Château de Versailles
ヴェルサイユ宮殿に行くなら公式サイトの日本語版が非常に便利!!
もしくは、日本人旅行者用のかわいくカラフルに書かれているこのサイトもおススメです。
Jams Paris
ヴェルサイユ宮殿では入る前から
「ミュージアムパスが使えない(並ばなくてはならなかった)」
「セキュリティの効率の悪さにイライラ」というあまりいい状態ではなかったのですが、
(詳しくはこちらの前記事からどうぞ)
中に入ったら、そこは本当に宮殿!
わぁ~と思わず開いた口がふさがらない、そんな宮殿内の写真です。
写真クリックすると大きな写真が見れますのでよろしければ大きくして見てみて下さい^^
下から見上げるとまた上も綺麗で、出来ることなら中を歩きたいですね!
部屋を移動していくのですが、途中途中に説明の言葉はないのですが見ていれば分かる
3Dのようなヴェルサイユ宮殿の映像が常に流れていて、その部屋に来たら見て、
納得したらまた次の部屋に移動してというような繰り返しでした。
この映像がとても綺麗で、かつなんだか遊園地にいるような、カメラワークがぐんぐんすごくて、
広大なヴェルサイユ宮殿を一気に見れるのがとても楽しかったです。
年代ごとに、このときにはここにこれがあって、
次の年代にはこれが建てられて、と映像で分かりやすく説明してくれるのがとても良かったです。
まるでディズニーランドのようです!いやこちらが本家ですね!
このヴェルサイユ宮殿の庭園がミッキーマウスに見えるというのが一時期流行っていました。
確かグーグルアースだかストリートビューが出てきたときかな?
本物(と言っても模型ですが)現地にいけたのが嬉しかったです。
宮殿内は特に迷うこともなく、ずっと流れているので流れに乗ってそのまま進んでいきます。
そういえばこれは一方通行だったのかな?
あんまり逆送している人見た覚えがないし、ある部屋では戻ろうとした人を
監視員さんが怒ってたのも見たので、一方通行なのかもしれません。
引きでとらないと、どこも大きすぎて、でも全体が綺麗で、
一人で端っこまで走って迷子にならないように戻りました。
「え?こんなとこに!?」と、ちょこちょこ出てくるお土産屋さん。
先ほどの王室礼拝堂の2階部分だと今気付きました。^^;
見たときは「また個々にもこんな綺麗なところが!」なんて思っていました^^;
中には入れません、このようにロープが張ってあります。
天井絵がここからは良く見えるのでここもじっくり見なくては!
<ヘラクレスの間と天井画>
広い部屋に出ました。
このアラベスク模様というのでしょうか、ダマスク柄というのでしょうか、
こんな模様が大好きなので、天井の絵ももちろん素敵なのですが、
私は壁のグリーンの生地にうっとりしました。
*ちなみにアラベスクとはモスクの壁面装飾に通常見られるイスラム美術の一様式で、幾何学的文様(しばしば植物や動物の形をもととする)を反復して作られているもの、
ダマスクは 裏地のある絹、綿、リンネル、羊毛の合成繊維の衣服・織物で、
織り方にパターン化された模様を伴うもので日本語では緞子(どんす)と言うそうです。
ダマスクは織物のことだったんですね!
そして緞子のどんの漢字初めて見ました!糸偏漢字大会に使えますね。笑
王宮だと、金に赤い壁紙でも、違和感がないのがいいですね。
これを普通の家じゃ出来ないな~いいな~なんて思いながら、
正直なところルーブル美術館でしっかり見てきてしまったためちょっと飽きてきてしまった^^;
それにしても、今もいらっしゃるのかもしれませんが
昔の彫刻技術というか装飾技術には本当に驚きますね。
何故これがこのまま今まで続かなかったのだろう・・・?
あ!もしかして!ついに次のお部屋は・・・!!!
第一次世界大戦後、ベルサイユ条約もここで調印された。
「おぉ~ここがあの!!!」
と、なんとも適当な喜び方だったんですけども^^;
テレビや写真で見すぎて、モナリザ同様、
そこまで新鮮というわけではありませんでしたが、
天井絵の長いこと細かいこと!!!
