2015/12/31(木)
2015年最後のガイドは東京からお越しのM様ご一家! 少し前からご連絡をいただいていてお仕事で忙しい中私の方をとても気遣ってくださり、 お土産も私のわがままを全部聞いてくださって沢山いただきました! ブログでも何度か言っている100均便利グッズをお願いしたのですが、新年早速使い始めまして、まぁどれも便利だこと!!!これについてはまたいつか書こうと思います^^
31日半日ガイドの様子を日記に残しておきます。
9:00 ご宿泊先ホテル集合
この日の気温は朝は-8℃。体感気温は-13℃でした。 いただいたホッカイロを足に貼りポケットにも持ちばっちりです!ホッカイロを下さった皆様ありがとうございました。
少し早く着いてしまって、ロビーで座っていたらちょうど朝食を食べ終わったM様ご一家にお会いできてすぐ顔を合わせることが出来ました^^
翌日はクラクフへ移動とのことで、朝のうちに中央駅での時刻表の見方、乗り方、バスの乗り方、場所の確認をして、これでOK! 早速観光開始です! トラムに乗り、バスへ乗り継いで、ワジェンキ公園へ!
雪は降っていませんが寒いので霜がこのように真っ白!
M様ご一家はとてもアーティスティックなご一家でお嬢様もピアノをやっておられるとのこと。 このショパン像の本物が見られてとても嬉しそうでした^^ お父様、お母さまも音楽や美術についてとても詳しく、この像の近くにあるリストの像を見ながらいろんなお話を伺いました。 リストはハンガリーの人なんですね!
このショパンの像も予想以上に大きくてびっくりされていました。他の国のものだと等身大程度だそうですね。
それと比べたら確かにこれは巨大だ・・・!
さすがにマイナスになって寒いのでもうリスはいないかな~・・・と思ったら いましたよ!!
念のためクルミ持ってきておいてよかった!
「おいでおいで~♪」
ムシャムシャ
なんてかわいいんだ!
もうこの時期は観光客も少なくて、木の実も勿論もうないのでお腹を空かせたリスが
寄ってきました。
あげているのは殻から外しただけのクルミです。
ちなみにポーランドのリスはキタリスという種類だそうです。
キタリスを調べていたら、冬季に数日籠もることはあっても冬眠というものはしないそうです。
そうだったのか!!!
木に登ってしまった最初にあげていたリス。
しかし上からチュッチュッチュッチュッとずっと下を向きながら
(下では違うリスにクルミをあげていたのですが)鳴いていて、リスの鳴き声を初めて聞きました。
どうしてずっと鳴いていたんだろう?不思議でした。
クジャクはどこにいるのかなーと思ったら宮殿の日当たりのいいところで固まっていました。
実際この時期の太陽はものすごく明るいのですが暖かさがほとんど感じられないのですが、
それでもきっと暖かいのでしょうね^^
本当はここで池をぐるっとして向こう側からの景色や、 劇場になっているところをご案内しようと思ったのですが、・・・寒い!!
マイナスになると、最初は意外と平気で「空気が冷たいな~」くらいにしか感じないのですが、 ちょっとするといきなり体が芯から凍ってきていることに気づくんですよね。 足にホッカイロを貼っておいて本当によかったと思いました。
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ショパン博物館の予約もしてあったので、バスで移動!
ショパン博物館についたらチケット売り場が沢山の人で埋まっていて、 どうやらフランス人観光グループのようでした。 しかしそのせいで予約をしていない人は1時間待たなければならない状態に。
・・・と英語でスタッフが説明していましたがスペイン人?イタリア人?グループが理解しておらず、予約をしていないのにチケットを買おうとする。
スタッフ「すみませんが今言ったように予約をしていない人は12:30まで入れません」
観光客「なんだって?じゃあどうやって予約するんだ?」
スタッフ「ウェブサイトからですが今予約しても入れません、待たなければなりません」
私「インターネットでオンライン予約が先に出来るからそれで予約しておかなければいけないのよ!」
観光客「オーケーオーケー、でどうやって予約するんだ?」
(オーケーって話全然わかってないじゃん!)
スタッフ「だからインターネットでウェブサイトからの予約ですが今はもう入れませんよ!予約ある方、どうぞ」
観光客「ええ!?待っていたのに!?入れないってよ・・・>家族」
話聞いてんのか?・・・とちょっといらっとしましたが、それまでも団体客の対応でスタッフは忙しそうだったのに(一人しかいないのもおかしいと思いますが)それ以上に大変そうでした。 ともあれM様方は予約をしていたので問題なく入れました^^
団体客と同時に入ってしまったので、先に人がいない方からまわることに。 ショパン博物館は残念ながらまだ日本語が対応してないんですよね。なのでピッとやっても聞けて英語なので分かるところは少し説明いたしました。
上の階から見ていきました。 遺品やデスマスク、たくさんの楽譜はショパンを弾く方にはより興味深いものだと思います。
みんなでミュージックツイスター
人数制限がかかっている時間帯でしたが、どれも並ばず体験できたので良かったです^^
ショパンがいた時代の旧市街旧王宮前広場。今と同じですね!
地下にも見どころはたくさんあります。 このワイナリーのようなところで聞けるショパンのそれぞれの曲は暗さがいい具合だからか いつまでも聞いていられる落ち着ける場所です。
ハイテクだなと思うタッチも出来るページめくり電子楽譜
楽譜を置くと上のモニターでその曲を弾いてくれるコーナー。
自然と人が集まってくる場所です。
似顔絵コーナーにあるリストの絵。
ショパンとリストが当時の女性を虜にした美男子だそうですが、リストも確かにイケメンですね!
肉食系のリスト、草食系のショパンと言われていますが
どちらがお好みですか?^^
ということでショパン博物館もご一緒させていただいてこの日のガイドはここまで!
9時~12時の半日でしたが色んなお話を聞いたり、したり。
とても楽しい時間を過ごせました。ありがとうございました^^
皆様が良いお年を迎えられていますように。
M様が持っていた360°全体を撮れる球体のカメラには大興奮した私でした。