これまたずっとやってみたかったものの一つで、昨年末からやり始めはまっています。
なんと言ってもこれは、ただ作って楽しいだけでなく、実用的なのが魅力。
そしてごみも減る!これはいいですね!
染めればとても紙には見えない仕上がりに!
まだまだ教えられる程上手くないのですが、きっと作り方は本物と同じはずなので、
「使えればいい!」くらいの気持ちでまずは挑戦してみて下さい^^♪
★準備するもの****************************************************
・作りたい大きさの箱(ダンボールでも缶でも何でもOK)
・沢山の紙(新聞紙→ツルツルした広告→コピー用紙の順で作りやすいです。)
・厚紙またはダンボール
・のり
・串(焼き鳥ぐらいの細いもの)
・はさみ
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*そんなに大きくなく、かつ丈夫さもそこまで必要ないものという体で説明します。
作りたい大きさの箱を用意します。
そして底と同じ大きさの厚紙を2枚用意します。
紙を切ります。
新聞紙なら1面を広げて、片面の縦1/4がいいと思います。
1/3または1/2でもいいと思いますが、大きいほど硬くなるので初めての方には少しやりにくいかもしれません。
<まずは素材の紙棒作り>
新聞紙が無かったので、代わりにコピー用紙を縦に1/4したものを使っています。
(*駆使→串の間違いです。) |
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上にライン1本だけにしてみます。
これを上に、裏にして丸めていくと・・・ |
するとラインと白だけが表に出てきます。
こんな感じです。 |
端だけが白いものであれば、白い棒が作れます。
片面の端だけ白ければいいので意外と柄なしの棒が作れると思います。
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★コツは、巻き始めはしっかり、そして右手は最初のところを押さえながら、
左手を滑らせながらずらしていって、広がらないようにいい具合にしっかり固めながら最後まで。
強すぎると、この覚悟がどんどん急になっていって短い棒になってしまいます。
均一に巻くようにしましょう。
これは慣れです!やっているとすぐ慣れていきますので諦めずに!
しかし一度折れた紙はもう駄目なので、潔く諦めて次の紙にいきましょう。
最後を糊でつけて、串を抜きます。
左:巻き始めは少し広がっていて、後で被せる方。
右:巻き終わりの方は細く、挿しこむ方となります。
紙棒をこれでもか、というほど沢山作ります。
予想以上に消費しますので、頑張って根気よく、沢山作ります。
力を入れすぎたり、一気に作りすぎると親指に水ぶくれが出来ます(笑)
<形にしていきます>
棒同士の間隔の狭い方が、 例ということでこのまま進めます!
頑丈でしっかりした物が出来ます。
*ちなみにこれは感覚が広すぎて失敗しました。
一つ一つしっかり1回で折っていきます。
1度折るともうピンとしなくなってしまうので、折り目は少ない方が確実に綺麗で丈夫です。
楽しくなってきて、どんどんやりたくなりますが、逸る気持ちを抑えて一つ一つ丁寧に!
最後だけはどうしても折れてしまいますので、なるべくボキボキにしないように入れます。
<編み方>
編み方には色々あるようですが、
一番簡単で一般的なのはこちら。
目が細かくちゃんとやればきっちりした綺麗なかごが出来上がります。 |
そしてほぼ同じなのですがこっちの方が早く綺麗に出来る気がするのが、こちら。
私はこれで編むことにします。 |
↑調子に乗って2本でやっていますが、失敗したのでまずは1本でやってみてください。
1本でやっているときのもの。
元の箱の大きさが違うので、幅も違うのですが、こんな見た目になっていきます。
★編み始めは新しい紙棒をつなげて長めにし、半分に折って(つなぎ目が折り目にならないように!)
上下交互に縦糸に編んでいきます。
★基本となっている箱に沿ってきっちり編んでいきます。
★編んでいる最中に、縦糸がいちいちはずしてはつけるのが面倒になりますが、
安定するまではちゃんと止めておかないとあとでゆがんでしまうので、
まっすぐ垂直になるようにチェックしながら横糸を編んでいきます。
★紙棒はつぶさない方が見た目が綺麗でかつ丈夫です。
★縦糸にあたるところを折りながら編んでいくととても仕上がりが綺麗です。
編まないと縦糸より横糸の方が強くなってしまったりして見た目の「目」が安定せず綺麗に見えません。
(しかしこれが難しい!)
