2015/03/02 13:00の飛行機に乗るべく、
ワルシャワの渋滞を考えて9時過ぎには家を出発!
最近ワルシャワの重要な橋が先日の火事で焦げただけに見えるんですけど直すとかで
毎日とんでもない渋滞が起こっているのです・・・。
今回は私自身初めてがいっぱい!
なんといっても観光地かどうかも分からないローカルな移動だったからです。
そもそも、アーヘンはどこなのか。
お隣ドイツといえども、ドイツも広い。
ちなみにポーランドも結構大きいのですが、そんな中心のワルシャワから、
アーヘンは反対側の端っこ!
オランダとベルギーの境ギリギリの町です。
そこまでまずポーランドのワルシャワ・
モドリン空港(WMI)からライアンエアーで
オランダの
Eindhoven(EIN)エイントフォーフェンへ。
そしてそこから電車(IC)でヘールレン(Heerlen)(まだオランダ)に行き、
ローカル電車に乗ってアーヘン(Aachen)ドイツ着というもの。
本当はアーヘンに一番近い空港のマーストリヒト空港か、せめてケルンかデュッセルドルフに飛びたかったのですが、どこもワルシャワから飛んでないんですよ!
グダンスクとかカトヴィツェとか違う街からでそこに行くにもワルシャワから遠くて・・・
ということで、ちょっと遠いけどアーヘンまでの道のりが簡単そうなエイントフォーフェン経由。
ワルシャワセントラルからモドリン空港まで行くのにも片道1時間。
そしてその後フライトが2時間。
エイントホーフェン空港(EIN)
そんなに大きくない空港ですが、綺麗な空港でした。
LCCのいいところはこうして敷地内歩けるところで目の前で飛行機が見れるところですが、
ここはこんな目の前までデッキがあったので、飛行機好きな人にはたまりませんね!^^
実はワルシャワ中央駅から乗った電車の目の前に座ってた女性が、
このエイントホーフェン(オランダ)までずっと一緒で、話してみたらいろんな共通点もあってびっくり!
同い年で、同じような立場から(外国で主婦だったけどもう限界で最近仕事を始めたそう。)、
私の友達と同じ名前で飼ってる犬の名前までその友達と同じ名前で・・・!
ポーランド人だけどもエイントホーフェンに住んでいるそうで、
空港からエイントホーフェン駅へ行くバス乗り場や切符の買い方を教えてくれました。
こんな出会いが朝一からあって、旅行ってやっぱりいいな~と実感^^♪
エイントホーフェン駅へは空港からバスでしか行けません。
バスのチケット片道3.50€。
カード払いのみの券売機でした。
駅は終点なので間違う事はありませんでした。
バスにゆられて確か20分。
空港から駅への車窓は面白いものでした。
家がどれも同じような形をしていて、集合住宅のようなのですが、
さらに玄関と窓がどこもガラス張り!
玄関も道路に面してすぐあって、もう、何と言うのでしょうか、防犯上こんな丸見えで、
こんな簡単に入れそうな感じで大丈夫なのかな!?と心配になりました^^;
外から一つ目の部屋ではお兄さんがなんだか嬉しそうにクッキングしていたり、
次の部屋では小さな女の子がお絵かきをしていたり。
窓自体もすっごく素敵に飾られていてここだけで写真集作れるんじゃないかと思うくらい、
どれも綺麗でした。写真に写らなかったのが悔しい~!
なんだか北欧みたいな雰囲気でしたよ^^
UFOかと思うような建物もありました。これなんだったんだろう・・・。
Eindhoven駅到着!
早速、電車のチケットを買おうと思ったんですが、ここで大問題。
オランダ語しかない!!!
