ポーランドは基本的にバス、地下鉄、トラムどれも同じ会社が運営しています。
JRが全部統括しているようなものだと思ってください。ポーランドはZTMです。
なので、チケットも全部共通です。
一枚買えば全部に乗れます。
そしてそのチケットですが、ちょっと変わっています。
日本のものは距離で「ここからここまではいくら」って決まっていますよね。
ポーランドも長距離移動するときはそうなんですが、それはもう普通の電車ではないので
それはまた別の機会に。
BILETY(ビレティ) はチケットという意味です。
こんな自動券売機がいろんなところにあります。
大体バス停の近くか、メトロの近くにあります。
これはポーランド語か英語で表示が選べるので英語がわかる方はOKですね!
チケットの種類は、
・片道券(NEW75分券として使えます)
・20分券
・40分券(2014/08/18現在これらは廃止されました)
・60分券
・1日券
・3日券
・週末券(NEW) ・・・といろいろあるのですが、観光なら1日券がおすすめです。
写真のものは、上の白いものが20分券、真ん中は刻印後こんな感じで日付と時間がつきます。
下のは1日券ですが、学生用の券なので安いです。
普通は1日券は15zlです。
なので、もし時間気にせず一日観光するなら15zlといっても500円位なのでこれを買うことをおすすめします。メトロもトラムもバスもこれで乗れますから。
見た目が違いますが、券売機で買うと上の白いもの、
LUCHやキオスクなどの小さいお店で人から買うとしたの色つきのものになります。
なんで違うのかはわかりません。
片道券というのは、エリア1以内であればどこまででもいいのでとりあえず片道の料金です。
目的の場所が何分かかるかわからない場合に買うといいと思います。
エリアは1,2ありますが、2はもはや郊外なので観光客は使うことはないと思います。
その他の時間券はそのままです。
片道券(75分券)なら、最初に乗ったものから75分以内はなんでも乗り放題です。
たとえば・・・
ワルシャワショパン空港からDWCENTRUM(中央駅)へ→バスで30分弱
トラムに乗り換えて10分でホテルへ
この場合最初にバスに乗るときに刻印してトラムに乗るときは刻印しなくていいんですが、
これで20分以上かかってしまうのでで75分までOKな券を使うわけです。
バス、トラム、メトロは共通のチケットなので改札もそのまま入れます。
最初に乗ったときに刻印をします。(これはバスです)
こんな黄色いBOXが乗り物には必ずついているので探して刻印をしてください。
入れると日付と時刻が刻印されてでてきます。
あとはなくさないように持っているだけです。
チケットはたまにいきなり乗ってくるチェックする人が一人ひとりちゃんとチケット買って時間以内のものを持っているかチェックしにきます。
毎回ではありませんが、これでチケットを持っていなかったり、不正なことをすると、罰金です。
いくらか忘れてしまいましたが、チケットはとても安いものなのでちゃんと買って乗りましょうね。
あんまり乗らないのもありますが、私はあまりチェックする人にあったことがありません。
セントラルに住む友人の話だと彼女は毎日乗るのでよく見るそうです。
旅行者がよくつかまってるみたいです。
旅行者はこのシステムを知らずに乗っている人が多いので、
切符は買ったけど刻印し忘れてたりするとそれでも罰金です。気をつけましょう。
一度刻印すればあとはトラムや地下鉄に乗り換えたときには刻印しないで大丈夫です。
乗車中チェックする人が来たときにだけ見せなくてはならないので下りるまで捨てないようにしてください。
でも、時間が過ぎたものは不要なので使用後は捨ててしまって結構です。
ポーランドの多くの人は定期をもっているので、あんまり刻印するのを見ないかもしれません。
またチケットは運転手からも買えますが、その際は片道券のみです。
もしくは、大きいバスだとバスの中に券売機があるのでそれでも買えます。(コインのみ、またはカード払いのみのこともあるのでご注意。)
走りながら買うので時間の定義がいつからか曖昧ですけど買っている間は焦らなくて大丈夫です。
バスもトラムも新旧あるのでなんとも言えませんが、新しいものは次どこへとまるかのアナウンスと液晶モニターもついているのでそれを見ればわかると思います。
ただ、ポーランド語ってほんと読みにくいんですよね。
ローマ字読みでいけるものといけないものがあるので難しいところです。
まず聞き取るのは容易ではないのでついたバス停の文字を見るか、液晶がついていればそれで見るか・・・英語表記はないので頑張りましょう!