ポーランドのテレビ番組はほとんどがニュースかドキュメンタリーかスポーツか映画。
中でも夜は映画しかやってないんじゃないかと言うくらい、
普通のチャンネルは映画を毎日20時~夜中までやっています。
毎日3本は見れるので、私も今まで見たことがなかった洋画を沢山見ました。
といってもポーランド語吹き替えなのであんまり分かっていませんけども・・・笑
そして大体の映画で苦労するのが、
番組表のタイトルを見ても何の映画だか分からない。
というのも、ポーランドでも元のタイトルからポーランド用に変えてしまうんです。
(ハリーポッターなど名詞だと変わらないようです。)
今夜また同じ事がおきたので、こんなこともあるよということで紹介します。
本日の20時からやるTVP2の映画は
ポーランド語で「Znamię」
「なんだそれ」
といつものようになります。
まずポーランド語タイトルから日本語タイトルを探すのは非常に困難なので、
英語タイトルを調べます。
すると、
「Dragon fly」
あれ、ドラゴンフライってなんだっけ?と思いつつも、
そんなタイトルの有名な映画あったかなと頭にないのでそのタイトルから日本語版を探します。
そして、分かった。
「コーリング」
あぁコーリングか!!
コーリングもcalling だと思うので、何故英語のタイトルをわざわざ英語に直すのかがわかりません。
ちなみにZnamięの意味は、マーク。
Dragonflyの意味は、トンボ。
コーリングはcallingだろうから呼んでいる。
なんでそうなったの!?
ちなみにコーリングのストーリー↓
“医者のジョーは、ボランティア医療にベネズエラへ 向かった妻の小児科医のエミリーを現地の事故で亡くしていた。あるとき彼がかつてエミリーの患者だった少年と会うと、なぜか彼はうわごとで自分の名前を叫 んでいた。後日回復した彼によると、エミリーに助けられたという。その後もジョーの周囲で次々と不思議な現象が起こり続け、死んだ妻と関係があると睨んだ 彼はベネズエラ向かう。” wikipediaより
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ということで毎回映画を見るときは、タイトル探しに苦労します。
そしてポーランドで映画を見たことがある人はきっと驚くであろうことがあります。
それが吹き替え。
吹き替えと言っても、日本のような吹き替えではありません。
単刀直入にいうと、
「おじさんの朗読」です。
いや、音読でもいいかもしれません。
それくらいの棒読み。
老若男女、全て台詞を一人のおじさんがかぶせて読みます。
かぶせてというのは、実際映画のそのままの音声も若干残っていながら、
音大きめでおじさんの声が常に同時に流れているのです。
なんて邪魔なんだーーー!
残念ながらうちのテレビではこの音声が消せないため、
また英語のサブタイトルも出るのと出ないのがあり、
出れば英語のサブタイトル見ながら、
しかしほとんどでないので、その時はポーランド語のサブタイトルみながら、
おじさんの声も聞きながら、できれば本人の声もききながら頑張るのですが、
映画はそんなにがんばってみるものではないと思うのです。
そもそも私は普段あまりテレビを見ないので、映画も飽きてしまいます。
ハリーポッターのような映画だとたまにポーランド語で吹き替えてあるのですが、
9割方の映画は全部このような感じです。
慣れるまでが大変です。