国立美術館へ行って参りましたのでレポートします!
<INFORMATION>
●ポーランド語名称 Muzeum Narodowe
●住所 al.Jerozolimskie 3
●公式HP
https://www.mnw.art.pl/
●開閉時間(2019年版)
月曜日:お休み
火・水・金・土・日: 11:00–18:00
木: 11.00–20.00
(ポーランドの祝日の場合)
1/1 12:00–18:00
1/6 通常通り
イースターの前の金曜日 10.00–16.00
イースター2日間お休み
5/1、5/3 お休み
Boże Ciało (聖体節)– お休み
8/15(終戦記念日のような軍の日)お休み
11/1(独立記念日)お休み
11/11 通常通り
12/24-25 クリスマスイブとクリスマス1日目はお休み
12/26 クリスマス2日目は通常通り
12/31 大晦日はお休み
毎年変わる可能性がありますので、必ず公式HPにてご確認ください。
●地図
↓場所はこちら↓
<国立美術館への行き方>
ワルシャワ中央駅から歩いてもいける距離ですが、バス・トラムでも行くことができます。
最寄バス停、トラム停ともに名前は「Muzeum Narodowe ムゼウム ナロドヴェ」です。
国立美術館という意味です。
バス→111、117、158、507、517、521番ならどれも停まります。
トラム→7、8、9、22、24、25番ならどれも停まります。
では参りましょう!
入り口はコの字方になっている正面ど真ん中の奥まったところが入り口です。
入り口のところには料金表も出ています。
料金は通常展示品のみでしたら15złです。
今は丁度特別展が閉まっていて何も見れなかったので私達はこれで。
大きなドアがあって、「これほんとに入り口?」と思うようなものでしたが、
なんと自動!!!!
この大きさでこの見た目で自動とは、びっくりしました。
中はとても綺麗です。左側にチケット売り場があります。
カード払いOKです。
パンフレットも色々置いてあります。
チケット売り場目の前に、荷物を無料で預けておける場所があります。
*貴重品は持っていてくださいね!
身軽になってのんびり行きましょう。
ただ私は寒かったのでダウンを着ていたのですが、
入場時に「着ててもいいけどその代わり脱がないでね、手に持つ事は禁止よ」
と言われました。
何故だろう?壊すからかな?盗難の恐れとかかな???
美術館は0階~2階に渡り展示品が沢山あります。
入り口入って、すぐ右手から始まる中世の芸術コーナー。
ここにはポーランドの各地方の教会から集められた像や絵画、
祭壇に置かれているようなものが沢山展示されており、
教会ではこんな近くで見られないので貴重です。
どれも細かくて思わず写真を沢山撮りました^^
木彫りのものが多かったです。
600年前に作られた王様の像。
館内ほとんどのものが、どれもむき出しで置いてあって、
わざわざ触る事はしませんが、これいいのかな?と少し心配になりました。
それこそ服があたったり、常識の無い人がむやみに触ったりしないのかなと・・・
絵画コーナーでは、多くの油絵を楽しめます。
「ワルシャワ王宮からの眺め」
中でも、今でもこれがどこか分かるような、当時のワルシャワを描いた絵がとても面白いです。
観光後に行くと「これあそこだ!」と気付くことができますのでさらに楽しいと思いますよ^^
昔はこんな景色だったんですね。
1階へあがり、ここから少し迷路のようになります。
1階には、特別展・昔のポーランド、ヨーロッパ各国の人々の肖像画・
ヨーロッパの匠の作品・19世紀の作品・20~21世紀の作品と5つのコーナーに分かれています。
シンプルなたたずまいですがとても見やすく飾ってあります。
沢山の絵画の中から、kaoriオススメの作品をご紹介します。
「ポーランド最後の王様ポニャトフスキの肖像画」(一番豪華な額入り)
「クラクフ・ヴァヴェル城への景色」
「ワジェンキ公園」
「新世界通り」
レンブラントの作品もありました。
「グルンヴァルドの戦い」
そして一際大きな絵画のある部屋があります。
ここはポーランドの有名な画家ヤン・マテイコの部屋です。
ヤン・マテイコ肖像画
クラクフ中央駅からすぐ近くにあるホテルマテイコのマテイコは、
このヤン・マテイコさんの名前から取ったそうですよ^^
どの絵もとても綺麗でした。この方の絵ならずっと見ていられます。
特にこのグルンヴァルトの戦いはポーランドにとっても誇り高い歴史の一つですので
是非見ていただきたいと思います。
ちなみにヴロツワフにある「パノラマ・ラツワヴィツカ民族博物館」で見られる360度の絵画は
このグルンヴァルトの戦いのものです。これも楽しかったな~
この階にお土産屋さんもあります
そしてちょっとだけ飾ってある2階(日本の3階)へ。
本当に階段上って廊下の通路に少しだけコインコーナーがあるだけでした。
本来は巨匠の作品と芸術装飾のコーナーがあるのですが一時的に閉鎖中。残念。
しかしこのコインコーナーも楽しかったです。
お札もあって、特にこのハンコ式の昔のポーランドのお札に興味津々!
細かいですね~数字は交換可能になっていました!
こんなのいつか彫ってみたいです。
現代美術(20~21世紀コーナー)へ。
「レゴの箱を解体しただけではないのか?」というものが飾ってありましたが、
これもアートなのか・・・何か隠されたメッセージがあるのか・・・
私には分かりませんでした。
館内の装飾品も素敵です。このベルいつ鳴らすんだろう?
0階に戻ってきて、今度はアフリカ展の方へ。
こちらはまたハイテクです。
子供も楽しめるタッチパネルのゲームテーブル。
美術館に飾られているものの絵合わせのようなもので対戦も出来ました。
コーラン(?)のようなものがかかっている中とても落ち着いた色の雰囲気で
ゆっくり見ることが出来ます。
先ほどゲームで絵合わせしたものが本当にあって普通に見るより楽しめました!
美術館の興味戦略に上手くはまっています。
見るところが多くて、あっという間に時間が過ぎます。
ついに発見!!!!
ワルシャワ観光中ならきっと必ず見るであろうこの少女の絵。
国立博物館の宣伝に使われている絵なのですが、
壁と壁の間にさらっとあってびっくり!
ということで、気付けば外も真っ暗!
私も主人も特に美術が大好きなわけではなく、
主人は「しばらく絵画はみなくていいや」状態になり、
私は美術館は好きですが、知識があるわけではないので十分満足できました。
そんな2人がのんびり歩いて過ごした時間は2時間半!
特別展がもし全部あいていたらきっと3時間以上はかかったでしょう。
よろしければ滞在時間の参考にして下さい^^
春夏は中庭にカフェが出て噴水や植えられている花壇も綺麗です。
お時間がある方是非どうぞ~!
*すぐ隣には軍事博物館もありますので、興味のある方はそちらもどうぞ!*