同じ写真に見えますが、進んでいます。
ずっと上向いて歩いていました。
写真はちょっと明るく撮ってるので実際はここまで明るくないのですが、
それでも黄金なのに落ち着いた雰囲気の鏡の回廊。
人もどんどん流れてくるのでボケッとはしてられません!笑
<戴冠の間>
ノートルダム大聖堂で行われた戴冠式の絵。
ナポレオンは自ら冠を被ったために
代わりにナポレオンが王妃ジョゼフィーヌに戴冠するという創作画だそうです。
すごく大きな絵で迫力がありました。
このあとはあまり写真をとらず、気付けば出口に出てしまい、
その後また小さな部屋がある方へ。
よく見てなくて、覚えてないのですが、
そこにも綺麗な家具と共に部屋が沢山ありどこも綺麗でした。
個人的にはこの小さな白いパイプオルガンがある部屋がお気に入りです^^
天井はあまり高くないからなのか、通路も狭いからなのか、
(本当に家の中を通してもらっている雰囲気)豪華さも半減?観光客も
かなり流れるスピードが速く、
さささーと流れにまかせて終わってしまいました。
「どうやって裏の庭園の方にいけるんだろう?」と良く分からず、
人の流れを目で追って、やっと出れた庭園!
がしかし、やはり冬だからでしょうか、そんなに緑が綺麗とも思えず、
噴水も出ていなかったような?
とても殺風景でした。
春夏は本当にきれいなんだろうなぁ・・・
この庭園というかもう敷地全部ですが、実はまだまだ見るところあったのです。
が、しかし、私がまず疲れてしまって、外を歩く気力がなく、おまけに寒い!
風が冷たくて、写真も撮ってる場合ではなかったのです。
さっきまで中にいた宮殿本体(?)の目の前だけぐるっとして、
この日はまだ行かなければならないところがあったので、離宮はまたの機会に。
ということで、ヴェルサイユ宮殿をあとにします。
来るときは変な所から入ってしまったので、
帰りは正面入り口から出ました。
一部金の塗装が塗り替えられてなくて、一部はものすごくキンピカなのに、
一方は古く、若干の人工感を感じました。
さて、帰りは来た時のヴェルサイユRD駅から帰りたかったのですが、
正面から出ると違う方も近いところがあるので
そちらへ行ってみることに。
宮殿すぐ近くにあった、ホテル?
まるでホーンテッドマンションのような雰囲気で、どっしりとしていて、
色も鮮やかではないのにこの華やかさは何なのでしょう!!
フランスの建物は本当に綺麗ですね。字体もかっこいい!!
歩いていたら、お洒落な古本屋さんがありました。
中には入らなかったのですが、(ちょっと入りたかったけど・・・)
本の他にも奥には家具もありそうな、何でも屋さんだったのかもしれません。
さて、そして私たちが帰りに使った駅は、
Versailles – Chantiers駅。
ヴェルサイユ宮殿に一番近い駅で、
私たちが最初に間違って買った行き先です。^^;
主要駅ではあると思うのですが、
特別大きいわけでもきれいでもなく、まわりも工事していたせいかもしれませんが
目立ったものはありませんでした。
時刻表も、空港にあるパラパラっとめくれる古いタイプのもの。
初めてのポーランド語と同じ現象ですが、フランス語も読めない~!!><
アルファベットの羅列を見てもその単語が頭に入ってこなくて、
ヴェルサイユ宮殿へのアクセス(地図で駅の場所確認して下さい。)
★RERのC線で RERのC線でヴェルサイユ宮殿にお越しの場合は、「パリ-Versailles Rive Gauche(ヴェルサイユ・リヴ・ゴーシュ)間」(ゾーン1-4)のチケットをご購入ください。
注意 :「ticket T+」の有効範囲にヴェルサイユは含まれていません。
★フランス国有鉄道(SNCF)で
パリ・モンパルナス駅からVersailles Chantiers(ヴェルサイユ・シャンティエ)駅に到着
パリ・サン・ラザール駅からVersailles Rive droite(ヴェルサイユ・リヴ・ドロワット)駅に到着
もしくは私みたいにラデファンスからでも。
RERとSNCFの電車の時刻については www.transilien.com を参照
★ベルサイユ・エキスプレスで
パリのエッフェル塔からヴェルサイユ宮殿への送迎を提供しています。
火曜日から日曜日まで:毎日2便、8時(帰還12時30分ごろ)と14時(帰還18時ごろ)
パリ発の送迎、乗り場はポールドシュフランPort de Suffren(エッフェル塔のふもと、パリの観光船Vedettes de Parisの駐車場)です。
予約はこちらwww.versaillesexpress.com
<チケットの詳細はこちらの公式HPから> おすすめは、ミュージアムパス!しかしパリ滞在中に3箇所以上行かないのであれば、 ★1日パスポート18ユーロ
★2日パスポート25ユーロ
広いので、ヴェルサイユ宮殿を中心に観光に来られた方は2日間パスあってもいいと思います。それくらい広いです。
*チケットはオンラインで買えるので、先に買っておく事をおすすめします。