旅行の準備で持ち物以外に重要なもの。
それは「保険」です。
大抵は元気で何事もなく帰ってくることが多いのではないでしょうか。
私は3日以内の旅行だと入らない時もあるのですがいつも入ります。
空港へ早めについて、そこでカウンターで相談しながら、「とりあえず一番安いのでいいや!」と安いので
済ませてしまいますが、やはり入っているのと入っていないのでは大きく安心感が違います :)
楽しい旅行中もいつ何が起きるか分かりません。
今までガイドをしていても、持病が悪化してしまったり、楽しくていつも以上に頑張りすぎてしまい特に
足腰を悪くしてしまう方がいらっしゃいます
石畳も多いので足への負担はいつも以上にかかります。
1日ガイドするときには大体15000~20000歩歩きます。
休めば治るくらいであればまだいいのですが、あまりにもひどくなった場合には、大変です。
ここで保険の出番です!
今回ちょっと調べたことがあるので残しておきます、参考にしてください。
★絆創膏などのちょっとしたものが必要な場合
街中にある「ROSSMANNロスマン」や大きなスーパーの洗面コーナーにあります。
絆創膏、テーピング、痛み止め(イブプロン)、ビタミン剤があります。
湿布について・・・
私が知らないだけかもしれないのですが、ポーランドで冷たい湿布を見たことがありません。
肩こりがひどくて湿布が欲しいと話して案内されたのは温シップ(と言う名の要は貼るカイロ)でした。
(しかも全然効きませんでした・・・)
冷たい湿布は冷やすもの?という意味で「okładオクワド」というものがありますが、保冷剤のようなものなので
湿布とは違う気がします。
湿布が必要になりそうな時には持っていくのがいいかもしれません。
ヨーロッパだと蛇は薬と関係しているイメージが多い
★薬が必要な場合
「APTEKA(アプテカ」に行ってください。
アプテカは町中どこにでもあります。ワルシャワだと旧市街の真ん中にもあります。
ここは日本でいうと完全に薬局で、常に白衣の薬剤師さんがおり話して薬をもらいます。
日本のマツキヨのような自分で手に取ってみることは出来ません。
薬剤師さんに今どんな症状でどんな薬が欲しいのかを伝えます。
マークは縁の十字が目印。 |
看板の色はそれぞれ! |
内装は場所によってそれぞれ。 |
基本的には窓口に並んで相談して買います。 |
<覚えておくと便利な単語>
BOLI(ボリ)=痛い
・頭が痛い→ Boli glowa(ボリ グウォヴァ)
・胃が痛い→ Boli żołądek(ボリ ジョウォンデク )
痒い・・・Swędzący(スフェンジョンツィ)
寒い・・・Zimno(ジムノ)
熱・・・Gorączka(ゴロンチュカ)
・熱があります→Mam gorączkę(マム ゴロンチュケゥン)
大きなけがや病院に行く必要がある場合は、
海外保険に入った方は手帳を受け取っていると思います。
そちらの手帳を参考にまずは電話をするところから始めてください。
今回調べたのが三井住友海上保険だったので例に残しておきます。
三井住友海上保険の場合
「【海外旅行保険】海外で事故にあった時、どこに連絡すればいいですか?日本語で相談はできますか?」
現地でのご連絡は、海外旅行保険サービスガイド(保険証券に同封)記載の三井住友海上ライン(年中無休・24時間・日本語受付)の各センターまでご連絡ください。帰国後の連絡は、三井住友海上ラインまたは保険証券記載の取扱代理店までご連絡ください。
【三井住友海上ライン】
保険内容のご照会、保険金請求のご相談、トラベル関係のご相談など、さまざまなご相談を24時間365日、日本語でお受けします。(専用フリーダイヤルまたはコレクトコールでご利用いただけます)。
各センターの電話番号は、ご滞在国によって異なりますので、保険証同封の「海外旅行保険サービスガイド」をご覧下さい。
【緊急医療アシスタンスサービス】
海外旅行中に不慮のケガや病気に見舞われ、最寄の病院や日本語が通じる病院をお知りになりたいとき、医療施設や日本への緊急移送の必要なときなどに、国際的アシスタンス専門会社が直接サポートします。(日本国内はサービス対象外です。)
https://www.faq.ms-ins.com/app/answers/detail/a_id/1510
<三井住友海上ライン(年中無休・24時間・日本語受付)>
ポーランドからかける場合はコレクトコール(=着信先の負担)の電話番号となります。
交換手と話してつないでもらうのがコレクトコールのようですが、どうやらポーランドはそれが使えないようで、
通常ダイヤル(同じ番号だけども通話料は自分持ち)となるようです。
一部コレクトコール等の利用ができない地域もありますので、その際には通常のダイヤル通話をご利用ください。なお、通常のダイヤル通話で各サービスをご利用の場合には通話料は保険金のお支払いの対象とはなりませんのであらかじめご了承願います。
まずは国際電話が出来る携帯電話をもっておくと安心ですね 🙂
なければ割高になりますがホテルからかけてください。
三井住友海上保険のポーランドからの電話番号は「+81-3-3497-0915」です。+をつけるのを忘れずに。
ちなみに私のポーランドの普通の携帯電話からかけた時に3分弱で24zł(約700円)かかりました。(2016/03/30現在)
http://www.ms-ins.com/contractor/emergency/kairyo/0001.html
国際電話料金は高いので、保険会社に折り返してもらうこともできます。
その際には自分の居場所の番号(滞在先ホテルの電話番号&部屋番号など)が必要ですので、
それらをお手元に置いてからおかけになることをお勧めします。
他の保険会社もほとんど同じような手順です。
保険の手帳はいつでも持ち歩き、何かあった場合にはどの電話番号にかければいいのかなど
事前にチェックしておくと何かあった時にも焦らずにすみます 🙂
もし保険に入らず来られた場合には、費用がかかることだけでなくすべて自分でやらなければなりません 🙁
ワルシャワ中央駅前のマリオットホテル内に日本語も通じる病院があるそうですのでそこへ行くのが一番いいと思います。
何かあった場合にはまず宿泊先のカウンターの人や近くの人に相談しましょう。
無理はせず、時間をゆっくりととって観光を楽しんでくださいね 😀
ちなみに・・・
私も過去に一度、初めてヨーロッパに行った時の往路の機内食で食あたり?にあい、
成田からチューリッヒまでの間で嘔吐が止まらずほとんどトイレで過ごし、
なんとか乗り継いでローマのホテルに着いてからすぐに保険会社に電話しました。
時差を気にすることなく、かつ日本語で話が出来るのがとても安心のサービスですね 🙂
その時はお医者様が往診に来てくださり、(来るまでに辞書を使って症状を説明した手紙を書きました)
「きっと食あたりだね、薬屋さんでこれとこれとこれ(メモ)を買って飲んでね」
というような流れでその場で何も支払うこともなく、自分で薬を買うだけで済んでとても楽でした。
初めて保険を使って、ありがたさに気付いた当時23歳の私。
お陰で翌日から回復して観光を楽しめたのでした。
何かあってからでは遅いです。保険は是非とも入ってからお越しください 🙂