先日、仲良しの友達の家に遊びに行ったときに、
「カオリに貰ったこれね~小さくなっちゃったのよー」と3歳の子供がいるお母さんが見せてくれました。
以前日本からのお土産でユニクロのもこもこウェアーを買って行ったのですが、
やっぱり子供は大きくなるのが早いですね!
やはりまだまだ服は1シーズンで着られなくなってしまうほどの成長力。
でも、せっかく気にいってくれているし、見た目もまだまだきれいでもったいない!
すでに最高気温マイナスの中、それでも散歩に行くのは普通のポーランド。
これからもっと寒くなる中、きっとこれはまだ活躍できると思うので少し工夫することにしました。
「小さくなった」ことの問題は、実際には「袖がみじかくなってしまった」だけとのこと。
丈はまだ大丈夫だそうなので、
「じゃあベストにして、残りはミトンにするっていうのはどう?:D」
と提案してさっそく一度お持ち帰り。
帰ってきてすぐにスタート!
1.まず袖を切り落とします
この時、この袖はラグランではなくもとからパーツパーツで縫われていたものだったので、
ほつれないように縫われているところの外側ギリギリで切り落としてこれで完了。
ベストにするならこれだけ!
簡単ですね^^
ベストは、着ているのと着てないのでは全然温かさが違うほど意外と重宝するもの。
背中(特に上の方)、肩をあたたかくするのが寒さ対策にはいいのですよね。
だからケープというものが存在するんだと思います。
そして勿体無い星人の私。
切り落とした袖の部分で手袋(ミトン)を作ります!
あらかじめ、私は友達から子供の手袋を借りて型紙に大体の大きさと指の位置を
紙に写してきたのですが、型紙が無い方はこのブログがおすすめです。
英語のページですが、子供用ミトンの作り方と無料の型紙がダウンロードできます。
また作り方も写真付きでわかりやすく書いてあるので1から作ることが出来ます。
私はこれのSサイズを切って全体のサイズの参考にしただけなのですが(作り方が違うので。)、
使わないセーターや毛布、ブランケットなどがあったら、是非リサイクルして
作ってみてはいかがでしょうか^^
私も不要な服をまた見つけたら作ろうと思います♪
さて、私のミトンの場合ですが、
手首のところはそのまま活かしたかったので、まず外枠の大きさで切ります。
そして大事なのは親指の位置、太さ、長さ!
これも型紙作ったときにメモしてきたのでクリアです。
実際は、ここでなくてもキッチンのミトンのように横につけるだけでも良いと思いますし、
リンクにあるように、3つのパーツに分けて縫い合わせるのも良いと思います。
私はどうしても手首のところを切りたくなかったのと、
どうせなら縫い合わせる面もな少なくしたかったのでこんな感じに。
親指部分は残った上の部分のあまり布を使って、作りました。
全ての工程において、このもこもこフリースがポロポロとれていくので、縫い合わせるときは
きっちり綺麗に並縫いをしてからそのあと上からかがり縫いをしてほつれないようにしました。
それから、風が入りにくいように&取れにくいように、
手首から3cmほどのところにゴムを縫い付けてきゅっと少し締まるようにしました。
手縫いでゴムを縫い付けるのは難しいですね!引っ張りながらどうすればいいんだと悩みましたが
とりあえずなんとか出来ました。
そして完成です!とっても簡単!!
外からはゴムが見えませんが手を入れてみるとちょっと締まるのが感じられるので
無いよりはいいかな・・・くらいのものに^^;
使ってくれるかな~♪
着てくれたらまた写真撮りに行こうと思います♪
子供用だけではなく大人用としてもいい活用法だと思います。
ベストは動きやすいので家で着ているのにも最適。
是非作ってみてくださいね~♪