動画はこちら: https://web.facebook.com/gazetapl/videos/10153733724434583/?fref=nf
この行進は、先日11/11のポーランド独立記念日に行われた「ポーランド人はポーランドのために。ポーランドはポーランド人のために」とイスラム教徒移民(難民?)に大反対している人々の行進です。
最近総理大臣が変わりました。
以前は難民受け入れもすると言っていた人だったのですが、今回選ばれたのは愛国主義の方だったので、
これからもポーランドは移民はなるべく入れないように引き続き「ポーランド人のためのポーランドだ!」と、
非常に国と人のつながりが強く感じます。
「私たちはモハメド(の肉)からつくったコトレト(お肉揚げたもの)を好む」
なんて書いてある旗も動画中にありましたね。
それからケルト十字(○に十が入っている十字)のマークも見られましたね。
これはもともとはその昔ケルト地域で、支柱を持たない多くの十字架がたてられていたからなのですが最近はヨーロッパでは政治的シンボル「白人優越主義」や「ネオファシズム(反移民主義)」として使われているものです。
ヨーロッパではキリスト教徒は年々減っているものの、イスラム教徒は増え続けているそうです。
そんな人たちがヨーロッパに移民として来ているのでいずれヨーロッパ全体はイスラム教徒になるなんて言われています。
プロテスタントの国も多いですが、ポーランドは敬虔なカトリックです。
ここまで敬虔な国は他の国では感じたことがなかったのでポーランドは珍しいんだと思いますが、今のところまだ周りの国が先進国でかつ通貨がユーロということからポーランドにわざわざ来る人は少ないと思います。
しかし、これからポーランドがどんどん発展してもっと豊かな国になった時、イスラム系移民はポーランドも移民先の視野に入れるのではないかと想像ができますが、その国の宗教に理解が出来ない人はいてもつらいだけだと思うので来るべきではないと思います。
いつも思いますが、自分が無宗教で本当によかったと思います。
そして自分がなぜかカトリックの教会(プロテスタントでもオーソドックスでもなくカトリックのみ)が昔から好きだったのでポーランドに来たのは運命だったのかなと思っています。
これからもブログやガイドを通して、ポーランドのいい面を紹介するだけでなく、
ポーランドに来るにあたっての気持ちの持ち方や注意すべきこと、
日本では普通だけどもこちらでは失礼に当たるものなどポーランドに迷惑がかからないように
日本人ではありますが生活している身として出来ることをしていきたいと思います。
******** ちょっと話がそれますが、ついでに。 **********
日本でも外国人観光客が文化を知らないがために迷惑行為をしているの正直困りますよね。
観光客本人は「え?なに?どうかしたの?」ですが、
日本人にとっては「これだから外人は…」と嫌な気持ちになりませんか?
しかし文化が違うからしょうがないのも理解できます。
自分から知るにも限度があります。
そういう場合は両方を知る人が教えればいいだけだと思うのです。
それを知ってても「でも自分はこの国の人じゃないから」という身勝手な人もいますけど・・・
日本人ならそもそもそういう人種じゃないと私自身は思っていますので、
ポーランド人と日本人の気質は似ていると思いますから、見た目は違いますが
「公共の場では静かにする」
「靴を引きずって歩かない」
「お年寄りに席を譲る」
「困っている人がいたら助ける」
そして。
「怖い顔をしていても笑顔で話しかけてくれる人はまずいないんだから最初は見た目で決め付けない。
こちらも常に笑顔でいる必要はないので(かえって怪しい)普通に対応する」
これは意外と気づいていない人が多いですが、
「あのレジの人態度ひどかったわー」「このお店の人顔がコワイ」というポーランドでの出来事をよく聞きますが、
私はいつも思うのです。
「あなた方の顔はどうだったでしょうか。見ている限りはあなたたちの顔も恐いです。
そんな顔していたら私だって関わりたくないと思ってしまいます。」
不安な気持ちは顔に出ています。
その顔は怪訝な顔をしていて、ましてあまり見ないアジア人、見慣れているようなものではありません。
不安はなるべく解消してから、緊張感はあってもいいと思いますが、なんでも人のせいにするのはどうでしょうか。
不安や緊張感は適度に、そして旅行ですから滞在中は精一杯楽しみましょう!
不安な方はご一緒しますからこちら(★ワルシャワ個人ガイド★)からどうぞ気軽にお声がけくださいね^^