最後は隣の縦糸にくるっと巻いて・・・ |
仕舞います。ここで糊付けし余りを切ります。 |
もしくは、くるっと巻いて、隣の輪へいれず、その手前で折って隣の輪の先と折った先を糊付けして
あまった部分は切る、というのも手です。
この最後については実は私もやり方がわからず、今とりあえずやっている段階です。
探しているのですがやり方が書いてあるものが見つからず・・・どなたかご存知でしたら最後の閉じ方教えて下さい!
この画像がおすすめです!(2015/01/18追記)
そして完成!1本でやったもの。 |
2本でやったもの(失敗) |
2本のものは、1本でやるよりも、かなり気をつけて折らながら編まなくてはいけないのと、
折る方向も大事になってくるので、それに気づかずこんなのびのびになってしまいました。
使えなくは無いので、これはこれでどこかで使おうと思います。
この後に、仕上げとして、スプレーペイントで染めて、茶色なら本物の籠っぽく、
またカラフルなものでもかわいいです。
その後に、リボンや内側にリネンのうち袋なんかもつけたら完璧ですね!
私はまずスプレーを買ってこなければ・・・!
*********************今までの遍歴*********************
第一弾:見よう見まねで作ったとき。
*新聞紙を大胆に横半分に切ってかなり厚い&大きい棒でやりました。
ものすごく硬くて丈夫なのですが、あまりにも適当すぎました。
編み方は一番最初の1本ずつ入れていく方法で編んでいます。
見た目はふにゃふにゃですが、こんなでもとても丈夫でそして重い!
今は靴置き場となっています。
第3弾あたり:何度かやるうちに勉強したので、
新聞紙は一面半分の縦半分で作りました。
しかしまだ棒はつぶしてやるもんだと勘違いしており、かなりマシにはなったものの、
なんだか違和感を感じて、再び違うものを作り続けました。
これは高さがあるので、りんご入れとして活躍していました。編んであるだけあって、
歪みはしますがそれでもりんごこれだけ入れてもしっかりキープしてくれています。
今はみかん入れとして活躍しています^^
★第4弾、5弾あたりで、紙棒は折ってはいけないことに気付きました。
第6弾あたり:新聞紙がなくなり、代わりにコピー用紙の裏紙でトライ。
★A4を縦半分でやりました。
★串を使うことを覚えました。
★しかしコピー用紙は丸めるところから大変なことに気付きました。
A4半分使っただけあって、かなり頑丈でしっかりした物が作れました。
棒を作るのが大変でしたが、これはかなりの重さにも耐えていて、側面も歪まぬ頑丈さで今でもお味噌汁入れとして毎日活躍しています。
(ガイドしたお客様方にお土産に頂いたものです。ありがとうございました!)
第6弾あたり:基本の円形が作ってみたくて、
試しにやってみました。
少し新聞紙を手に入れたので編んでいたら足らなくなり・・・
「同じだろう!」と思ってコピー用紙を再び使ったら一回り大きくなってしまいました。
途中で紙を変えるとこんな目にあいますのでご注意!!
第7弾あたり:大きな籠にチャレンジ!
底も編んでみたい!と思って始めたものの、予想外にすかすかになってしまい、
その割には回りはかなりしっかりしている大きな籠ができました。
「中に厚紙しけばいいや!」と結局敷いて、棚の整理に役立っています。
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慣れては来たものの、まだまだ。
しかしとても楽しいので紙が出てきたらまた作ろうと思います。
世界中にかわいいものを作っている人が沢山いて、全部欲しくなってしまいます。
たとえばこんなものも作れるんですよー!
<りんごかご>
<バードフィーダー(鳥の餌あげる場所)>
CDRのケースを使っています。これもいつか作ってみたい!
<葉っぱのフルーツかご>
ちょっとした飾りに!これが作れるんです!
これだけ!最初のハートを保つのが難しいですが、
慣れると出来ます。
もしくは、硬めに巻いたものでやったり、
針金で土台作っておくとなんでも出来ますよ♪
趣味の一つに!是非挑戦してみて下さい~♪