世界遺産:アーヘン大聖堂
この日、丁度大雨が降ってきてしまって、傘もなかった私達は外観を見ている余裕が
なかったのですが、遠くから見るととても大きくて立派な教会です。
“1978年この大聖堂はユネスコの世界遺産リストの登録のための最初の12の遺跡の一つになった。最初のドイツのそして最初のヨーロッパの歴史上全般3つの遺跡の一つとしてである。”
この大聖堂は「皇帝の大聖堂」(Kaiserdom)とも呼ばれ、北部ヨーロッパでは最古。
786年にカール大帝がアーヘンの宮殿教会の建設を始め、814年にカール大帝が亡くなったときには、
この大聖堂に埋葬され今でもここにあるそうです。
アーヘンの街中ではよく王様の銅像やモチーフが見られましたが、
このカール大帝だったのですね。フランク王国の王様だったそうです。
何も知らずにとりあえず雨から逃げるように入ってきた私達。
狛犬のようなものが入り口にあって、足だけピカピカ。
何かおまじないがあるのでしょうか?^^
そして入ってびっくり!!!
予想外の内装です!!
えぇ!?イスラム教?モスクみたい、
でも待って!ここは何教だ!?と少しパニック。
どこを見ても、モザイクで、カトリックな雰囲気がまずありません。
ドーム型、かつ全体的に円形で小さな場所です。
やはり相当古いからなのか、祭壇にあたるところも雰囲気が違います。
ステンドグラスに囲まれているのはよく見られる風景ですが、
まずイエスがここにいない。かわりにマリア(?)のレリーフが吊り下げられていました。
そして囲むようにいろんな人(聖人?)が壁に彫られています。
金の家もあったけどあれはなんだったんだろう?
どれも素敵でした。本物の宝石が沢山ついているのもありました。
雰囲気はまるで違う宗教に見えます。
イスラム教も結局おおもとはキリスト教も同じですからそのせいなのでしょうか。
とってもリアルで綺麗だったのですが、リアルすぎてちょっと怖いかもしれない・・・。
モザイクが本当に細かくて綺麗でした。前面です。天井はもちろん、壁も!
見れば見るほどいろんな柄や絵が見えてきます。
ちょっと画像の色合いが変わってしまうのですがこちらの方が本物に近いです。
実際は全体的に青い大聖堂でした。
ぐるっと1週天井を見ているだけでも見ごたえがあります。
どこを見ても「へぇ~」「ほぉ~」「うわぁ~」と感嘆詞しか出てきませんでした。
何よりも教会好きとしては、これは何教なんだ?という疑問が
つきず、とっても楽しかったです。
“アーヘン大聖堂は、936年から1531年にかけての約600年間に神聖ローマ帝国の30人の皇帝たちの戴冠式が執り行われた場所でもある。”
本当に大きくないのですが、でも迫力があります。
ガイドさん付で団体で次々に来ました。
イエスは、マリアの上にいました。遠くから見て気付きました。
入り口は、なんだかギリシャ神殿のような雰囲気?
本当に、大きくない、むしろ小さいのでここはすぐ見終わってしまうと思うのですが、
別の部屋?に宝石展のようなものもあるそうです。
私達はそこまでいかなかったので、ここでおわり。
出口のステンドグラスも青くて形も変わっていて綺麗でした。