2日目の朝。朝は靄がかかっていました。
この日は主人の仕事は休憩。(行かなくていいらしい。)
ホテルから見たポオゥツクの普通の町並み。
ポーランド標準の、どこでもみられる都会でもない田舎過ぎない一般的な町並みです。
朝方は、ワルシャワ同様観光客や地元の子供たちグループがいくつかみられました。
積極的にこうして外を歩く学習はいいですね!
もう少し大きい子達だと「コンニチハー!」って言ってくれたりして、
とても社交的で、行儀のいい子供たちが多いといつも感じています。
もちろん珍しくてじっと見て来る子もいますけど、そんなときは微笑み返すと
恥ずかしがって逃げるかわいい姿がみられます^^
この教会はミサをやっていたので、あとで行こう。
昨日とは逆方向にヴィスワ川沿いをお散歩。
ススキが生えていました。
これはね、日本ではお団子と一緒に月へこんなのに乗せてピラミッド方にしてね~餅を飾るんだよ~
なんて話を主人に説明したんですけど、彼には「????」
話していて自分で思いましたが、そりゃ意味が分からないですよね。笑
私もイースターにソーセージやら卵を教会に持っていってお祈りしてもらう意味が分からないのですが、
それをすることによって何かいつもと違う特別感がいいんでしょうね。
確かキリスト教では月って悪いイメージしかなかった気がします。月をめでることはしないのも普通かもしれません。
こちらだと満月=狼男のイメージしかないかも。
日本だと、十五夜だったり、十六夜の月なんて言葉もありますし、潮の満ち引きも顕著にみられますし
(主人は宮島が大好きです)文化の違いと言うのはそういうところが面白いですね。
・・・月見団子が食べたくなりました!!!
ポーランドの土壌は砂が多く、土と言う土を外であまりみません。
その為、川にもまるで海のようなビーチがあります。
こうして花をずらっと飾るとこれだけで建物の印象が一段とよくなりますね!
いいピンク色で綺麗です。
高台にあるのでなんだか、ギリシャのサントリーニ島に行ったときを錯覚しました。
先が見えず、空に向かっているような上り坂。
外のソファ席。グレーのこの色。あぁギリシャに行きたい・・・!
町の至る所でこのネコマークがあって、ここはモザイクですがほかにも
1色のペイントだったり、柄だったりと色んなネコがありました。
気温は24度程度で、風が冷たすぎず春のようなとても気持ちがいい日でした。
そしてこんな石畳とベンチが並ぶ並木道を歩くのは本当に気分が良かったです。
ひたすら「気持ちいい~♪」といいながら歩いていました。
プウォツク市のマークはお城です。いや、教会かな???
ベンチに銅像発見!
プウォツクの本を読んでいました。主人にきいても誰だか分かりませんでしたが、
せっかくなので座ってもらって記念撮影を^^
きっとこの人はこのわんちゃんといつも一緒に散歩していたのでしょうね^^
一部折れてしまっていましたが、ロープまでちゃんとありました!細かい!
そしてすぐ裏に見えてきましたカテドラル!
しかしまっすぐは行かず、ぐるっと外を周って向かいます。
教会のとなりもまた芝生と並木が綺麗です。
キツツキ?かと思ったら、スイカといううちのまわりにもよくいる水色の羽が綺麗な鳥が
気についている何かを食べていました。このスイカの発音は「西瓜」ではなく「Suica」の方です^^
足元にはこちらにも沢山の実がなった植物。朱色の実が沢山でした。
「あっちぐるっと周っていこうよ~」
「もう行き止まりだよ!この先行ったってまたここに戻ってきちゃうでしょ!ここからカテドラルいこう!」
早くカテドラルに行きたい私は彼の案を却下。
目の前に一番行きたかったところがあるのに、周りをぐるぐる歩かされて
私は早く行きたくてしょうがなかったのです!
行こう行こう~♪
鳩が・・・寝てる!?笑
歩かず、こんなにじっとしている鳩は初めて見ました!
鳩に混じって烏も。ポーランドの烏は半分グレーなんです!
大きな教会だな~レンガもすごいな~♪いい景色~♪
(波)Bazylika katedralna pw.Wniebowzięcia NMP
(英)Cathedral Basilica dedicated to the assumption of the blessed virgin mary
日本語だと、「聖母マリアの被昇天に捧げられた大聖堂」でしょうか?
