帰りの電車は幸いなことにクーラーがかかっている電車でした。
予定より1本早いものに乗ったのでこの電車は予定より30分長くかかるものだったけども
クーラーがついていれば問題なし!!と思いきや・・・
ちなみに車両はこんな感じです。きれいです。ゴミ箱もついています。充電も出来ます♪
クーラーの中寝て帰ろうと思ったら、バカ騒ぎの同い年くらいの女性7人が乗車。
もうとんでもなくうるさい。
どうやら、来週一人が結婚するらしく、結婚直前の最後のシングルナイトみたいなもので
海で女だらけのバカ騒ぎパーティー(海外だとよくある文化です)のようです。
すでに酔っ払っているみたいでさらに声が大きすぎて耳をふさいでも意味が無いほど。
残念ながらポーランドでは電車の中は特に静かにしなきゃいけないという決まりはないので
うるさいのはしょうがない、誰も注意は出来ないそうです。
唯一いいことといえばポーランドはお店以外でお酒を飲めないので
「缶ビール片手に」ってことがなくていいですがでも酔っ払って乗ってきたら
大差はないですね・・・もう下品すぎてみていられない聞いてもいられない。。。
途中からお父さんと一緒に5歳くらいの女の子が乗ってきて、
ものすごく可愛くて話してはいないけどもジェスチャーだけでやりとりしててとっても
楽しかったんですが、女の子のお父さんが私と関わることに物凄く怒ってて、
私の前の席空いてるのにずっとドアの前で地べたに座ってて・・・
女の子が「あそこあいてるから座ってもいい?」みたいに指差して言っていたのに
「Nie!!!!(No)」とお父さんが怒鳴ってて、そんな拒否しなくても・・・と
私も悲しかったのですがついに女の子は泣き出しちゃって。
私も気になって目が合うと笑ってくれて私も嬉しかったんですが、
途中からは完全に見えないところに移動されてしまい・・・私も泣きそうになりました。
何がダメなの?
彼にも「ほら泣いちゃったじゃん、だから無視しろっていっただろ」って言われて、
「いやそれおかしいでしょ。私も女の子も何も悪い事してないよ。怒るべきはあのお父さんの教育じゃない!?席あいてるのに座らせない、女の子は1時間もおとなしく我慢しなきゃいけない、私が相手してあげられたのにそれも一度も私を見ずに全否定するなんてひどすぎる。あの子はただ遊びたかっただけなのに。」
思い出して今また涙が止まりません。
私の事見てないんだから外人だからという理由でもないかもしれませんが、
頑なに小さい子供の楽しみを無視して一切やらせないっていうのはどうなんでしょうか。
お父さんは過去に何か知らない人に何かされてトラウマでもあるんでしょうか。
私がポーランド語ペラペラ話せればお父さんにも話しかけて知らない振りして
目の前座ってやろうかとも思いましたが結局私もそれ以降はおとなしく座っていました。
女の子が先におりていったんですが、下りるときも人々の隙間から手を振ってくれて。
真っ先にはおりず、他の人がおりるのを待って私を一度見ようとちょっと待っててくれたんですが
すぐお父さんにひっぱられちゃって。
それでホームにおりていった女の子に最後だけでも手振りたいと思って探してみたら、
女の子も私を探すように歩きながらこっちを見ていてくれたんです。
「あの子も探してたね」って彼にも言われてもう悲しくて悲しくて。
残念ながら気付かなかったみたいだけども最後まで女の子も私を探してくれてたのが
本当に嬉しくて同時に悲しくて、涙をこらえるのが辛かったです。
ほんの少しの間だったけど、バカ騒ぎしている女達にイライラして本当にもうキレる直前だった私。
そんな時に乗ってきた女の子。女の子のおかげでイライラもふきとんで、
笑顔が本当にかわいくて、ちょっと恥ずかしがりで隠れちゃったりでも気になって
またひょこっと顔だしてはにこっとしてくれたりとても楽しい時間が過ごせました。
泣かせちゃってごめんね。
グダンスクの中央駅でおりていったから 明日会えないかななんて
ちょっと思いながらソポトへ帰りました。
せっかくなので海でしばし休憩。
私はシーグラスがほしくて探していたのですが、そうやら考えることはみな同じようで
1つも見つけることは出来ませんでした。残念。
代わりに小さな貝殻たちを拾ってきました。
日が暮れてくると浜辺のクラブような場所で音楽が流れ始め人も集まってきました。
こういうときでも浜辺で個人的にはお酒飲めないのはかわいそうだな~と思いましたが、
でもそこらじゅうにお店あるから同じか!と納得。
私は一切飲まないので嬉しいですけどね!
ランタンを飛ばし始める人がぽつぽつ出てきました。
理由は分かりませんが、こうして夏至の日でなくても、
ポズナンでなくてもランタンは水辺ならよくみかけます。
どれくらい浮いてるんだろう~と一つずっと見ていたら、
結構高いところまですぐに行って、風にのっていきなりスススーと動いて、
上空は風が強いからだと思いますが中の蝋燭が消えて(もしくは燃え移って焼けてから消えて)
ひゅーっと落ちていくまで見ることが出来ました。
意外とすぐ落ちちゃうのね笑
なかなか浮かすまでが大変なようで、しばらく頑張っている人もいました。
これあんなすぐ落ちちゃうんだったらポズナンのランタン祭りなんていったら
どんだけゴミだらけになってしまうんだろうと現実的な心配をしてしまいました。
この浜辺は本当にきれいでゴミが全然なく、きっと掃除してくれる人がいたり
人々もゴミに関してはマナーがいいんだと思うのできっとこのランタンの落ちてしまったあとも
次の日にはなくなってることかと思います。
22時過ぎ、いい加減くらくなってきたので家に戻る途中。
こんな時間でも人は沢山。老若男女関係なく沢山です。赤ちゃん連れも関係なく沢山!
