先日2016/08/20-21にボレスワヴィエツの陶器祭りに行った際、
私たちはヴロツワフで1泊したのですがその時に今まで行ったことがなかった
ヴロツワフ市歴史博物館(ヴロツワフ王宮)へ行ってきたのでここに残しておきます。
(地図は記事の最後にあります 😉 )
雨が降ってきてしまったので「そうだ行ってみよう!」と行ってみたのが
ヴロツワフ市歴史博物館。
ここは歴史博物館となっていますが元々ヴロツワフの王宮だった場所なので歴史博物館と言うよりも、
王宮博物館と分かりやすいかもしれません 😉
大きな通りに面しており、正面から入ります。
なんとこの王宮博物館(と勝手に呼びますが)、通常展示の場所はなんと入場無料!
荷物はリュックの場合預けなければならないので無料ロッカーに預けます。
クロークに人がいるのですが、その人にロッカーのカギをもらいます。
入り口の所には特定の場所に立つと身振り手振りで案内図が現れるテレビがありました。
たしかこんなゲームがあったかと思いますがそれが案内板として使われていてびっくり!ハイテク~!
最初の部屋には大きな現代アート。少し不気味ですがとてもアーティスティック。
そして綺麗に絵葉書が収納してあるアルバムが展示されている廊下があり、これはいいアイディアだ!と
何百年前か分かりませんが昔の方に学びました 🙂
水が滴る暗い部屋でヴロツワフという町が出来るまでの分かりやすいムービーコーナー。
ヴロツワフは水の都でもありますが、その昔はもっと水に囲まれていて、
ドイツだったりポーランドだったりと忙しかった町です。
本格的な展示が始まる部屋はステンドグラスのような綺麗な壁が並ぶ部屋。
宮殿の中に教会。「そうか!こうすれば教会っぽく見えるのか!:D 」
この教会の天井のようなフレームがあるだけでまさに教会の雰囲気が出ていました。
さらに讃美歌のような歌も流れていて、ここは宗教のお部屋でした。
次の部屋にあったこの映像も最初から最後まで目が離せないほど面白い動画でした。
ポーランド語が分からない人でもポーランドの博物館にあるこうした説明映像はとてもわかりやすく、
そして面白いです!こうして町が出来たのか~と勉強になりました 🙂
大好きな封蝋から直筆の手紙(カリグラフィーって素敵!)、ほんのり光る絵、カッコイイ紋章など、
一つ一つの展示がワクワクするものばかり!
こちらの映像は、その昔のお庭の様子。まるで花でいっぱいのお庭を歩いているような気分で映像が進んでいくのですが、
人によっては酔うかもしれません^^;
物凄く大きくて立派だったおそらく王様の石碑
左:昔のトランプの展示も!可愛らしい! 右:スタンプ図鑑は目が離せません。
銅板の刷り絵の細かさがとても素晴らしかったです。
まるで書いたかのような細かさ、かつこれをどこもにじまずにプリントした絵が綺麗すぎて、彫った職人さん、印刷した職人さん、
どちらの方の技術の高さが感じられます。
天井も綺麗なんです!
なんて見どころが多い王宮博物館なんだろう。
ものすごくマジカルなステッキを発見。
もうこれは日本人としてはアニメがもとになっているとしか思えないのですが、
これもれっきとした王様?大司教?が使っていたもの。
展示物をみながらの説明動画もゆっくり見たい。
そして突然王宮らしい部屋に出ました!
こちらはよくある王宮の綺麗な部屋が展示されています。
いつも思うのは壁の色は何色にしても綺麗だな~ということ。いつも白なのですが次は思いきってみたい!
庭園も綺麗でした。
無料の範囲だけで十分勉強になり、とても楽しめる王宮博物館です!
是非ヴロツワフへ行く方はこちらへも足を運んでみてください 😉
ポーランドの都市に興味がある方、ヨーロッパの歴史が好きな方は必見です!
<INFORMATION>
●ポーランド語名称 Muzeum Historyczne w Pałacu Królewskim
●住所 The Royal Palace, Kazimierza Wielkiego Street 15, 50-077 Wrocław
●公式HP http://www.en.muzeum.miejskie.wroclaw.pl/CMS/muzeum_historyczne/muzeum_historyczne.html
●開閉時間
月曜休館
火~土: 10:00 ~ 17:00
日: 10:00 ~ 18:00
以下の日も休館です。(2016年版)
05/24, 06/07, 07/05, 08/02,
09/06, 10/04, 11/08, 12/13
●チケット料金
通常展示- 無料
期間限定展示部屋 : 15 zł
オーディオガイド: 15 zł
ポーランド語ガイドツアー: 250 zł
英語ガイドツアー: 400 zł
チケット代・ガイド代はカード払い可です。
●最寄り駅 なし
●行き方アドバイス 観光地であるメインの旧市街から
すぐ近くなのでどこからでも歩いていけます。入り口は大通り沿いに面しています。
●地図
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