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入り口に、白赤、黄白、白水色とありますね。 白水色がでていると言う事は、 「ここはマリア系の教会なんだな」と分かります。 名前を後から確認しましたがまさにそうでした! 白赤は言わずもがな、ポーランド国旗。 黄白はバチカンの旗の色です。 この日は祝日ではなかったので、バジリカですし位の高い場所だから 全部飾ってあったのではないかと思います。 |
立派な教会です。早速中へ入りましょう!!
パイプオルガンの練習をしていました。いい音色の中、お邪魔します。
電気がついていないので、ちょっと暗かったですが、
それもまたいい雰囲気です。絵がとにかくきれい!!!
こんな淡い色で、しかもこんな模様は初めて見ました。
なんだか宮殿のような色合い、模様です。
丸いパイプオルガンからは、次々と曲が弾かれて、それがまたいい曲ばかり!
珍しく知っている曲ばかり弾いてくれるので、いつも以上に気持ちよくなって
「(この人は分かっている!)」と心の中でしみじみと思いながら思わずビデオをまわしてしまいました。満足!
通路の方の天井も、一つ一つの彫刻も素敵な教会。
ステンドグラスも綺麗でした!
入り口は横にあって、こちらが正面。
マリアの絵だけ手前にあり、ライトアップまでされていました。
ライトによる絵への影響とかは気にしないでいいものなのかな?
ここもワルシャワ旧市街にある洗礼者ヨハネ大聖堂のように、いすが並んでいるので
きっと王冠式のようなことをしていたのかもしれません。
チャペルでいいのかな?オーブは同じ所にありましたがこちらは輝き具合が正面と比べて段違いに綺麗でした。
チャペルは教会の核のような場所ではないかと思います。
天井からみるとこんな感じです。ドーム型の天井の絵も綺麗です。
壁にずらっと紋章がならんでるなと思ったら、名前と年号も描いてある事に気付きました。
1856年代あたりでも十分古いと思いつつ、ぐるーっと壁に沿って一番最初を探したらなんと
1075年!!!!
MAREK さんが13年、その後HENRYKさんが10年間同じ紋章でありました。
兄弟なのか親子なのか、何かあったんでしょうけどいやぁこの教会の歴史がより伝わってきました。
最後の晩餐だ!実際こうして教会に描いてあるのは、あまり見ない気がします。
その隣は、民に説いているところでしょうか。頭の後ろで光っている黄色い物は後光なのか
何か本当につけているのか・・・
ドアにはSM とあるので、SはおそらくSwietの聖なるで、MはマリアのMでしょうか。
聖アンナ教会だとSAなんです。クラクフのマリアツカは忘れましたがでもMは確実にどこかに描いてあると思います。
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入り口の天井から綺麗な教会でした。
変わった花柄ですね。鳥は雉かな?
なんにせよこの教会は、柄が綺麗!色も綺麗!
何よりもパイプオルガン奏者さんのおかげで、いい音をききながら見学させてもらえてとてもいい時間を過ごせました。
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隣にはまた大きなレンガの建物。
これは、この辺一体の教会をまとめている場所で(一つの市にある公民館を管理している市役所のようなもの?)
ミュージアムなのでこの辺の独特な教会のものがみられるのだと思います。
ここにも聖ヨハネパウロ2世の像がありました。
花に囲まれて、ここで祈っている人もいました。
大分違うかもしれませんが、聖職者の銅像は
日本でいうお地蔵さんみたいなものなのかなと、ふと思いました。
お祈りなしには素通り出来ないような、そんな雰囲気の場所。
この教会の裏にも、また違う教会があるとのことで、つぎはそちらへ。
この辺は本当に坂が多くて、傾斜地もブドウ畑のようにうまく使っていました。
木製の建物が見えました。これは入れず、看板も何もなかったので正式に何かは分かりませんが、
主人曰く「多分鐘があるところだと思う」だそうです。
こちらは聖ドミニカン教会というところ。
「NIE LĘKAJCIE SIĘ」=恐れないで という意味。聖ヨハネパウロ2世にだったらキリストよりも
守ってもらえそうななんだかそんなオーラがありますよね。
中は残念ながら入れませんでしたが、こじんまりとした綺麗な教会でした。
改装したばかりの新しい教会、という雰囲気です。
「あれっカティンってカティンの森のかな」
「あっちのもポーランドの何かだね、こっちにはシモレンスクがあるからこれも事故のやつだね」
故カチンスキ元大統領の飛行機事故がこのシモレンスクです。
最近の事故のものもここではレリーフに残して常に祈りを捧げているのですね。
落ち葉が秋ですね~石畳と合っていい雰囲気です。
「この先に動物園があるよ!取引先のひともオススメしてたからいってみようよ!」
「そうだね!いい天気だから行ってみよう~!」
お散歩は続きます。