今日は25年前、ポーランドがコミュニズム(共産主義)から
デモクラシー(民主主義)に変わった日だそうです。
日本でも有名なワレサ元大統領という方がいますが、
この人はこの時、民主主義になって初めて大統領になった人だそうです。(1990ー1995年)
私は社会が全く出来ないので民主主義が何かもよくわかりません。
のでこれを機に調べました。
社会主義・・・ある日突然近所の金持ちの高級車は便利そうだから近所みんなで平等に使うべきだとし、そうする考え。一見平等でよさそうだが実際は多数の貧乏人の横暴がまかり通った経済政策で問題点は、その高級車を手に入れるまでの努力を誰もしなくなること。
共産主義・・・社会主義を進め、真の自由と平等と反映を夢見させるもの。
結局平等に生きるにはまず一旦全ての人が家畜として平等となりそこから一緒に豊かになって行くしかないと考えた経済政策。が、問題点は家畜の管理人として独裁者が発生しやすく先に進まないこと。
↓
民主主義・・・ある年齢を超えると国民の全てが殿様になれる政治政策。権利を持つ人が沢山いるので何をするかは武力ではなく多数決で決める。
もともとロシアのひどい言うことをずっと聞いていなくればならない中で、
やっと解放されて、ある日酷い政治のやり方に怒ってストライキを起こしたリーダーが
ワレサさんでこの人はのちに大統領にもなったんだけども、
そのストライキのおかげで「お前ら国民をなんだと思ってんだ!」と言ってくれたおかげで
国民はひとつになれて、
これまた日本でも有名なヨハネパウロ二世もこのワレサさんの考えを支持したことから、
うまく移行して行ったんじゃないかと、思います。
(全然違ったらごめんなさい。)
今夜は特別番組もやってて、ワレサさんもスピーチしてました。
ワレサさんは田舎の人だそうで、(だから余計愛されるのだと思いますが)
彼の言動は村訛りのため、スピーチする度に笑いが起きるそうなんですね。
「でも今日は完璧だ!絶対誰かが用意したに違いない!笑」と彼が言っていました笑
どっちにしても笑われてしまう愛らしい白ヒゲのおじさんです。
ちなみにワレサさんの名前は正式にはヴァウェンサです。
スペルがwałęsaなので、このłとęがlとeで読まれてしまったんですね。
wもポーランド語ではヴの発音なんですがワ行で読まれてしまっていますね。
歴史や政治など、社会でくくられるものはとにかく苦手なんですが、
ポーランド人は日本人と比べて歴史にも政治にも興味を持っているように思います。
若いのにえらいねぇと思ってしまいます・・・いえこうあるのが普通なんですよね。すみません。
ポーランドは共和国なんですが、
共和国って何。
ということでついでに調べました。
共和国と君主国というものがあるそうで、
共和国は君主をおかずに大統領が国家元首になっている国。
例えばアメリカ、韓国、ロシア。
北朝鮮は共和国と言いながらも事実上は君主国のような・・・。
一方君主国は、例えばイギリス。
そして日本はどうかというと、一応君主制なんだそうな。
天皇がいますもんね!
でも実際は立憲君主制となるそうでここから調べ始めたらもーーーーー
私の苦手な社会ワードがどんどん出てきてわからなくなったのでここでやめます。
そして地域ごとにも大統領がいます。同じようにプレジデントと呼ぶので、生活の中で、
「ちょっと政府行ってくる」「ちょっとプレジデントにお願いしてくる」なんてことがあって、
どんだけ大事かと最初はびっくりしたものです笑
ポーランドに来たおかげで、今まで無視していたものに少し興味がわいてきました。
ガイドする時にもポーランドの歴史はかなり大事ですしね。
歴史深い国ですよほんと。クラクフはまた特に面白いです。
ということで今日は歴史的な記念日なのでした。