Wesołych Świąt!!
やっとイースターがきました。クリスマスから続くイースターまでの重要なイベントの数々…
今日でやっと一通り終わって新年を迎えた気分です。
ポンチュキをたくさん食べる「脂の木曜日」
そして断食をする「灰の水曜日」そして少し間を置いて、
春分の日には冬の終わりを告げるもの、
子供たちが人形を川へ流します。
日曜日からお花を飾り始めます。
イースターに飾る花束のようなもの。 https://web.facebook.com/Warsaw/videos/1144740772226390/
イースター直前の金曜日はWielki Piątekと呼ばれ、 灰の水曜日同様質素に過ごし、
夜は巨大な十字架を運んで歩く「Droga krzyzy」が行われます。
そして土曜日はWielka Sobotaと呼ばれ、教会へ食べ物を清めてもらいに持っていきます。
持っていくのは卵・塩胡椒・パン・ソーセージ・バブカというケーキ(これは違うけどもOK) |
レースの敷物&カバーで持っていくのが定番。私は上下どちらも編んだものです♪ |
facebookでトルンやクラクフのを見ましたがそちらでは広場でやっていました!
<クラクフの様子>
<トルンの様子>
特別なミサがあります。
この日からお店が閉まり始めます。
そして日曜日。
WIELKA NOC(イースター)となるのです!
死んだはずのイエスが3日後に生き返った!復活した!という日ですね。
なのでおめでとうの言い方もクリスマスと同じ「Wesołych Świąt」となります。
その他にも言い方は色々あって、上のカードには「Alleluja」とありますね。
アレルヤと読みますが、ハレルヤのポーランド語です。主をほめたたえよ!です。
毎年書いていますが今年はどうだったかというと・・・
例年通り、まずは主人の祖母宅へ。カワイイ飾りがありました 🙂
着いてすでに色々並べてありました、ここからまずは始まります。
清められた卵とバブカ(これが本当のバブカ)
清めてもらった聖なるたまごを一人一つ持って、全員がお互いに一言「あなたが健康でいられますように」
「幸せに過ごせますように」とハグ&キスをして、食べ始めます。
毎度ですが日本みたいに同時に食べ始めるという事がないので、
気付くとすでに食べ始めていて出遅れます 😛
1品目は温かいジュレック。清められた「ソーセージ」の出番です。
スープのあとは何を食べてもいいのでどんどん好きなものを食べます。
話題が男性二人いるので政治になり、主人も小父さんもおばあちゃんも愛国心が強いので
大体「やっぱりポーランドがNo.1」となるのですが、
いつもながら聞いていて誰でも政治の話が深くできるんだなと感心します。
ヴィエルカノツに食べるMazurekというデザート。甘いので小さく切るのがどうやら定番のよう。
デザートのケーキも4種類ほど出てきてそれぞれ少しずつ食べましたが
かなりお腹いっぱい!
がしかし、私たちは次に妹の家に行くというミッションがあるのです。
<妹宅>
「久しぶり~!!!」
妹にはなんとクリスマスにも会っていなかったのでしばらくぶりでした。
着いたらすでにご馳走が沢山!おっとお腹が空いていない…
私もリクエストされていた餃子を大量に仕込んで持ってきたのですが、必要ありませんでした^^;
そして並ぶのはたまご、たまご、たまご!
たまご+トマト+バジル |
たまご+きのこ+パセリ& たまご+モッツアレラ+αを殻付きで! |
これは日本でも流行るんじゃないかと思う卵料理。
ゆで卵の黄身だけ出して色々混ぜてまた白身へ。
味のバリエーションが作れるので飽きなくていいですよ 🙂
この大きなパスタはこうやって使うのかと勉強になったサラダ
ここでも途中から政治の話になり、ただ政党が違うので火花バチバチ。
さらに妹は情報不足というか、最近日本でも話題になっていた「批判」と「中傷」の違いがよくわかっていないようで
彼女はただの中傷で説得力がなく、「もういい!」とちょっと後味の悪いものに。
しかしその後の他の話題でも私&妹VS主人でバチバチ
私&主人VS妹でバチバチ
私VS主人&妹でバチバチ
とそれぞれ戦ったので全員完全燃焼ですっきりして帰ってきました 😀
色んな事を本音で話し合える関係っていいですね 🙂
2日目の今日は1日かけて昨日ほぼ物々交換となった食べ物たちだけで過ごしました。
もうしばらく卵はいいや~! 😛
という事でカトリックにとって一年で一番重要な日、イースターが終わり
これから新しい1年となります。
新緑が綺麗な春、花が咲き誇り国中がバケーションの夏、黄金の秋と
とっても楽しみです。よい1年になりますように!
今年も多くの方に出会えますように 🙂