しかも2台あって、違いが良く分からず、人々は途中にある改札のようなものに、
ピッとsuicaのようなものをあてて忙しそうに過ぎていくのです。
また、この機械が券売機だと思うのですがこれもみんなそのICカードのようなものを使っている。
トランク持った見た目観光客っぽい人までもみんな使っている。
「えぇ!?あれはなんなんだ!?どっちの券売機で買えばいいんだ!?」
と少し迷いながら、とりあえず人が空くのを待ちました。
まず黄色い方へ行ったら、券売機は英語があって安心。やっぱりカードが無いと変えない模様。
青い方へ行ったら、 “外国へ行く”というボタンがあって「これだ!!」と買えたのでした。
今見て分かったのが、
青い方の「白い⇔」はインターシティを意味しているので、
長距離移動ならこっちですね^^
にしても、オランダ人は英語ほとんどの人がペラペラだそうですが、
駅構内の券売機のサイン位英語書いておいて欲しいと自分勝手ではありますが思ったのでした。
行き先のHeerlenも終点。よかったこれで方向も間違わない。
待合室がありました。中にはキオスクが入っていて、
電車が来るまで寒いので少し中で待っていました。こんな待合室って外国にもあるんだ~と
ちょっと関心。そういえばポーランドで見たことないなぁ。
インターシティに乗り込み、エイントホーフェンからヘールレンへ。
席が1つの椅子の幅が普通より1.5倍はある気がしました。とても広々!
こっちの人は体が大きいからかなぁ。
2等車自由席 片道21€ およそ1時間です。
この車窓がまたとっても良かった。
本当に、ヨーロッパの田舎!という感じで、広大な敷地に馬や羊がいて、
庭?のようなとこにヤギがいたり、犬やニワトリはあんまり見ないんです。
とにかく馬と羊を良く見ました。
それから、子ウサギが反対側の線路をぴょこぴょこしていったり・・・癒しの景色で
1時間ずっと車窓からの風景を見ていました^^
IC(インターシティ)というと、新幹線っぽいイメージなのですが、実際はそこまで特別なものではなく、
こうして一般の人の日常的に乗るものでもあるようです。
隣の人がバーガーキングを食べていて、私も食べたくなりました。
そして改札がホームのこんなところに1台だけあって、ここにピッとやっていかなきゃいけない。
それでもそんなに待つことなく一瞬込み合っていましたがすぐに解消されていました。
なんでこんなとこに作ったんだろう・・・不思議。
「そうだICはwifi使えるんだっけ」と途中で思い出して、ちょっと携帯をいじったりして・・・
Heerlen到着!
実はここまで、全部乗継が良くて“予定よりも1本早く着けそう!”なんて思っていたら、
ローカル線への乗り継ぎがどの番線かわからない事態。
この駅には何番線という掲示板がなくて、うっかりアーヘン行きは分かっていたけど、
アーヘンは終点ではないのでその先の方向が分からなかったのです。
ちょっと歩いて、若いカップルに「英語話せる?」「う、うんちょっとだけ」というドイツ人(多分)に
アーヘンに行く電車を聞いたら「多分だけど、ここから、あと数分後に来る電車でいけるよ!」と教えてもらい安心。
でもちょっと気になって一応自分でも確認したら、数分後に来る電車は、
途中で違う方行っちゃうからアーヘンには行かないことに気付く。(枝分かれしちゃう)
危ない危ない。
となると、早く着いたけど結局待つしかない、そもそもここからのローカル線が30分本に1本しかないようなので、
しょうがないか!と諦めて寒さを凌げる場所探し。
ちょっと駅構内を歩いてコンビニを見つけ、階段を上り下りし、
ワッフル(1€)とルイボスティー(1.80€)を購入。 はぁ~あったまる~!!
雨も降っていて、気温2度。風もあって寒かった~。
無事来た電車に乗ってのんびりしていたら、さっきのカップルも乗ってきてびっくり。
「同じ方向行くんじゃないか!さっきアーヘンどこか分からないって言ったじゃん~!」
と内心「もしや私騙されかけた?」と思いながらも、
まぁ全部時間通りだし、自分でも確認できたからよしとして、
ヘールレンからアーヘンまでの30分、再び電車の旅。
そして19:00アーヘン中央駅(Aachen hbf)到着!
10時間の移動です!
構内のマックで待ち合わせして、ついでにおなかが空いたのでご飯。
無事時間通りに着けてよかったです。
1日目のこの行動だけで、すべてが新鮮で、
久しぶりに外で一人になるので、不安と緊張感もあったけど
これはいいストレスとなって楽しめました!!
朝からいい人に出会えて、
電車は途中オランダ語とドイツ語に苦戦したけど、
全部時間通りに乗れて、無事待ち合わせに会えて、大満足!
1日目ですでに満足したアーヘン旅行の始まりでした^^