中には子供用にグミや飴屋さん、
おもちゃ屋さん、ホットドッグやさんに移動栗屋さん、コーヒー屋さんなんかもあって
年々売るものも進化しているなぁと主人と二人で話していました 
どんなに出店が出ていようと、毎年同じところでしか買わない主人。
いつもの所でキャンドルを買いました。いつもより大きいのが沢山!
どれもかわいいなぁと思ってしまいますが、あくまでもお墓用。
しかも使い捨て!もったいない!
さて肝心のお墓の様子はというと、
とても綺麗だったのですが、本当にそれどころじゃなかった・・・
何と言ってもまず足元が舗装されていないところが多く、なぜかポーランドって
側溝がほとんどなくて水はけがとても悪い。その為そこら中とんでもない水たまりだらけ!
暗くて鳥目な私は余計何も見えず歩くのがやっと!
そんななか見えた光景はこんな感じでした 

ボワッと浮かぶ無数のキャンドルが綺麗でした 
しかし例年と比べるとやはり悪天候だからか少な目だそう。
さらにおそらくですが黄葉がものすごく綺麗だったと思います。
上を見上げた時のキャンドルの明かりで浮かび上がる明るい色の
葉がとても綺麗でした。(昼間に来ればよかったかもしれない!)

やっと着いたお墓。
このようにまん丸に育てられた菊をメインにキャンドルを飾ります。
訪れる人が多いほどやはり数も多くなりますね 
私たちが行ったのはBródnoというところなのですが、
ここは大きな墓地で、有名な方々のお墓も沢山あります。
特にマリア様があるところ墓地内に(何か所かあります)や記念碑がある所はキャンドルが多く
とても綺麗で、そして暖かいです 
右の写真はワルシャワ蜂起で亡くなった方々の場所です。
墓地には住所があり、小さく書いてある数字とアルファベットの組み合わせの道を探していきます。
携帯のフラッシュがランプ代わりになってとても助かりました。携帯って便利だなぁ 
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墓地内でもちょっとしたお菓子を売っている人がちらほらいたのですが
殆どの人はもう雨も降っていたし暗いしで店をたたんでいる中、
木の下で小さく座っているおばあさんがいました。
何か売っているようでしたが、何かはわからず、しかし気になって、
「ねぇ、おばあさんがこんな雨なのに何か売ってるよ」
「そうだね、やっぱり気になった?買いに行こうか :)」
主人は何を売っているか分かっていた模様。
おばあさんが売っていたものとは・・・
これについてはまた別にポーランド料理として紹介します 
残りが少なかったので全部買いました 
おばあさんもすぐに帰れているといいな 
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毎回とても疲れるので今回携帯についている万歩計を見てみた所
家と墓地の往復しかしていないのですが5.5km歩いていました。
歩いたのは殆ど墓地内のみです。広さがわかるでしょうか? 

地図で見てみると右上の緑の〇がブルドノ墓地。
中央のオレンジの〇が旧市街の王宮から新市街までですので
大きさ比べると広さがなんとなくわかると思います。
旧市街の倍以上の広さが全てお墓なのです。
ちなみに左の〇も有名な大きな墓地でショパンの両親や姉妹のお墓がある
ポヴォンスコフスキ墓地です。
<ポヴォンスコフスキ墓地についてはこちらの日記からどうぞ!>
長靴を履いてくればよかった・・・と二人で後悔したところでもう遅い。
そしてお腹が空いた・・・帰ったら何食べよう?(何作ろう・・・)
とバスの中で話していたのですが、
降りたバス停の目の前にバーガー屋さんが! :D!!

「バーガー・・・いいなぁ」
「いいね、食べて行っちゃおうか
」
わーい!
パンも焼きたてのように温かくて表面はパリッ中はフワフワの
バンズのベーコンチーズバーガーです。ポテトも味付きで美味しかった~♪
ちなみにこのセット(ドリンクはなし)で21zł。
今は為替が通常よりかなり円安なのであれですが、いつもは1zł=35円程度なので
その価値観で見ると安くはないですね :P がしかし美味しかったです!
バーガー人気に乗ってチェーン店が増えているお店です。

このカウンターに座って食べていたのですが、通る人と目がよく合いました。
中でもベレー帽をかぶった可愛らしいおばあさんがじっとしばらく目が合い、
「私の顔かバーガーか・・・」と思っていたら
また戻ってきて、またじっと目が合って、そして入ってきたので
主人も用心をしていたのですが(物乞いもいるので)
バーガーを頼みに来たようでした :D おばあさん失礼しました!
おばあさんがこんなバーガー屋さんに入るなんて珍しいです。
決して安くもないですし、お年寄りは基本的に貧しい人が多く、それに
食べ物もこんなハイカラな食べ物・・・勧めても嫌がる人の方が多いのですが 
“私が美味しそうに食べていたから”という事にして納得して
帰ってきました 
という事であいにくの天気でしたが来年は「雨だったら長靴で行く」を覚えたので
これもいい経験になりました 
facebookでは各地方の写真も出ていましたが、
クラクフの様子もどうぞ 
(画像をクリックするともとのページに飛びます。)



今年の死者の日でした 
さ、次はいよいよクリスマスです!
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