A. Schickaによるショパン像 (1873)
ショパンが大好き!
ワルシャワに関するお問い合わせを頂く中で、
多くの方からそんな声をききます。ショパンの曲だけでなく、ショパンその人そのものにも
とても魅力のある方。上記肖像画はあまり知られていない絵だそうですが、
このショパンは本当にかっこいいですね!
ポーランド人っぽい顔だなとそっくりさんが見つけられそうなご尊顔。
そんなショパンが大好きだったワルシャワ。
ワルシャワにはショパンに関する場所が沢山あります。
ワルシャワの空港も、本来は地名から来ている
「オケンチェ空港」という名前もあるのですが、
「フレデリックショパン空港」と呼ばれ親しまれています。
ショパンめぐりがしたい!という方の為に、
ここではJacek Weiss著「ショパンの歩いた道(訳)」という本をもとに
縁のある場所をご紹介いたします。
*太字のものは特別行こうとしなくても、
旧市街観光をしていれば必然と見ることになる場所です。
★ワルシャワセントラルコースA
- 銀行広場
- 青い宮殿
- サクソンガーデン
- ルター派三位一体教会
- ヴェッセルパレス
- テリメナカフェ
- ポトツキ宮殿
- 大統領官邸
- ヴィジトキ教会
- ワルシャワ大学
- チャプスキ宮殿(現在は外観のみ*)
- 聖十字教会
*チャプスキ宮殿のショパンが住んでいたという部屋の展示は、
ガイドブックやツーリストHPでも、開館情報が未だに残っていますが、
私が実際訪れた時には入れず、そこにいた建物の警備さんにも「ここはもう入れないよ」と
教えてもらいました。ショパン協会で働く方にも聞いてみましたが、
彼も「閉まってる筈なんだけど・・・」とのことで、現地の人間が言うので間違いないと思います。
★ ワルシャワセントラルコースB
- ショパン協会の建物
- ショパン博物館
- ヴェルヴェデル宮殿
- ワジェンキ公園
秋のワジェンキ公園とショパン像
★ワルシャワセントラルコースC
- クラシンスキスクエア
- ミオドヴァ通り
- 旧王宮広場
- “Res Sacra Miser”
- プシリネク通り
★その他のワルシャワ地域
- ポヴォンジュキ墓地・・・ショパンの両親のお墓
- ポウチンスカ通り56番地
- 国立フィルハーモニー劇場
- 国立図書館
- ショパン音楽大学
詳しくご案内させていただこうと思います^^
★マゾヴィエツキエ県内にある縁の場所
・ブロフフ ・ソハチェフ ・サンニキ
・プウォニク・コヴァレヴォ ・ロシチシェヴォ
・シェルプツ ・カロリン ・ミラヌヴェク
・ペンチツェ
★ポーランド国内他の縁のある都市
・Szafarnia – シャファルニア
・Toruń – トルン
・Golub-Dobrzyń – ゴルブドブジン
・Sokołowo – ソコウォヴォ
・Ugoszcz – ウゴシュチュ
・Obory – オボリ
・Turzno – トゥジュノ
・Kikół – キクウ
・Waplewo Wielkie – ヴァプレヴォヴィエルキエ
・Poznań – ポズナン・・・ベルリンへ行く途中立ち寄った場所。
・Żychlin – ジフリン・・・ショパンがメラニアとヴィクトールの3日間に及ぶ結婚式に参加した場所。
・Antonin – アントニン
・Kalisz – カリシュ・・・ポーランド最古の町。若いショパンが訪れ、長期間滞在した街。1892/11/07にはLeon Nieszkowskiの家に作曲家が集まり、ショパンは彼の娘であった綺麗なパウリナとダンスを踊った。
・Duszniki – ドゥシュニキ・・・は、ショパンの先生であるユゼフ エルスナーが療養の為に滞在していた土地でショパンもスパに来ていた。1826年8月、スパの滞在中、ある貧しい職人が4人子供を残し亡くなってしまった。そこで、チャリティーコンサートを開き、ショパンもピアノを披露した。これは彼の初めての他の地でのコンサートとされている。
のち1897年にはブロンドのメダルに肖像画入りで、ショパンに捧げる記念碑が建てられた。
それぞれの詳細は、分かり次第埋めていこうと思いますので、お楽しみに~!!