お店も珍しく22時まで開いているところが多くて、
この辺は夏で1年分稼ぐそうですから今働かずしてどうする!ですね。
セクシーなお姉さんが沢山いました。やっぱり足が長いっていいなぁ。
ということで1日目はそんなにおなかも空いていなくてコンビニでフルーツと水だけ買って帰り、
ちょっと食べてすぐ寝てしまいました。日差しは体力を奪いますね。
2日目
朝ご飯に近くのナレシニキ(クレープ)屋さんへ。
可愛くておしゃれなお店でした♪
どれも清潔感があって色もポップでおしゃれ!
こういうお店は是非参考にしたいですね♪
残念ながらここもオープンテラスにしてあるので中は冷房がかかってなくて
ちょっと暑かったんですがまだ昼前だったのでなんとか大丈夫でした。
ナレシニキはクレープの意味ですが、
クレープというと日本人の感覚ならデザートの甘いクレープが思い浮かぶと思います。
デザートのナレシニキもあるんですが、ポーランドの場合は中身はお肉だったり野菜だったり
基本的に温かい物で主食になります。
写真の手前のナレシニキの中身はハムチーズ&トマトソース。
奥の彼のナレシニキは中身は鶏肉とマッシュルームをディル&ヨーグルトソースで炒めたもの
+ガーリックソースにサラダセットです。
デザートのナレシニキといっても、やっぱり日本のものとは違って、
バナナや生クリームはあんまりありません。
ポピュラーなのはカッテージチーズ+ブルーベリーやラズベリーなどをいれてそのまま、だったり、
ジャムを塗るだけだったりです。人によってやわらかい生地だったり、
4つに扇形に折りたたんで揚げて周りをカリカリにしたりするのもあって多種多様なナレシニキ。
生地が甘くないので何にでも合うんです。ポーランドに来たら是非試してみてくださいね♪
この後に昨日の教会のミサへ出に行ったのですが、入り口で横になっているおばちゃん1名。
どうやら熱中症になってしまったようで嘔吐し救急車で運ばれていきました。
その後も違うところで看病されているおばちゃんを見て、
確かにクーラーがかかっているところも少なく風もない日だと逃げ場が無くて熱中症に
なっちゃうよなーと自分も危機を感じました。帽子必要だったな~~~><
といいつつ、昨日の続きを・・・とシーグラス探しに来たのはいいのですが
やはり炎天下暑すぎて1時間もいれませんでした。
私も彼も水着を持っていなくて、もともと海は入らないのでちゃぷちゃぷだけしようと
思ったのですがしてられませんでした。
ということで、「じゃあグダンスク行くか!」
駅まで戻ってきていざグダンスクへ!
「(あぁかわいそうにあのインターシティクーラーついてないんだ・・・)」
暑さのあまり窓から身を乗り出す人々発見。
(写真見えますか?窓から腕を出して少しでも風にあたろうとしている人々です。)
インターシティってことは長距離列車。一体どこまで我慢しているんだろう!?
ソポトの窓口で切符を買います。グダンスクまでは3.80zł=150円弱でしょうか。
青と黄色の車両の電車がきました!
この車両は自転車やベビーカーOKな車両って意味でこうして書いてあります。
そういえばコペンハーゲンでもこんなのみたな!
残念ながらクーラーが効いておらず・・・なんでつけないんだ!
こんな暑いのに!(毎日34度前後)
途中の駅のこの駅、Gdansk stocznia グダンスク ストチュニアと読みますが、
ここは造船所で、もんのすごく大きなクレーンが沢山ならんでいて圧巻です。
近くに乗ってた子供たちも興奮してましたが、私もあまりの大きさ&数にびっくりしました。
これしかちゃんと撮れた写真がなく並んでいる姿を載せれなくて残念!
グダンスク中央駅に着きました。
木造のホームで派手ではないですがおしゃれです。
ちなみに改札機はこんな感じで黄色い箱が置いてありますので乗る前に刻印してくださいね!
行き先も場所によりますが大体ホームごとにこうして出てますので
(これは古い型です)方向間違えないようにしましょう。
さて、また出口が変なところからでて、ここはどこだ?状態だったんですが、
こじんまりとしていますがこんな姿の駅でした!
先に空港までの行き方をチェック。
上の写真の場所(駅から道路を渡った所)にこのグダンスク中央駅から
空港へ行くバスが出ています。(210番のバスがグダンスク空港へいきます。)
「Port Lotniczy」がグダンスク空港です。
この日は日曜日だったので1時間に1本しかありませんでした。
上の表が平日、下が土日祝日です。
ここからは空港まで36分です。
(14番目のストップですが行けば分かるので数えてなくても大丈夫です)。
グダンスクのマンホールはこんな柄でしたよ。
ということでここからメイン広場へ向かいます。
つづく。