まさにカラパイアで見た「布がかけられた壷」!
“ヴィクトリア朝の墓地で非常によく見られる。
生者と死者を分けるはっきりとした境界線で、
魂を守るための幕。
同時に古典的な死のシンボルでもある。”
まさかコレを読んで、「でもお墓は場所によって違うからきっとアメリカ系だろうな~」
なんて思っていた直後の出来事だったので本物を見られてとってもとっても嬉しかったです。
O様のお話によるとこの墓地は、墓地美術(でしたでしょうか?)の発祥の土地だそうで
だからこそ素敵な墓石が沢山あるのだとか。
どうりで今まで見たことが無い立派な墓石があると思いました。
******お墓までの分かりやすい地図を作りましたので参考にして下さい。******
足元に番号が彫ってある石がありますので
それを頼りに「9-Ⅳ-1」 を探して見て下さい。教会の裏側です!
ちなみにショパン関連だと他にも
- Izabela Barcińska née Chopin (1811–1881), ショパン(フレデリック)の一番下の妹
- Emilka Chopin (1812–1827), ショパンの姉妹
- Ludwika Jędrzejewiczowa née Chopin (1807–1855), ショパンの一番上のお姉さん
- Józef Elsner ユゼフ エルスネル(1769–1854), ショパンのピアノの先生
- Wojciech Żywny ヴォイチェフ ジヴニィ(1756–1842), ショパンの最初のピアノの先生(探したけども見つからなかった)
が眠っているそうです。
またこの墓地にはキュリー夫人の家族、スクウォドフスキ家の墓があり、
キュリー夫人(マリア)の両親、姉、そしていとこも眠っているそうですよ!(知らなかった!)
映画 “戦場のピアニスト”のモデルになったポーランド出身のピアニスト
ウワディスワフ・シュピルマン Władysław Szpilman のお墓
もここにあるとどこかで見ましたが、
正確にはこの大きな墓地は区切られていて、
Cmentarz Wojskowy na Powązkach(戦士用)の方に眠っているようです。
隣なのでお間違えの無いように。
お墓参りをした後は、すぐ近くにあるとあるスポットへ。
それがこちらです。
とくになんてことの無いただの丁字路なのですが、
「Okopowa オコポヴァ通り」 と 「Dzielna ジェルナ通り」の曲がり角、
ここが当時のワルシャワの検問所があったところだそうで、
ショパンがワルシャワを去る時に、友人達が最後ここで見送った場所なんだそうです。
(O様のお言葉をそのままお借りしました。)
今は駐車場になっていて、もしかしたらこの駐車場スペースは
その昔その検問所の大きな建物があったからしばらくそのままで、
現代になるにつれて壊されて、いまではそこだけ建物を建てずに駐車場にしてあるのかな~
なんて思いました。
なんとなく、駐車場の位置や大きさ的にそんな感じがイメージできたのです^^
そして、ここで写真を撮っていたとき・・・1台の大きく長いトラックが曲がりきれずに
歩道にのりこんで標識をぐにゃっと曲げていったのを目撃したのでした・・・。
歩道をふさぐように曲がったので危ないと思ったのですが人一人の力では戻らないので
そのままに。ナンバープレートおさえておけばよかったー!!
ちょっとしたハプニングもありましたが、
トラムに乗って次はワルシャワ蜂起(PW)の記念碑のところへ。
とっても大きなこの記念碑は裁判所の隣にあります。
近代的に見える大きな裁判所も見所です。天秤のモチーフがついている壁なども!
オシャレなカフェを発見し、窓際(といっても全開)の席でのんびり。
キッシュとオススメフレッシュジュースをいただきました。
なぜか猫のぬいぐるみが置いてあったのは未だに謎です。笑
ここから新市街ー旧市街散策へ。
O様はワルシャワへ来るのは2回目でしたので、慣れた様子で歩いていると、
洗礼者ヨハネ大聖堂の前がなにやらガヤガヤ
中をのぞいてみたら、またすごいのが見られました。
ちょっと見難いのですが、中世の服装を来た人たちが演説をして、
他にもいろんな格好(でもとってもオフィシャルっぽい)をした人も座っていて、
調印?のようなことをしていました。
話をきいていると、どうやら政治の教会に関するチームの主張なんだか
なにか採決したのかわかりませんが
宗教関係&政治なのは間違いないと思います。
しかも、写真は撮りませんでしたが
2階のパイプオルガン前で歌っている人たちが
全員民族衣装を着ていてびっくり!なんてかわいいんでしょう!!!
そして何故そこで民族衣装!?
宗教関係というよりも、ポーランドの昔からの文化を守る愛国派の党だったんだと思います。
それから琥珀のアクセサリー屋さんFIADにも立ち寄りました♪
ここでO様なんとオーナーさんから思わぬプレゼントをもらえてHAPPY!!
お姉さんがショパン関連の素敵な置物をお持ちで
O様がショパンファンと知り、それをプレゼントにと下さったのです♪
まさにお姉さんが言っていた「これはあなた(O様)を待っていたのよ!」
は私も本当にそうだと思いましたよ^^
裏道を通って、聖アンナ教会を見ながら、
最後はショパンが通っていたカフェがあったといわれているテリメナ
(今はCAFE NEROというチェーン店)でこれまたおしゃべりのんびり。
そうしましたら、先ほど旧市街の洗礼者ヨハネ大聖堂で見たクラシック服をきた人たちが
パレード(?)をしていました。デモなのかな??
普段はこうした民族衣装を公で見ることがとても少ないので、これはとてもラッキーでした。
普段はそんな見られるもんじゃないんですよ!
ツーリストの皆様の思いが通じているのでしょうか^^
ということでO様との1日目日記でした♪